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2020年7月のアーカイブ

塾もサバイバル…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月13日 6:33 PM
  • 未分類

ここに来て、新規入塾の問い合わせが急に増えて来ました。今年はコロナの影響で、3ヵ月間新規募集をストップしていたのですが、6月中旬から募集を再開した途端に問い合わせ・入塾手続きが相次いでいます。一番多いのは小学生の低学年と高校生ですが、この1週間は中学生の問い合わせが増えて来ました。大変残念なのは、中1・中2はすでに満席で募集停止となっていることです。ウェイティングリストの人数も少しずつ増えているのですが、いつ空きが出るかは何とも言えません。中3はあと1席のみですが、先週末に体験授業の申し込みが入りました。この生徒が入塾基準をクリアして手続きになれば、中3も募集停止となります。高1もすでに満席となっています。高2・高3はオンラインコースのみなので、まだ大丈夫です。

特にこの1ヵ月で新たにお問い合わせをいただいたのは、ほとんどが他塾に通っていた生徒なのですが、「通っていた塾がつぶれてしまった」というケースが多いことに驚いています。大手塾で校舎閉鎖となったところもありますし、長年運営して来た個人塾で急きょ閉じることになったところもあります。(他の地域ですが)私の知り合いの塾でもつぶれてしまったところがあります。塾長は、「1学期は何とか凌いで夏期講習で挽回しようと思っていたけど、学校の夏休みが2週間に短縮されてしまって詰んだ…」と言っていました。塾にもよると思いますが、平常月は赤字か収支トントンくらいで、夏期講習の分で年間の利益を稼ぐというような構造になっている塾は少なくありません。日曜特訓や合宿等のオプション授業で「稼ぐ」ことが、経営基盤の前提になっている塾もあります。今年は合宿はもちろん、1教室に大人数を詰め込んでの授業もできないので、大手塾も含めて今後苦しくなって来る塾はさらに増えて来ると思います。

GSはおかげ様で、その部分ではまったく心配のない状況です。今年度の授業がスタートした時点で、生徒数は開校以来最多となっていたことが大きいです。新規入塾の生徒を3ヵ月ストップしましたが、もともと満席となっていた学年が多かったので、あまり影響はありませんでした。授業が急に休校となったので、授業料の減額は行いましたが、その分は東京都の「休業協力金」で賄うことができました。(ありがとうございます!) 夏期講習会の期間が短くなってしまったことは、(売上的にも)痛いのですが、まぁ想定内で、経営的に大きな影響が出るレベルではありません。動画システムやzoomでのオンライン授業の導入、(換気や密を避けるための)教室の改装費用もかなりかかっていますが、こちらも助成金でだいぶ賄えることになりそうです。(現在申請中のものが多いので、これから結果が出て来ます)
もちろん、社員の給料はきちんと支払うことができています。昨年度の決算状況が良かったので、(私も含めて)全員昨年よりは多少なりとも手取り額は増えています。今年のこの状況の中で、会社を存続し、生徒たちの学習の場と社員の雇用を守ることが、経営者としての最大の使命だと考えています。今後もまだまだ予断を許さない状況が続くと思いますが、褌を締め直してしっかり取り組んでまいります。
(次回に続く…)

e-ポートフォリオ廃止決定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月11日 1:18 PM
  • 未分類

大学入学共通テストの記述問題や、英語の民間試験活用が中止になってしまったことも含めて、これだけ大きな混乱を招いた文科省の罪がとても大きいことは間違いありません。世間では萩生田さんが叩かれていますが、私はちょっと違う見方をしています。(地元贔屓ということではありません。たぶん…) この間、萩生田さんが入試制度変更等の会見をすまなそうに行っていることが多いので、バッシングされてしまうことになるわけですが、よくよく経緯を考えてみると、前任者・前々任者(いやもう1人前かな?)の文科大臣たちが作り上げた負の遺産を、ここ2年くらいで一気に解消(改善)しているのが萩生田さんであるということです。
今になって振り返ってみると、e-ポートフォリオもそうですが、記述問題も、英語の民間試験も、どう考えても無理がある制度だったので、あのまま大学入試に導入されていたら…と考えると、ちょっと背筋が寒くなります。確かに今の高3生は様々振り回されてしまい実質被害が大きく、とても可哀想な思いをして来てしまっているわけですが、文科省しては、ぎりぎりのところで自浄能力を発揮して踏み止まったという言い方もできるわけです。その辛い仕事を一手に引き受けて、手を汚してあえて悪者になっているのが萩生田さんなのです。真偽のほどは分かりませんが、ご本人が「俺は前任者たちのケツを拭いてやっているんだ」と(プライベートの場で)発言したという話も漏れ伝わって来ています。安倍総理の強力な後ろ盾があるからこそできたことだと思いますが、ある意味日本の教育(大学受験の制度)を救った救世主だという見方もできるのではないでしょうか。(ちょっと持ち上げ過ぎかな…)

ただし、今回のe-ポートフォリオの廃止についても、受験生や高校の先生方への丁寧な説明は必要ですし、来春の入試がどういう形で実施されるのかの詳細をきちんと提示することも急務です。特にAO入試については、「e-ポートフォリオの内容に基づいて選考を行う」ということをすでに公表している大学も結構あるのです。早く修正しないと、受験生たちはどうしたらいいのか分からなくなってしまいます。ここは、萩生田さんの責任で進めてもらうしかありません。

冷静に考えてみると、大学入試においてこの5年間はいったい何だったんだろう…と改めて思います。正に「失われた5年間」になってしまいました。改革すると言っていた柱がほぼすべてポシャッてしまったのです。今になってみたら、「センター試験の継続でよかったじゃん…」という話です。特に今の高3生は、この5年間ずっと翻弄され続けて来ました。最後に来てコロナの大きな影響も受けてしまいました。同情してもし足りない状況ですが、来春の入試は待ってくれません。今できることを粛々と頑張って行きましょう。GSの高3生・浪人生たちは、すでにそのあたりを割り切って、前向きに取り組んでいます。

都立高校のスピーキングテストについては、まだ白紙撤回の公表がありません。1日でも早くした方がいいてすよ。今回の大学入試の制度変更で学習したように、引っ張れば引っ張るほど被害が大きくなります。まさか、民間企業に丸投げのテストを、そのまま継続することはないと思いますが…

e-ポートフォリオ廃止決定!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月10日 12:20 PM
  • 未分類

大学入試について、またまたどんでもないニュースが飛び込んで来ました。「e-ポートフォリオ」の廃止が決まったのです。来春の大学入試では、利用しないということです。
ご存知ない方に簡単に説明すると、e-ポートフォリオというのは、大学入試で利用する予定だった高校生のデジタル調査書です。高校生がシステム上にそれぞれ自分のページを持っていて、学習に関する自発的な取り組みや、部活・委員会・ボランティア等、課外活動についての実績を自分で入力して行く形式です。最終的には高校の先生が確認した上で大学に送られ、AO入試や推薦入試、一般入試の2次試験で人物重視の選考をする際の資料とすることになっていました。
正式には来春の入試から活用されることになっていましたが、昨年の入試でもAO入試等では提出を求められたケースもありましたし、今年も大学から提出するよう言われていたので、高1の分から真面目に作り込んでいた生徒もかなりいたはずです。それが、この時期になって急に廃止になるとは… 全国で20万人近くが登録しているそうなので、影響はかなり大きいと思います。GSの生徒でも、「ふさけんなよ!」と怒っていた生徒もいました。当然だと思います。ただでさえ、今年の高3生は様々振り回されて来たので…

萩生田さん(文科大臣)は、「入試てe-ポートフォリオを選考に使う大学がとても少なくなり、採算が合わなくなったため」と理由を言っていましたが、本当の理由は別にあるようです。このシステムは例によってベネッセが一括して請け負っていたのですが、IDを発行する際に個人情報を入力させられて、それをベネッセが営業に利用していたのではないかという疑惑が少し前に取り沙汰されていました。真偽は分かりませんが、いずれにしても大学入試に活用しようとしていた資料のシステムを、1民間企業が請け負っていたことに対する批判が大きくなっていたことが、こんな時期(入試の半年前)になって廃止に追い込まれてしまった大きな要因になっているようです。今年度に入ってから、コロナの影響で部活の大会等課外活動が中止になってしまったために、受験生たちがe-ポートフォリオに書き込むことができなくなっていました。そんな状況で実質機能しなくなっていたことも、廃止を後押しする形になってしまったのかもしれません。
(次回に続く…)

期末テストが始まります!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月7日 12:35 PM
  • 未分類

中学校の期末テストが今週から始まります。コロナの影響で、中間テストが予定されていた中学校もすべて中止、期末テストも予定より数週間遅れての実施となりました。今週後半から来週がピークで、遅い中学校は7月末までずれ込んでいます。生徒たちは、塾のカリキュラムをこなしながら、期末テストの範囲の勉強にも余念がありません。普段だと、平日も夕方以降テスト勉強をする生徒たちで教室がいっぱいになるのですが、今回は密を避けるためにそれができないのが辛いところです。質問や勉強の進捗チェックも、ライン・メール等での遠隔操作が中心になっています。授業の前後の短い時間が、唯一のコミュニケーションタイムなので、そこで質問や相談が集中します。

小6・中3の受験学年は、今週GSテスト(全国模試)も予定されています。1学期の総決算の意味で、こちらもとても重要なテストです。
保護者面談も今週・来週がピークです。授業直前まで面談が続く日が多いので、この期間は講師たちもなかなか忙しくなっています。(と、ブログの更新が止まる言い訳を先にしておく癖がついてしまいました…)

受験生への影響<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月6日 8:46 AM
  • 未分類

子どもたちは様々苦しんでいるわけですが、この間子どもたちの様子をつぶさに見ていて痛感していことは、この状況を救えるかどうかは「家庭」にかかっているということです。
もちろん、塾でも子どもたちのためにできることには最大限取り組みます。そのあたりが気になる生徒とは、(休校期間中も含めて)日々ライン等でやり取りをしています。先週の面談でも、急きょ三者面談に切り替えて、保護者の方と協力して「子どもの気持ちの立て直し」に全力であたったケースもありました。しかし、保護者の方のご理解・ご協力がなければ、根本的な解決に至ることはありません。

コロナの影響で、家族のパワーバランスが大きく変わってしまったご家庭が多いのです。お父さんやお母さんが在宅ワークでずっと家にいるようになったり、ボーナスカットが決まって家計が苦しくなるので(今まで家にいた)お母さんが急きょパートの仕事に出るようになったり、両親不在が多くなるためにおじいちゃん・おばあちゃんの家に預けられることが多くなったり、数ヵ月前とは生活基盤が大きく変わってしまったご家庭が多いのです。特にお父さんが家にいる時間が長くなったことによって、良い意味でも悪い意味でも子どもたちは影響を受けています。残念ながら、勉強や生活面の細かいところにお父様が口を挟むようになって、子どもたちのストレスにつながってしまっているケースの方か多いようです。中には、これを機会に子どもと一緒に受験勉強に取り組もうと覚悟を決めて、ある部分子どもに教わりながら問題と格闘しているようなお父様もいます。これは理想的な関係だと思います。お父さんが仕事(zoom会議とか)をしている様子を初めて身近で見て、「かっこいいと思った」と言っていた生徒もいました。普段は疲れて家でゴロゴロしている姿しか見たことがなかったのだそうです。
「最近、お父さんとお母さんが喧嘩ばかりしている」と言っていた生徒もいました。子どもに小言を言う回数が増えているお父さん・お母さんも増えていると感じます。そんな状況だと、子どもに良い影響が出るわけがありません。

コロナの影響で、大人も様々ストレスを抱えているのは事実です。勤めている会社の経営状態が一気に悪化して、給与・ボーナスカットという現実に直面している方も増えて来ています。(特に自営業の方の心痛は大きいと思います) 依然として、コロナ感染の不安も少なくありません。まずは、保護者の方の心のケアが必要だと感じる場面も増えて来ました。
しかし、子どもたちも悩み、苦しんでいるのです。日々様々なことで葛藤しているのです。その心の叫びに耳を傾けて、本当の意味で寄り添ってあげられるのは、保護者の方を置いて他にありません。こんな苦しい時だからこそ、家族の絆を強くするチャンスだと思います。特に週末は、大人も子どもも比較的時間があると思うので、「家族の時間」を作ることは難しくないはずです。この週末、土曜日も日曜日も、出かけた先でGSの生徒が家族全員で連れ立っている場面に出会いました。両家族とも、お父様とは初対面だったのでご挨拶をさせていただきましたが、家族の仲の良い雰囲気が伝わって来て、とてもいいなぁと感じました。ぜひ、家族でのこういう時間を増やしてほしいと思います。そして、子どもたちの心の叫びにぜひ耳を傾けてほしいのです。

受験生への影響<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月4日 10:37 AM
  • 未分類

受験勉強に関しては、(例年と較べると)学校での授業時間数はもちろん、塾の授業時間数や自習室に行ける時間も限られてしまっているので、自宅学習できちんと取り組めるかどうかで差がついてしまう状況であることは否めません。GSでは、すべてのご家庭とシステムやラインでつながって様々なやり取りをしていますし、校舎で授業ができなくてもすぐにzoomでのオンライン授業に切り替えられるので、比較的影響は少ない方だと思いますが、全国的に受験生たち(とその保護者の皆様)は不安な毎日を過ごしていると思います。

いつになったら通常に戻れるのか、いやもう戻れないのか、そのあたりがはっきり見えないことが不安の大きな要因の1つになっています。このままコロナが収束しなければ、来年の1月・2月に例年通り入試が行えるのか、4月から新しい年度に切り替えられるのか、ということすら心配になって来ます。特に私立中高の先生方が危機感を持っていて、入試を書類選考のみで行うとか、オンラインでの口頭試問で行うとか、そのレベルの検討に入っている学校もあります。
学校でも塾でも、(多少コロナが収束したとしても)今後もオンライン授業を併用して進めて行くということを決めたところも増えて来ています。一般の企業でも、在宅ワークを平準化することにより、オフイスの縮小を検討しているところが少なくありません。教育や働き方という根本的なところも含めて、世の中の仕組みが大きく転換することになるのは間違いありません。それに伴い、今までとは様々な価値観も変わって行く(変えて行かねばならない)ことになります。

このあたりのことが、子どもたちの心理にも影響を与え始めています。受験や就職という将来についての不安が大きくなっていることもありますが、これだけ社会の状況が大きく変化すると、いつまで今の状況で(やりたいこともできずに)我慢すればいいのか、これから何を目標に頑張って行けばいいのか、という根源的な部分で悩んでいる子どもたちが増えて来ているのです。テレビの報道番組で観たのですが、「頑張ることのむなしさ」を訴えていた高校生の様子がとても印象的でした。
部活や習い事等好きなことも思うようにできず、友だちと自由に会うことも許されず、どこかに遊びに行くと言ってもまだ制限があり、ストレスが溜まって来ていることもあります。結果、(寂しさを紛らすために)自宅でゲームやスマホ・ユーチューブ・マンガ等にどっぷり浸かってしまって、身を崩しかけている子どもたちも少なくないばずです。
(次回に続く…)

受験生への影響<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2020年7月2日 10:49 AM
  • 未分類

新型コロナウィルスの感染状況は、収束するどころかここに来てまた拡大の様相を呈しています。特に東京では日々新規感染者数が増えている状況です。いわゆる夜の街での感染拡大が多いようですが、満員電車や職場・学校も含めて、密回避の状況が緩んで来ているので、また一気に感染者数が増えて、「非常事態宣言」や「休業要請」が出される可能性も取り沙汰されています。夏になって高温多湿になるとウィルスの働きは弱くなるという説もありましたが、今の状況を見ているとあまり関係ないような気がします。いずれにしても、「withコロナ」は、数ヵ月どころだはなく数年単位での戦いになりそうです。

学校・塾が再び休校ということになって、夏期講習がさらに短縮ということになってしまったら、特に受験学年の生徒にとってはとても痛いのですが、その状況下でできることを粛々と進めて行くしかありません。GSはオンライン授業の体制が整っているので、万一の場合は即日オンラインに切り替えることが可能です。6月のGSテストの結果を分析する限り、授業がオンラインになったことによって成績が下がってしまったということは、(少なくとも全体の傾向としては)ありません。授業以外の家庭学習の質と量のところで成績に差がついていることはありますが…

来春の入試について、都立高校で重要な単元が出題範囲から削除されたり、大学入学共通テストが2週間後に再実施されたりと、受験生たちに大きな影響がある変更が決定しています。(このあたりについては、このブログですでに詳細をお伝えしています)
受験生への影響は、こういう直接的な入試制度の変更だけでなく、様々なところに表れ始めています。
ここ数日で、小6や中3の会場テストの中止連絡が続々と入って来ています。9月の会場テストの中止を決めたところも多いので、コロナの状況が長引くことを視野に入れていることが分かります。会場テストは、成績や志望校の合格可能性を掴むことはもちろん、普段とは違う場所に出かけて知らない生徒に交ざってテストを受けることによって本番の予行練習ができるため、とても重要な機会なのですが、この機会も今年はだいぶ少なくなってしまうことになります。最悪の場合、一度も会場テストを受けられずに入試を迎えることになる可能性すらあると思います。
学校説明会についても中止・またはオンラインへの変更を決定している学校が増えて来ました。塾講師対象の説明会についても同様です。やはり、講堂等に多くの人を入れることにはまだまだ抵抗があるようです。(この判断は正しいと思います) オンラインで、入試要項も含めて何らかの話を聞ける場合は多いと思いますが、この時期は学校を自分の目で見て、在校生の様子や先生方の熱意等、学校の雰囲気を肌で感じて来ることに意味があるのですが、今年はそれもなかなか叶わない状況となってしまっています。
(次回に続く…)

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