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奨学金についての啓蒙活動<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年10月3日 11:29 AM
  • 未分類

このブログで何度も書いているのでお気付きの方も多いと思いますが、私は「貸与型奨学金」を借りて大学に進学するのは反対の立場です。元教え子たちの中でも、奨学金が返済できなくなって自己破産したり、返済があるためにブラック企業を辞めたいのに辞められなかったり、経済的に苦しくて結婚を諦めたりというような者がいて、苦しんでいる様子を目の当たりにしてしまっていることが理由です。
「何でそんなお前が奨学金のアドバイザーやねん!?」という声が飛んで来そうですが、私はだからこそ適任だと考えています。上記の教え子たちの話を思い出すと、ほぼ100%言えることは、「しっかりとした知識を持たずに多額のお金を借りてしまった」ということです。中には、信じられないことなのですが、大学を卒業して初めて返済しなくてはならないことを知ったという者もいました。(こういうケースは全国的にも決して少なくないようです) 奨学金と言えども借金なのです。しかもほとんどが利息付きです。いくら借りて、卒業後いくら返さなくてはならないのか? 毎月いくらで何十年に渡って返すのか? 就職したら平均してどのくらいの収入があるのか? 返済して行くとすると、それ以外にどのくらい余裕があるのか? 等々のことについて、ある程度本人(と保護者←ここ重要!)が把握した上で、それでも借りるという決断をさせるべきなのです。今は、わけのわからないうちに借りられてしまうことが大きな問題です。奨学金以外で数百万円の借金をすると言ったら、とても大変なことに感じるはずです。しかも、奨学金は(保護者ではなく)18歳の高校生の名義で簡単に借りられてしまうのです。さらに最悪なのは、高校の先生方もこのあたりの知識をあまりお持ちでない方が多く、安易に「じゅあ、奨学金申請してね」というようなことを言ってしまっているので、今のような事態が発生してしまっていました。

以上の状況を前提として、私は「奨学金は借りるな!」派だったわけです。そのあたりの正確な知識を持ち、そのことを生徒たちにしっかりと伝えられる専門家の存在が絶対に必要だと考えていました。そんな折りに今回の「アドバイザー」の制度のことを知り、応募させていただいたというのが経緯です。
もし高校で講演なり相談に乗る機会があったら、もちろんそのあたりのことをしっかり説明した上で、奨学金を借りてでも大学に行きたいと考えている生徒たちの支援をして行くことになります。私のできることは小さな一歩ですが、全国的にこのような形が徹底されて行けば、大学進学を経済的な理由で諦めたり、奨学金を借りたことにより不幸になる若者を減らすことができるのではないかと考えています。

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