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西高校のリスニングトラブルについて<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年3月7日 8:38 PM
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都の教育委員会のホームページでも公表されているので、すでにご存知の方が多いと思いますが、先日の都立西高校の入試でトラブルがありました。
英語のリスニングテストの際に、問題冊子が配られていない生徒がいることが途中で発覚し、その教室は途中でリスニングは中止となり(他の教室は最後まで実施した)、結局(トラブルが男子の教室だったので)男子生徒はリスニングについて「全員満点(+20点)」とする措置が決定しました。
西高を受験する生徒のレベルであれば、リスニングはもともと満点を取る生徒が多いでしょうし、特に今年は問題形式が変わったこともあってやや易しくなったので、あまり大きな影響はないと思います。それでも、このことにより合格最低点は数点上がったはずですし、大きな問題だと言わざるを得ません。

まず、なんでそんなことが起こってしまうのか理解に苦しみます。当然、問題用紙は生徒たちを介して回したのではなく、試験官の先生が前から1部ずつ机の上に置いて行ったそうです。それで、どうやったら1人だけ配付漏れが起こるのでしょうか? 全員に渡ったことを確認しないのでしょうか? そもそも、教室に持って行く問題冊子の部数はそんなにアバウトなものなのでしょうか?
そのことが発覚した後の対応も最悪だったようです。先生がバタバタと走り回って校長の指示を仰ぎに行き、校長がリスニングの途中での中止を決定したとのことですが、その教室の混乱、受験生たちの動揺は想像に余ります。他の教室は通常通りリスニングを実施しているのです。

その教室の生徒たちには、「誰も不利にならないように採点で配慮するから」という説明があったとのことですが、バカなことを言ってはいけません。そんなことができるわけがありません。実際、その教室の生徒たちは動揺しているわけですし、全員に一律20点を与えたからと言って、公平ではないのです。もちろん、あのような状況になってしまった以上、一律加点するしか方法はなかったと思いますが、であれば、「多少不公平な状況が生じてしまい申し訳ない」というのが正しい説明です。
考えてみていただきたいのですが、今回の件で一番得をするのは、リスニングがかなり苦手で、あまり練習もしないで捨てていたような生徒です。逆に、不利益を被ったのは、リスニングにかなり時間を費やして練習して、本番で満点を取った生徒です。今回の件で、本来なら合格だったのに、リスニングの一律加点によって不合格となってしまった生徒が数名はいるはずです。(あくまでも統計上の一般論ですが、1点差で合否が分かれる状況がある以上、それは間違いないと思います) 当然、その生徒たちはリスニングで(実力で)満点を取った生徒の中から出てしまうわけです。こんな理不尽なことがあっていいわけがありません。

実は、同じようなことが2年前に中大杉並高校でも起こりました。あの時は、リスニングのテストをすべて終了した後に、不具合が発覚して全員満点の措置が取られたのです。同じように、リスニングで(実力で)稼げたはずの生徒が不利益を被りました。都立のリスニングより難しいので、全員一律加点の影響が少なくなかったはずです。私は、(当然塾名と名前を名乗った上で)正式に学校に抗議と、ぎりぎり不合格となった生徒の中でリスニングで満点を取っている生徒の救済を訴えました。教頭先生から丁寧なお返事がありましたが、「申し訳ないとは思うが、それはできない」ということでした。その後、全体で何名か補欠繰り上げ合格が出ましたが、この件が絡んでいるのかどうかはわかりません。

私は、上記の件だけでもかなり大きな問題だとは思いますが、実は今回の西高の問題となった教室では、さらに大きなトラブルが発生していたのです。私が見るかぎり、学校や都教委はもちろん公表していませんし、そのことがどこにも取り上げられていないのが不思議でなりません。
(次回に続く…)

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