ホーム > アーカイブ > 2013年8月のアーカイブ

2013年8月のアーカイブ

伸びる生徒・伸びない生徒<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月21日 12:08 AM
  • 未分類

今回は、一見すると矛盾するように感じるかもしれない2つの要素です。

<素直かどうか>
受験生に限らないと思いますが、子供たちにとって(大人も!?)一番必要な要素はこれかもしれません。特に、小6・中3の受験期は、素直な生徒ほど伸びる傾向にあります。
勉強について、言われたことをきちんとこなす、指摘されたことを次に向けてすぐに改善する(少なくともしようとする)、常に感謝の気持ちを持って取り組む… これらができる生徒とできない生徒では、長い目で大きな差がついていくのです。
我々は、生徒の返事はあまり信用していません。中には、笑顔で「ハイ」といい返事をしていても、何も伝わっていない生徒もいたりするので…
はっきり言うと、親子関係が悪いご家庭の子供は、素直さに欠けるケースが多いです。常にムカついた状態で勉強していても、成果につながるわけがありません。塾に来る前に、親子バトルをしている生徒は、一目瞭然ですよ。

<主体性があるかどうか>
何でも「ハイ、ハイ」と言ってやっていればいいのかというと、そうとは言えないところが受験生の難しいところです。ある場面では、自分で考えて行動を起こさないといけないのです。ロボットのように機械的にこなすことはできても、自発的・主体的には何もできないというのでは、すぐに限界がきます。
日々の生活や勉強への取り組みはもちろん、受験校の決定や、将来のこと等について、教師任せ・親任せではダメだということです。主体性のない生徒は、少し話をするとすぐに分かります。何についても指示待ちだったり、「どうすればいいですか?」か口癖だったりします。保護者の方を交えて三者面談をすると、とても分かりやすいです。生徒本人に質問しているのに、保護者の方の顔色を伺ったりしますから… 中には、子供への質問を必ず保護者の方が答えてしまうご家庭もあります。
この主体性については、子供が小さい時(少なくとも小学校の低学年)から余程意識していかないと、受験期になってからでは一朝一夕には身につきません。難しいことではないのです。家族みんなで食事に行った時に、子供がメニューを見て、自分でオーダーを決められますか?というレベルのことです。注文する時の言葉をよく聞いていてください。「僕(私)も〇〇でいい」とか言っていたら要注意です。「〇〇がいい」と言い直させるくらいのことが必要なのかもしれません。

伸びる生徒・伸びない生徒<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月20日 12:03 AM
  • 未分類

<目標が明確かどうか>

すばり、目標が明確な生徒は伸びるし、曖昧な生徒は伸びません。
一番いいのは、明確な志望校を持てていることです。そして、それを口に出せることです。「絶対に〇〇中学(高校)」に行きたいというモチベーションがないと、子供たちはぎりぎりのところでは頑張れないのです。
具体的な学校のイメージが常に湧いている状態がベストです。だから、学校見学に早めに行かなくてはならないのです。「この学校で勉強したい」、「この部活に入って活躍したい」、「来年はあの制服を絶対に着る!」というような、視覚的なリアリティが必要だと思うのです。

ただし、私はそれだけではダメだと考えています。その「前」と「後」があるのです。
その前と言うのは、目先の短期目標です。1ヵ月ごとの偏差値の目標とか、学期ごとの内申点の目標とか、節目節目の過去問の点数の目標とか、それを明確に設定して、常にそれを意識して取り組んでいくことです。もちろん、目標を設定したら、それをクリアできたのかどうかの点検もセットになります。目標の立てっ放しでは、何の意味もありません。
そういう意味では、私たちの塾で使用している「GSシート」はとても重要なアイテムなのです。

「その後」というのは、志望校合格の、その先の目標のことです。何のためにその学校に行きたいと考えているのか、入学後何をしたいのか、職業も含めた将来の夢とリンクするのが一番いいのです。
将来、「〇〇になりたい」という明確な目標が強固な生徒は、どんな苦しい状況になっても、絶対にめげません。逆に、受験のその後のことをまったく考えていない生徒は、合格して行きたい学校に進学したとしても、「こんなはずじゃなかった…」というようなケースが出てしまったりするのです。
しかし、小中学生は、その目標・夢のイメージを持てない生徒が増えています。特に、小6の都立中クラスなどは、何のために受験(受検)するのかすら、ピンと来ていない生徒がいるのも現実です。それはそれでいいとも思っていますが(とりあえず今、頑張ることは重要だと思うので)、将来の夢につなげられるような取り組みをさせてあげたいと強く思います。

伸びる生徒・伸びない生徒<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月19日 12:02 AM
  • 未分類

<家庭学習のやり方>
塾では、授業の受け方が大変重要ですが、では授業を受けているだけで力がつくか、成績が上がるかと言うと、残念ながらそんなに甘くはありません。家でどのくらいしっかり取り組めるかで、その後の差につながっていきます。
簡単に言うと、その日授業で学習したことを、次の授業の時までに、「自分の手でできるように」(分かるようにではない!)しておくということです。その視点で考えた時に、伸びる生徒と伸びない生徒の取り組みには、大きな差があるように感じています。

〇まず、勉強を「かけた時間」で語っている生徒は伸びない生徒です。「今日は4時間勉強したから、明日は5時間はやるぞ!」みたいな… 私は、「同じことをやるなら(同じ成果につながるなら)極力短い時間で済ませた方がよい」、と考えています。ダラダラ時間ばかりかけて、何の成果にもつながらないのが、最悪の受験勉強です。
勉強の計画を立てる時や、取り組みを管理する時は、何をどれだけやるか(やったか)で管理しなくてはなりません。例えば、問題集を5ページ解いて、自分で丸つけして、間違えた問題を解き直すとか、英単語をここからここまで50個完全に書けるようにするとか、勉強の絶対量で管理していくのです。その上で、できるだけ短い時間でそれをこなせるように、集中力や効率を考えて取り組んでいくことになります。常に時間を意識して取り組むことが重要です。

〇授業が終わって家に帰って、その日のうちに宿題や復習を済ませている生徒は伸びる生徒です。次の授業に来る直前に慌ててやっているような生徒は、伸びない生徒です。学習効果を考えると、その日のうちにやってしまうのが、一番いいのは間違いありません。短い時間でもいいのです。時間がない時、極端に疲れている時は、各科目15分くらい、その日学習したことをサッと見直すだけでも、効果はてき面です。
勉強の先延ばしをしない。これがとても重要なことなのです。そのためには、塾の授業終了後、時間を無駄に費やしている生徒は伸びない生徒です。私の過去の経験で言うと、夜一番遅くまでダラダラと塾に残っている生徒に限って、成果が出ていないケースが多いです。もちろん、帰り道にコンビニに寄ったり、外でダベったりしているような生徒は論外です。「そんなことしてるなら、とっとと帰って、1問でも多く復習しろよ!」ということです。保護者が迎えに来るのを、外でただボーッと待っているという時間も結構バカになりません。

〇宿題で問題を解いてくる時に顕著なのですが、分からない問題に何時間もかけている生徒は、伸びない生徒です。覚えているかどうか問われる問題はもちろんですが、算数や数学の応用問題であっても、分からない問題は何時間かけたって分からないのです。それを延々と考え続けても、ほとんど学習効果はありません。もちろん、少し難しいと感じる問題でも、自分なりに必死にチャレンジしてみることは絶対に必要ですが、5分なり10分なり(問題による)真剣に考えてもまったく手がつかなかいのであれば、できたところ、考えたところまでノートに残しておいて、授業に持ってくればいいのです。授業で解説を聞いて理解してから、もう一度解いてみれば、そんなに難しく感じないでしょう。家で問題集を解いている時は、分からない問題は早めに解答・解説を読んで、理解してからもう一度やってみればいいのです。その解法のポイントを暗記してしまうことも必要です。次にテスト等で出てきた時に、対応できるようにしておけばいいのです。
宿題のところを(答え合わせをする)授業前に質問に来たり、「宿題でできなかった問題があるんですけど…」と言いに来たりしている生徒は、根本的にここが分かっていないわけです。宿題ですべて完璧な答えを要求されてはいないのです。それができるなら、授業に来る必要がなくなってしまいます。
講師が授業で様子を見れば、さぼったのか、一生懸命取り組んだのにダメだったのかは、一目瞭然です。心配する必要はありません。

〇特に家庭学習の成果という視点で一番ダメな生徒は、「何もやっていない生徒」、次が「いい加減な生徒」です。ここまでは誰もが納得できると思います。次ににくるのが意外だと思いますが、それは「完璧主義の生徒」なのです。「潔癖主義」と言い換えてもいいかもしれません。ノートを異様にきれいに丁寧に書いて、1問残らずすべて解き直して、すべての問題について正解しようと時間をかけて… 残念ながら、こういう生徒は伸びないのです。
入試では、だいたい60点~70点取れば合格ラインに到達します。どうやったって、90点以上の点数を取るのは難しいのです。最初からほとんど誰も解けない前提の問題があったりするのです。そのことを理解した上で受験勉強をしていかないと、成果につながらない無駄な努力を続けることになります。

伸びる生徒・伸びない生徒<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月18日 12:03 AM
  • 未分類

<ノートの取り方>
授業用ノートと復習ノートを見れば、だいたい今後伸びる生徒かどうかが分かります。

〇まず、ルーズリーフのノートを使っている生徒は、勝負の前にアウトです。様々な理由があるのですが、私の経験では、伸びた生徒はほとんどいません。もし、今ルーズリーフを使っている生徒がいたら、今すぐにやめさせるべきです。

〇ノートの消費量が一番分かりやすい指標です。ズバリ、ノートをケチっている生徒はまず間違いなく伸びません。字や図が小さすぎたり、スペースをほとんど取らずに、ぎゅうぎゅう詰めで書いたりしている生徒です。ノートの罫線の幅にも敏感になるべきです。B罫(細い)のノートをA罫(太い)に変えさせた途端に力がついてきたというケースもあります。罫線の幅の中に文字や式を入れようとしてしまう生徒が少なくないのですが(分数なんかほとんど数字が読めません。私の老眼のせいかな…)、これも伸びない生徒の典型です。酷い生徒になると、自分で自分の字を読み間違えたりします。罫線を気にせずにノートを使えるようにならないとダメなのですが、指導してもなかなか改善されない場合は、無地のノートに切り替えることをお勧めします。中3の私のクラスでは、入試問題やテストに関することは、すべて無地のノートに取り組ませています。無地のノートだと、図形や表をまっすぐ書けない生徒もいるのです。本番どうするんだろう?と心配になってしまいます。
同じ授業を受けて同じ問題を解いていても、生徒によってノートの消費量は4~5倍は違うでしょうか? その消費量と、成績アップ率には、正の相関関係があります。特に、女子生徒にその傾向が顕著のような気がします。字が小さかったり、ノートに詰め詰めで書いてる女子生徒で、成績が上がった生徒はほとんど記憶にありません。
算数・数学では、図形や表などをノートに書く場面が多いのですが、入試問題のレベルになると、ある程度大きく書かないと書き込みをしきれない場合が多いのです。小さく書いている生徒に限って、条件を読み落としたり、見間違えたりします。私の感覚だと、ノートの1ページに解くのは、せいぜい2問までだと思います。問題によっては、1問でもOKなぐらいです。
また、板書(ホワイトボード)を写したり、問題を解くだけがノートの役割ではありません。自分で気づいたことを書きこんだり、後で調べたり質問したりすることを明確にしておいたり、間違えた問題を横に解き直したり… 簡単に言うと、後で復習する時に使わないと、ノートを取る意味がないわけです。
そんな視点でノートを作れるようになっていけば、自然とノートの消費量は増えていくのです。

〇ノートに図形を書いたりする時に、美術のデッサンのようにシュッシュッと書いたり、2度書き、なぞり書きをするような生徒は伸びません。これは経験則としか言いようがないのですけど…
また、うまく言葉で表現ができないのですが、ノートを取っている時に、鉛筆(シャーペン)を持った手が無駄な動きをすることが癖になっている生徒も伸びないケースが多いです。
具体的に言うと(頑張って表現してみます)、ノートに書いた後、消しゴムのカスがないのに、右手の小指でノートの上を払うような仕草が癖になっていたり(常にそんな感じで小刻みに動いている)、書道のように、大きく腕を振りかぶって(?)書き始めて、筆使いのように払ったり、中にはフォロースルーまでついていたり… 言葉にすると、本当にそんな生徒いるの?と思われそうですが、これが結構いるのです。そんな無駄な動きをしていると、テストの時にうまくいかないですよね。疲れちゃうし…
貧乏ゆすりや、椅子に座り直すことが癖になってしまっている生徒も、同じ理由でOUTです。これらの仕草は、精神面で不安定になっていると出やすいのかもしれません。

〇ノートを取るスピードも、今後の成績の伸びに直結します。成績が上がる生徒は、ノートを取るのが速いです。ゆっくりのんびり取っている生徒は、やはりダメなのです。
授業をやっていて、板書をしてノートに写させてから説明しようとすると、早い生徒と遅い生徒では、倍くらい時間に差がついたりします。
字を書くスピードの差ではありません。速い生徒は、パッとホワイトボードを見て、文章等をまとめてノートに写すことができます。中には、手元を見ないで顔を前に向けたままノートを取れるような生徒もいます。(こうなると、プロの技ですね) 遅い生徒はそれこそ1文節ごとにホワイトボードを見て写したりしています。顔が何度も上下するので、とても分かりやすいです。
これも、能力というよりも、習慣の差だと思います。意識の差だと言ってもいいかもしれません。その証拠に、速くノートを取る練習・訓練をすれば、誰でもスピードは上がります。
ノートを取るスピードが重要なのは、授業の聞き方・理解度に差がつくということもありますが、テストを解く時のスピード感にそのまま直結するからです。

〇復習ノートの質も、成績の伸びに直結します。成績が上がる兆候はいろいろありますが、一番分かりやすいのは、復習ノートの質が変わってきたら、その後テストで結果も出てきたというケースだと思います。
これは塾の講師の責任も大きいと思いますが、私が一番意味がないと思うのは、授業のノートとほとんど変わらないようなノートをもう1度作らせて提出させているケースです。時間の浪費だと言ってもいいくらいです。
少なくとも、自分の言葉でまとめ直したり、大事なとこと・覚えることをピックアップしてまとめたり、間違えた問題を解き直したり、そんなことをしなければ、「復習」の意味がありません。機械的にノートを複製することが癖になってしまっている生徒は、まず伸びないと断言してもいいでしょう。
問題の解き直しをする場合も、ただその問題の答えを出すだけでは、学習効果が減じてしまいます。何が分かっていなかったのかをまとめたり、どこでどんなミスをしたのかを分析する必要があります。次にテストで出てきた時に、きちんと点数を取れるような復習をしないと意味がないのです。
復習ノートを作ることは、目的ではなく、成績を上げるための手段です。そのことをきちんと理解して取り組んでいる生徒は、伸びる可能性が高いということなのです。

伸びる生徒・伸びない生徒<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月17日 12:14 AM
  • 未分類

長いこと塾の講師をやっていると、成績が伸びる生徒と伸びない生徒には、それぞれ共通の特徴があることに気づきます。特に、夏期講習会や入試直前等、切羽詰まった状況になればなる程、それを顕著に感じるようになります。
もちろん我々としては、生徒全員を「伸びる生徒」にしようとして働きかけるわけですが、家庭学習での取り組みや、本質的な意識・行動を変えてあげるのはなかなか難しいのです。能力や性格的な部分よりは、今まで過ごしてきた(勉強してきた)環境によるところが大きいように思います。長年の習慣で悪い癖がついてしまっていると、なかなかそれを払拭できないのです。小6や中3になってから途中で転塾してきたような生徒に、それを強く感じます。
本日より、伸びる生徒と伸びない生徒の違いについて、1日1つの項目に絞って、何日かに渡ってまとめてみたいと思います。

<質問の仕方>
生徒が講師に質問に来た時の様子を見ているたけで、今後伸びる生徒かどうかはだいたい分かります。

〇これは以前にも書きましたが、「まったく質問に来ない生徒」、「質問に来すぎる生徒」は伸びません。保護者の方が、「うちの子は性格的に質問ができないんです…」などと言っていると、子供をスポイルしてしまいます。「先生たちが忙しそうなので、質問しにくい」と言っているような生徒も、ダメだと思います。性格や環境の問題ではないのです。目的意識と、コミュニケーション力の問題です。
塾では、休み時間や自習の時間に、いわゆる「腰の軽い生徒」も伸びないことが多いです。常にテキストやノートを持って、フラフラしているような生徒です。自分でろくに考えることもせずに、「これも分からない」「あれも分からない」と言っていたりします。問題を解きながら、一問ごとに質問に来たりするようになると末期症状です。
「適切な質問を、適切な時にする」 これができるようになると、まず受験生としてのレベルが一段上がります。

〇質問に来てからゴソゴソノートを引っぱり出したり、ページをめくって「えっ~と、どこだっけ?」なんてやっている生徒は論外です。中には、質問の順番待ちで後ろに生徒が並んでいるのに、何を聞きたいのかはっきりせず、無駄な時間が経過してしまうよう生徒もいます。周りの状況を見る力も重要だと思いますが、少なくとも質問に来る時に、何を聞きたいのか、解決すべきことは何なのかを明確にして来れないようだと、力はつきません。

〇塾では、算数や数学の質問が一番多いと思いますが、授業で一度説明したような問題を、「この問題が全然分かりません」と質問しに来るような生徒は伸びないのです。「まったく分からない」と言う生徒と一緒に解いてみると、結局式は立っているのに、計算でミスをしていて答えが合わないだけだったりするようなケースがあります。質問に来る時には、少なくとも、ノートに途中まで解いて、「ここまでできたけど、この先どうしたらいいか分からない」とか、「この公式を使うのは分かるけど、この長さが出ていないので困っている」とか、自分が考えた跡と、どこでつまずいているのかを開示してくれるのが最低条件だと思います。
そんなレベルの質問をできるのは、かなり力がある生徒じゃないの?と感じた生徒(保護者の方も)は、その時点で「伸びない組」に片足を突っ込んでいると自覚してください。低学年の生徒(小4や中1)でも、成績的にかなり下位の生徒でも、ここについては意識づけと訓練でできるようになります。勉強の仕方・質問の仕方を根本から改める必要があるのです。

〇これも上記の点とほぼ同じ視点になりますが、算数や数学の質問に来る時に、問題やノートだけ持ってくる生徒は伸びないのです。皆さん、この時点で理解ができますか? そうです。筆記用具(シャーペンと消しゴム)を持って来ないといけないのです。聞いたことをメモするということもありますが、その場で(講師の前で)解くことになる場合が多いからです。
これは、講師の力量によるところが大きいかもしれません。私は、算数・数学の質問に生徒が来た時の様子を傍から見ていると、その講師の力量をだいたい見抜くことができます。ひと言で言えば、講師がひたすらしゃべっている場合はだいたい×です。若い駆け出しの講師に多いですが、中にはベテランでも、自分で紙に解きながら、気持ち良さそうに滔々と説明しているような場面を見かけます。生徒は直立不動で聞いているだけ、見ているだけ… そういう講師が担当している生徒・クラスは、点数を取れるようにはならないケースが多いでしょうね。
生徒を座らせて鉛筆(シャーペン)を持たせて、ヒントを出してあげながら、生徒に解かせるような指導ができるようになれば、一流です。少なくとも、生徒が本当に理解しているのか、自分の手で解けるのかを意識しながら質問に対応していない講師は「素人」だと考えていいでしょう。

保護者の皆さん、算数・数学の講師の力量に「疑念」がある場合は、お子様と一緒に講師のところに質問に行ってみることをお勧めします。

希望者全員が税金で留学!?

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月16日 12:17 AM
  • 未分類

文科省や下村大臣が進めている愚策をもう1つ紹介します。
学生の海外留学費用を無料にするというものです。2年後から東大をはじめとする一部の大学が4学期制(本格的に授業を開始するのは9月から)をスタートするのに伴い、高校を卒業して大学に入学するまでの期間に、文科省は積極的に海外留学をすることを推奨しています。このこと自体はいいでしょう。半年プラプラ遊んでいても仕方ないですし、語学だけでなく、留学によって得られるものは大きいでしょうから。

しかし問題はそこから先なのです。何と!、希望者全員に留学費用をすべて国が出すというのです。しかも、返済の必要がない給付型奨学金です。給付される条件等はまだ発表されていませんが、とにかく「希望者全員」ということを強調していますから、そんなに条件が厳しくなることはないでしょう。
下村大臣は、「1人30万円もあれば、数ヵ月の留学はできるから、そんなに国の負担は大きくならない」みたいなことをおっしゃっています。冗談じゃありません。それは国民が納めた税金なのですぞ!
高校無償化に所得制限を設けて、財源の確保を謳っておきながら、こういう形で「ばらまき」を行っていたら、まったく意味がありません。ましてや、海外留学というのは学生にとって「贅沢」の部類に入る選択なわけですが、それを国が出すのであれば、それこそみんな気楽に手を上げることが予測されます。中には、高校の卒業旅行の代わりに利用する不心得者も出てくるでしょう。

きっと、下村さんや政府は、「グローバル社会に対応するために必要なのだ」という錦の御旗を振りかざすのでしょう。であるならば、少なくともそういう優秀な人材に限定するべきでしょうし、それこそ所得制限を設けて、行きたいのに経済的な理由で行けない学生を優先するべきでしょう。そうでないなら、行きたい学生が自費で行けばいいのです。

「希望者全員」を強調している時点で、私は「人気取り」「顔色伺い(誰の?)」の匂いを感じてしまうのです。こういうことについて、もっと国民が反対の声を上げるべきだと思いますが、皆さんはこの件(国費で海外留学)についてどう考えますか?

夏期講習会後半戦スタート!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月15日 12:10 AM
  • 未分類

本日より、夏期講習会の後半戦が本格的にスタートします。小6・中3も含めて、生徒たちと職員たちは数日間の休養を取りましたが、私は残念ながら1日しか休めませんでした(泣)。税務面談等、社長業もあったのですが、9月以降の講演・研修の準備と、溜めてしまっていいた執筆の仕事に追われていました。14時間ほとんど休みなしで原稿を書き続けていた日もあり(本にすると30ページくらいです)、改めて自分の集中力に感心しました。家でこのくらい集中して勉強している生徒がどのくらいいるのだろう?と考えたりしていました。夏期講習の授業がある日は、とてもそれどころではなく、生徒指導に全力投球するため、昨日までに決着をつけてしまいたかったということもあります。

特に小6・中3は、結果を出すための2週間になります。何度も書いていますが、受験生は夏の終わりにある程度の結果を出さないと絶対にダメなのです。結果というのは、偏差値アップと入試問題(過去問)で点数を取ることです。生徒たちの意識はだいぶ高まってきていますが、ここからもっともっと気合いを入れて取り組ませていかないと間に合いません。全員が結果を出して終われるように、我々も頑張ってまいります。

しかし、毎日暑いですね。数字の上でもそう発表されていますが、私の今までの人生(30年くらいだっけ?)の記憶の中で、一番暑い夏であることは、実感としても間違いありません。今朝の天気予報で、「このレベルの暑さは24日頃まで(あと10日も!)続く」と言っていました。まだまだしんどい毎日が続きますが、皆さんくれぐれも体調にはご自愛ください。

この暑さに負けない熱い闘いを、生徒たちはしてくれると信じています。

たまには映画でも…<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月14日 12:56 AM
  • 未分類

皆さんこんにちは! (エセ)映画評論家の後藤です。
最近数ヵ月で見たものの中で、私のベストは以下の2つです。

〇「風立ちぬ」…やっぱり、ジブリの話題作は必ず見てしまいます。自分の中での歴代のベストはやっぱり「トトロ」ですね。家にビデオまであります。(ちなみに、私は小学生に「ゴトロ」と呼ばれています(^_^.) ) 2位は「千と千尋」かな?
「風立ちぬ」は、公開前から賛否両論が渦巻いていました。批判で一番多いものは、「ジブリっぽくない」というものです。「子供たちが映画を見終わって、つまらなくて泣いた」みたいな話を聞いていたので、ある意味楽しみにしていました。
実際、私が観に行った会場では、夏休みだというのに、子供がほとんどいませんでした。大学生や若者のカップルが多かったと思います。
前評判通り、大人の映画ですね。アニメーションはジブリそのものですが、物語・内容だけ見たら、ジブリだと気づかなかったかもしれません。さすがに、「宮崎駿監督の遺言」と言われている作品だけあって、とてもすばらしかったと思うのですが、私は見終わってから、この映画のテーマは一体何なのだろう?…と考え込んでしまいました。
大正~昭和10年代にかけての、混乱した時代を背景にして、飛行機製造会社に設計士として勤める若者(零戦を開発した実在の人物です)の人間模様を描いた作品なのですが、その世界観が何を我々に語りかけようとしているのかが、今ひとつ伝わってこないのです。
恋愛は描かれていますが、それがモチーフというわけではなさそうですし(主人公はある意味とても薄情です)、仕事・夢に対する一途さなのか、この時代への郷愁・ノスタルジアなのか、それとも私が気づいていない何か深遠なテーマが隠されているのか… 
皆さん、ぜひご覧になって、ご意見をお聞かせください。ちなみに、話題作としては珍しく?「ニュー八王子シネマ」で上映中です。

〇「生まれる」…実話に基づいたドキュメンタリー映画です。登場するのは、4組の夫婦・家族です。主に、子供の出産を通しての夫婦愛・家族愛を描いています。無事に生まれたケースだけでなく、出産当日に生まれてくるはずの赤ちゃんが不幸にして亡くなってしまったケースや、不妊で苦しみ葛藤する夫婦の様子も取り上げられたりしています。
胎児の「体内記憶」も1つのテーマとなっています。生まれてきた子供たちが、2~3歳になって、母親の胎内にいた時の記憶を語るケースが結構あるそうです。それをインタビュー形式でまとめています。「私は、お母さんを選んで生まれてきたんだよ」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
ズバリ、テーマは家族愛です。私は、ぜひ親子で、家族みんなで観に行くことをお勧めします。実際、私が観に行った時も、親子で一緒に来ている方が多かったです。照れくさいかもしれませんが、もしかすると、劇的に親子関係が変わるかもしれませんよ。親が子供に対して、「産まれてきてくれてありがとう…」。子供は親に対して、「産んでくれてありがとう…」。こんな無条件の親子愛が確認できれば、家庭内のすべての問題は解決できるのではないかとさえ感じます。私は、受験生(小6・中3)のこの時期であっても、1日つぶす価値は十分にあると思います。
まぁ、「映画を一緒に観に行こうよ」という誘いに乗ってくるくらいであれば、その時点でそんなに親子関係は悪くないわけですけどね…

お盆休みも受験生は稼働しています

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月13日 12:31 AM
  • 未分類

世間では、10日~18日の期間を「お盆休み」というようです。私の周りでも、9日間会社が休みだという方が多く、羨ましい限りです。まぁ、これだけ暑いと仕事にもなりませんよね。我々のように、クーラーの効いた部屋に籠って仕事ができるならともかく、外で働いている方や移動時間が長い方はとても大変だと思います。

しかし、受験生にお盆はありません。塾の授業がない日であっても、勉強を休むことは許されないのです。本物の受験生は、1日まったく鉛筆(シャーペン)を持たなかっただけで、確実に得点力は落ちます。その感覚がないということは、まだ受験生としては三流だということです。
スポーツの選手などでも、一流の選手はその感覚があります。野球の選手でバットを抱いて寝る選手がいるのは、そういう理由です。私は、残念ながら勉強でその感覚を感じたことはありませんが、バレーボールを本格的にやっていた頃は、それを痛い程感じていました。1日休むと、何か勘が鈍っている感じがするのです。
生徒たちにも、1日でも早くこの感覚を身に付けさせたいのです。過去問を毎日のように解くようになって、冬期講習会の頃になると、ほとんどの生徒がその感覚が分かってくるようですが…

GSでは、この期間は小6・中3に限定して校舎を開放しています。授業は実施せず、生徒たちは「GSタイム」の形で各自のペースで復習等に取り組み、講師たちが質問を受けたり、相談に乗ったりしています。
普段通常の夏期講習会の授業がある時は、生徒たちは6時間以上授業を受けていて、講師たちも多くの授業を担当しているため、なかなかじっくり1人1人と向き合う時間が取れないのですが、この期間はなかなか有意義に時間を使うことができています。
ちょっとぷったるんでいて、気合いを入れる必要がある生徒に限って顔を見せてくれるのです。これを、「飛んで火に入る夏の虫」と言います。(^_^;)

大卒者の進路

  • 投稿者: gs_staff
  • 2013年8月12日 12:11 AM
  • 未分類

ようやく、今春の大学卒業者の進路状況がまとまり、文科省から発表されました。昨年のデータを基に、現在の若者が置かれている状況については、先日このブログでも詳細を書きましたので、今回は数字の昨年比較を中心に掲載します。( )の中が昨年の数字です。

〇卒業者…55万9千人(55万2千人)
〇就職率…64%(62%)
〇うち非正規雇用…4%(昨年まではデータなし・今年初めて調査)
〇大学院等への進学…14%(15%)
〇アルバイト・フリーター…4%(4%)
〇勉強も就職もアルバイトもしていない…16%(16%)

簡単に言うと、昨年と状況はほとんど変わっていないということです。一番下の、「何もしていない」というところに該当する16%の者(約9万人!)のうち、多くが「引きこもり」あるいはそれに近い状況であることを、文科省も正式に認めました。
就職できなかったことと引きこもりと、どちらが原因で結果か分かりませんが、毎年、大学を卒業しても就職も進学もできなくて人生を投げ出しかけてしまっている若者が相当数いることを、小中学生の保護者の皆様も知っておく必要があると思います。

ホーム > アーカイブ > 2013年8月のアーカイブ

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る