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キッズウィーク導入正式決定<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年9月16日 1:54 PM
  • 未分類

<問題点その1>
私は、親がまとまった休暇を取って、子どもと一緒に過ごす機会を増やすことには大賛成です。確かに、(欧米の先進国とかと較べると)日本ではそういう機会が少ないというデータもありますし、有給休暇の取得率の低さが大問題であることもその通りだと思います。しかし、それを政府が主導して、子どもの休みに合わせて同じ時期に強制的にまとめて有給休暇を取らせようとしても、現実的ではないし、うまく行くわけがありません。同じような施策で言うと、「プレミアムフライデー」について、どういう状況になっているかを考えていただくといいと思います。このブログの読者の皆様が関わる企業で、月末の金曜日が休みになったり、午前中や午後3時に終業となっているところがどのくらいあるでしょうか? 我々のように、夕方から本格的に業務がスタートするところもありますし、接客業・販売業等で金曜日の夜や週末が忙しくなるところもあるわけで、それを一律型にはめようとしているところが間違っているわけです。毎回感じるのですが、政府の「有識者会議」なる組織で議論されて出た結論が、世間一般の感覚と大きくズレていることが問題だと感じます。「プレミアムフライデー」がまったく機能していないことを受けて、先日「月末はどこも忙しいようなので、月初の金曜日に変更することを検討している」という報道を読みましたが、「そういうことじゃないんだけどな…」と感じたのは、私だけではないはずです。(同じタイミングで、「プレミアムフライデーを土曜日に移すことを検討…」という記事も読みましたが、これは「虚構新聞」の記事でした…(^-^;)

ではこの部分の「働き方改革」に踏み込むにはどうしたらいいのか?ということですが、これは政府や自治体が企業に直接踏み込むしかありません。電通の問題を受けて、だいぶ世の中の流れは変わって来ていると感じます。ただし、残業や休日出勤をしないように徹底したり、できないような仕組みを作ったりという、マイナスを防ぐ観点からでの取り組みが多いため、本質は変わっていないようにも思います。企業の経営者や幹部が、労基の指導を受けたり、世間から後ろ指を指されないようにという「保身」に基づいた感覚によって、人事・労務に取り組んでいるに過ぎないからです。(これはこれで必要な部分でもあると思いますが…)
私は、(塾や学校を中心として)企業や自治体の研修に携わっています。最近、こういう「働き方改革」や「イクボス養成」に関するテーマでの依頼が増えているのですが、特に40歳代半ば以上の幹部の意識は、以前として酷いなぁと感じる場合が多いです。50代後半の職員には、「お前はシーラカンスか!」と言いたくなるような方もまだ存在していて(クライアントだからそうは言わないけど…)、途方に暮れる場合もあります。自分の定年逃げ切りのみを考えている場合はまだマシな方で、若い世代に負担を押し付けたり、日常的に明らかなパワハラを行っていたりする場合も少なくありません。
一番最悪なのは、組織でそれなりの立場にある方が、自分が若い頃に(サービス残業や休日出勤等)それこそ身を粉にして組織に尽くして来たからと言って、それと同じことを若い職員たちに強要しているケースです。一昔前とは時代が違いますし、経営者や幹部が相当意識を変えないといけないのですが、体に染み込んでしまった悪癖はなかなか洗い流せないようです。
まとめて言うと、このあたりについては、企業のトップを含めて意識・風土を変えないと、いくら政府が音頭を取っても実態は変わらないだろうということです。もっと本質的な部分に踏み込んだ研修を主導する等、英断が必要な時期に来ていると思います。
(次回に続く…)

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