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都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その6>
- 2015年12月3日 11:37 AM
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もう1つ心配なことは、中学校に上がる段階で成績が基準に足りない場合、振り落とす可能性があることを都教委が示唆していることです。ここはとても重要な部分なので、都教委が公表している文言をそのまま転載しておきます。
<都立小中高一貫校に小学校から入学した生徒が中学校段階へ進学する際の選考について>
〇在校生が進学の際に選考を行うことは、進路について改めて考える契機
〇小学校在学中の成績を基に、中学校が進学者を決定することが適当
〇可能な限り多くの児童が進学できるように、習熟度別指導等の対応が必要
という感じです。分かりやすく翻訳すると、「成績的について来られない生徒は、6年間経った時点で出て行ってもらう可能性がありますよ」ということです。当然、その中に入ってしまうような生徒は、高校入試をしても厳しい状況になるので、とても苦しい立場に立たされてしまうのです。
今でも、都立中に入学した生徒で高校卒業までこぎつけられない生徒は結構います。学校によって違いはありますが、多いところは10人程いなくなってしまう学校もあります。学力・成績が一定のラインに到達していなくて、実質肩たたきにあってしまう生徒がほとんどですが、最近は成績優秀(学校でトップレベル)なのに、他の高校を受験して出てしまう生徒もいます。成績的について行けない生徒は高校受験をすることになるわけですが、当然厳しい状況に置かれている生徒たちが多いようです。中には、高校1年生の終わりに学校を辞めざるを得なくなり、1年遅れて(当該の高校よりもかなりランクが下の)高校に入り直しているような生徒たちの存在も明らかになっています。
お伝えしたいことは、都立中高はこの部分については「とても冷たい」ということです。少なくとも、保護者の方がそういう情報をしっかり認識した上で、受験を検討するべきでしょう。
都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その5>
- 2015年12月2日 2:30 PM
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生徒たちのことを長い目で考えた時に私が一番懸念しているのは、途中で入試を経験できないことです。小中高一貫校ですから、当然中学入試や高校入試をしないで済むわけですが、大学入試やその先のことを考えると、デメリットの方が大きいのではないかと感じるのです。テストでの得点力、勝負強さ、計画的な学習、本番に向けての気持ちの作り方、達成感・自信等は、入試やそれに向けた受験勉強に真剣に取り組んで、それを乗り越えることによって身につく部分だと感じています。中学入試や高校入試がないと、どうしても中だるみしてしまったり、競争に晒されないためにのんびりしてしまう生徒が多くなってしまうことが予測されます。
世間では、「入試や受験勉強が子どもを歪めている」とか、「入試は必要悪である」というような論調がいまだにありますが、私は30年この仕事をしていて、まったく逆のことを感じています。入試を通して、学力だけでなく人間的にも成長できる要素が大きいと思っているのです。ただし、「本気で入試に立ち向かえば」という条件が付くのかもしれませんが… 中途半端に取り組んでいてもそういう部分はなかなか身に付かないと思いますし、ある時期本気で受験勉強に打ち込んだ経験をできたのであれば、入試の合否結果に関わらず得られるものはあるはずです。
私は今までに、私立の小学校から入学してそのまま中学→高校と進んで行った生徒たちを何人も見て来ましたが、やはりデメリットの方を強く感じた方が多かったように思います。ぬるま湯に浸かって無菌培養されているような感じで、学習面でも人間としても鍛えられていないために、大学受験や就活のところでとても苦労している生徒が多かったのです。
まだ、大学までそのまま上がれる純粋附属の場合はいいのです。早稲田・慶応等の最難関や4年制の女子大の附属等では、小学校から入学した生徒で、大学入学後や社会に出てから活躍しているケースも目にしてきました。しかし都立の場合は、少なくとも大学受験はしなくてはならないわけです。大学入試の中身が大きく変更となるであろうことや、推薦入試の割合が増えてくるであろうことを勘案したとしても、とても心配になってしまうのです。
(次回に続く…)
都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その4>
- 2015年12月1日 12:51 PM
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入学後の学校の運営のことを考えた時に、私が心配なことは大きく分けて2つあります。
1つは、教師の配置をどうするのか?ということです。皆さんあまりご存知ないと思いますが、小学校と中学校・高校では、教員免許の種類が違うのです。今の法制度では、またがって教えることはできません。例えば私の持っている教員免許では、中学校や高校で指導することはできますが、小学校では教えることができません。全国的に今後小中一貫校が増えて行くことは間違いないので、この教員免許の制度も変更することが予定されていますが、まだ具体化されていません。都教委は、原則として(小学校と中高)両方の教員免許を持っている教員を採用の対象とすると言っていますが、それはあまりにも無理があります。
私が指導して来た経験からも実感していますが、中2・中3以上の学年と小学校の低学年では、まったく別の指導能力・技術が必要になります。一般論としては、小学校での指導が長い教員は高校での指導はできませんし、高校での指導が長い教員は小学校での指導は順応できないことが多いと思います。だからと言って、小学校から中学校に上がる段階で、教員が全員変わってしまったら、小中高一貫校のメリットが大きく減じてしますます。まぁそれを言ったら、都立の先生方は定期的に異動があるので、何十年も同じ学校で指導できる私立とはその部分で最初から不利な立場にあるわけですが…
一番心配なのは、英語の指導のところです。小学校の教員が英語を指導する際に、ゴールである大学受験の英語のところが分かっていないのでは話にならないと思うのです。そのあたりの枠組みを、これから文科省や都教委がどう整えて来るのかに注目したいと思います。
(次回に続く…)
都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その3>
- 2015年11月30日 12:45 PM
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まず私が一番心配しているのは、いったい競争率がどれだけ高くなるのだろうということです。多摩地区で都立中が新規開校となった頃は、実質倍率10倍以上の戦いがざらにありました。立川国際の女子は20倍近くになっていました。今回は当面都内で1校だけでスタートするようですし、定員が80名と少ないので、ちょっとどのくらいの倍率になるのか想像がつきません。何しろ、年間の費用が100万円近くかかることが当たり前の私立小学校と違って、都立小学校は授業料が無料なのです。(都立中各校の初年度がそうであったように)軽い気持ちで受検させるご家庭が多くなることが予想されます。
また、どんな形で入試が行われるのかもとても興味深いところです。都立の場合は学力試験を課してはならないことになっているので、単に知識を問うようなテストは実施することができません。かと言って、適性検査のような記述式のテストはもっと無理でしょう。私立小学校のように面接(親子面接はあり得ません)や行動観察という選択肢もあるのかもしれませんが、そうすると選考にとても時間がかかってしまうので、それ以前に一定の数に絞る必要が出てきてしまいます。入試当日の混乱を考えても、1次選抜(抽選か書類選考)→2次選抜(簡単な筆記と面接)という形式はあっていいと思うのですが、都教委は現時点では「抽選はしない」ということを明言しています。さてどうなるのでしょうか…?
いずれにしても、塾としては対策は難しくなるでしょうね…
(次回に続く…)
都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その2>
- 2015年11月28日 10:15 AM
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現在の予定(7年後開校)で言えば、残念ながら今すでに生まれている子どもたちは対象となりません。入学できるのは、早くても来年以降に生まれた子どもたちからです。現在1歳~3歳くらいのお子様をお持ちの方で、「我が子は都立小学校へ!」と考えていた方がいらっしゃるかもしれませんが、残念ながら間に合いそうにありません… 1回頓挫したのが痛かったですね。(私の知り合いでもかなり乗り気だった方がいらっしゃって、以前進捗状況を質問されたことがあります。現状を早く伝えなくては…)
まず私が違和感を感じたのは、12年間の完全一貫教育ではないということです。今の案だと、中学校に進んだ段階で外部生が半分入って来ることになります。(特に英語において)先取り教育を推進するそうですが、それまで6年間の学習ギャップをどう解消するのでしょうか…? この数年間の有識者会議でも、集団の人間関係が画一化してしまうのが問題だという議論がなされていたようなので、おそらくそれを受けてのことなのだと思いますが、私はこれにより12年間一貫教育のメリット・強みが低減してしまうと感じます。
また、おそらく小学校入学時点で英語を母国語レベルで使える生徒たちが20%混在することになるでしょうが、これもちょっとイメージが湧きません。中1の時点でも(メリットと共に)様々問題が出てきているようですが、小1の段階でのその混在は教育効果という視点でも疑問に感じます。
というより、そもそも(どのくらいの時間数を配当するのか分かりませんが)小1の段階から英語中心の教育ってどうなのでしょう? この部分は様々専門的な議論が行われていますが、国語力が確立していない段階で、英語の文法的なことが理解できるのだろうか?という疑問は常について回るでしょう。それとも、とにかく小さい時から英語のシャワーを浴びて、とにかく耳と口を鍛えることと、英語を使ってコミュニケーションを取れるようにすることが最優先なのでしょうか? そうであるならば尚更、中学入学組を半分混ぜることの意味が分かりません。このあたりの方針が見えてこないと、何とも言えないということです。
(次回に続く…)
都立小中高一貫校ようやく具体化へ…<その1>
- 2015年11月27日 10:37 AM
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都知事の交代もあり、頓挫していた都立小中高一貫校の構想がようやく具体化してきました。2年ほど前に提案されていたものとは、内容が大きく変わっています。当初は、理数系に特化した学校をイメージしていたようですが、さすがに6歳の時点でその選択・見極めは難しいだろうということで、結局英語教育に注力する学校という方向性で落ち着いたようです。現在基本構想として上がっていることをまとめてみます。
開 校 / 2022年の開校を目処として進める。
場 所 / 1校目は立川市。立川国際中の敷地内に附属小学校として開設。
定 員 / 小学校は1学年80人。中学校からも入学できるようにする。中学入学の定員は1学年80人に減らす。
その他 / 20%は外国人・帰国子女枠とする。クラスは混成。
英語の授業時間数を通常の2倍の時間確保する。(そのため土曜日にも授業を行う)
12年間のカリキュラムを11年間で学習し、最後の1年間は留学などに充てる。
まぁしかし、(まだ構想段階とは言え)突っ込みどころ満載な感じがします…
(次回に続く…)
校舎の入口が明るくなりました!
- 2015年11月26日 12:39 PM
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昨日校舎のビル全体に電気工事が入り、入口・階段・廊下等の照明がすべてLEDに交換されました。今までと較べるととても明るくて、すっかり見違えてしまった感じです。外の道路を歩いていても明るくなったことに気付きますし、昨日の夜来校した生徒たちはみんな驚いていました。
GSを開校した際に、校舎の中(教室や職員室)はすべて「明るく目に優しいLED」に交換しました。費用はだいぶかかりましたが(校舎の負担です)、学習環境の確保を最優先に考えていたことと、その後の電気料金が安くなったことで十分元は取れていると思います。(照明の料金だけで言うと半分程度になったはずですし、電球の交換は3年以上1度もしていません) ただし、入口や階段・廊下・トイレ等は共用部分のため、校舎の方では手をつけることができませんでした。当然当初から管理会社に「明るくして欲しい」というお願いをしていたわけですが、ようやく念願が叶ったということです。
保護者の皆様、夜校舎にお立ち寄りの際はぜひ覗いてみてください。
学校説明会がピークを迎えています<その3>
- 2015年11月25日 1:13 PM
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学校説明会の期間に我々が一番危惧しているのは、帰って来た生徒たちがその学校のことを嫌になってしまうことです。毎年、小6・中3のこの時期になって、「あの学校を受けるのやめた」と言い出す生徒が必ずいるのです。
これは保護者の方に多いのですが、「校長先生等の話があまりにもつまらなくてみんな聞いていなかったので」とか、「先生方が頼りない感じで心配になった」いうようなケースがあります。生徒本人で言えば、「校舎が汚かった」「制服がダサ過ぎ」というものから、一番多いのは「在校生の様子が酷かった」という声です。「茶髪・ビアスや短すぎるスカート」は論外としても、「誰も挨拶しないし礼儀がなっていない」というような辛辣な声もあります。
GSの生徒たちが受験する学校で、毎年一番そのケース(在校生の姿を見て嫌になってしまうケース)が多いのは、我が母校であるC高校です(>_<) 私の名誉のために書いておきますが、当時は質実剛健の男子校で、そんなことを言われるような高校ではありませんでした。私も学ランをビシッと着こなしていましたよ。それが共学になって以降、まったく別の高校になってしまいました。私服OKだということもあって、身なり等の様子で判断されてしまうことが多いのです。いい子たちが多いのにもったいないなぁと常々感じていました。 今年もC高校の学校説明会に多くの生徒たちが参加しましたが、幸い今のところそんなことを言い出している生徒はいないようです。生徒たちに聞いたら、「あまり変な先輩はいなかった」と言っていました。あれっ、少し様子が変わって来たのかな… 私は、母校にお邪魔して(塾の講師として)先生方とお話をさせていただいたことが何度もあります。共学になった時から特に女子生徒たちのそういう部分の指導に悩んでいる先生方がとても多かったことを覚えています。その後、そういう話(学校見学に来て嫌になってしまう生徒が少なくないこと)を先生方に何度もお伝えしているので、もしかすると何らかの対策を講じたのかもしれません。在校生たちを説明会の日は出入り禁止にするとか…(苦笑) 今週末も、学校説明会は続きます。
学校説明会がピークを迎えています<その2>
- 2015年11月24日 1:47 PM
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学校説明会の内容によって、生徒募集の状況が左右されることは周知の事実です。都立中高はあまり影響は大きくないと思いますが、私立中高は説明会運営の巧拙がすぐに受験生の数に直結します。私立は選択肢が多いことと、学校ごとの校風や色がかなり異なるからです。最近はようやく学校側もそのことに気付き始めていて、学校説明会に工夫を凝らしたり、かなり力を入れているところも増えてきました。それでも、つまらない話を延々としていたりして、味噌をつけている学校もまだ存在します。
特に中堅以下の私立中高は、生徒の定員を確保できるかどうかというシビアな戦いが続いています。そこまで生徒集めに苦労していない学校でも、実は受験生の数は生命線となっていいるのです。受験生が支払う受験料だけで、億近い売上になる学校があります。勘違いのないように再度確認しますが、「受験料」だけでですよ。塾の立場からすると、ほんといい商売だなぁと思ってしまうのですが… ある学校の先生は、「この受験料がなかったら学校経営は成り立たない。大きく受験生を減らしてしまったら学校法人の死活問題なんですよ」とおっしゃっていました。
(次回に続く…)
学校説明会がピークを迎えています<その1>
- 2015年11月22日 1:36 PM
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昨日・今日と学校説明会がピークを迎えています。(授業に遅れて来る生徒も多いのですが、これは仕方ありませんね…) 我が家は八王子実践の目と鼻の先にあるのですが、今朝早くから中3生とその保護者の方がたくさん歩いていました。期末テストがほとんどの地域で終了したため、入試前の最終的な説明会を実施している高校が多いのです。中学校も含めて、受験校の最終決定をする時期を迎えているため、受験生・保護者の側はもちろん、学校側からも必死の感じが伝わってきます。
来週は都立中の出願説明会が予定されている学校が多いのですが、私立中高も学校説明会に合わせて願書を配付or販売している学校がほとんどです。願書を取りに行くついでに説明会に参加しているという側面もあります。ただし、最終説明会では入試に向けてとても重要な情報が語られるケースが多いので、必ず参加する必要があると考えています。
(次回に続く…)
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