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都立中高の国際化<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年4月4日 12:19 PM
  • 未分類

私は、都立中高一貫校が、大学(特に難関国立大学)の合格実績にこだわった学校運営をすることは間違っていないと思っています。何だかんだ言って、生徒(保護者)も、結局出口(大学入試)のところを期待しているわけですし、6年間という期間があるので、普通の都立高校に較べても圧倒的に有利な立場にあるはずです。しかし、小石川等一部の学校を除いてその期待に応えられていないのは、入学選抜のところで(報告書と適性検査という性格上の制約もあって)必ずしも優秀な生徒を選抜できていないということと、高校受験がないために中弛みしてしまう上に、進学指導重点校ほどに大学進学のところに向けた指導を徹底できていないためです。中高一貫校や各学校ごとの特色を取り入れようとして、私は最初の数年はうまく行っていた部分もあると感じていたのですが、大学進学のところを気にするようになってからは、残念ながらそれが中途半端になってしまっている感じが否めません。それならばいっそ、6年制進学指導重点校と銘打って徹底的にやった方がよほどスッキリします。

この部分については、我々進学塾の側にも責任があることは重々承知しています。我々の立場としては、預かっている生徒をたくさん送り込む以上、どうしても大学進学のところを学校に期待してしまいます。生徒たちの力に比して大学合格実績が思わしくなければ(生ぬるい指導をしていれば)、「何やってるんだ、しっかりしてくれ!」という物言いになります。校長先生に、面と向かってそうお伝えさせていただいたこともあります。その時は、「期待の裏返し」だということをきちんと組み取っていただけましたが…
こんな私のしがないブログですが、都教委(教育長)の皆さんや都立中高の先生方で読んでいただいている方が多いようです。数年前ですが、西新宿の都庁周辺からのアクセスが多いというデータがありました。都立中高の先生方からのコメント・メールをいただくことも多いのですが、「あなた方が、合格実績で煽るからでしょ」という声をいただいたこともあります。

私がお伝えしたかったのは、都立中高で国際化をするのであれば、国立大学の合格実績等に囚われずに全面的にそちらに舵を切るべきだということです。白鴎中がこれからそちらの方向に進むのであればぜひそうして欲しいですし、立川国際中も今の中途半端な状況を改めて欲しいと思います。名前に「国際」中とは入っていますが、普通科の高校ですからカリキュラム上の制約があることも認識しています。であるならば、後期過程においてはそれを改めるくらいの大胆な改革があってもいいのではないでしょうか。
2020年からの大学入試改革と英語教育・国際教育の強化・推進を盛り込んだ指導要領の改訂に合わせて、今が絶好のタイミングだと思います。

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