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支給型奨学金がいよいよ始動!<その12>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年11月7日 11:53 AM
  • 未分類

もう1つ、保護者の方が子どもに教えて欲しいのは、「お金の使い方」についてです。
私は最近、FP(ファイナンシャルプランナー)として、お金の相談に乗る機会が多いのですが、ずっと違和感を感じていることがあります。それは、お金の貯め方・増やし方ばかり考えて、使い方を真剣に考えている方がほとんどいないということです。世の中に出回っている本や、FP等の専門家の責任も大きいと思いますが、我々はもっと有効なお金の使い方について学ぶべきだと感じています。

確かに、子どもが小さい時は将来の子どもの教育費が、子どもが大きくなった後は自分たちの老後の資金が心配になって、「お金を貯めておかなくては…」と考える気持ちは理解できます。しかし、そのために必要以上に今の生活を犠牲にしたり、どんどん増えて行く通帳の金額を見て満足感に浸るのは、何かが間違っていると思います。
日本がずっと不景気・デフレが続いていた要因の1つに、特に高齢者の方がお金を貯め込んで使わないことがあることは間違いありません。極論かもしれませんが、人間が死んで棺桶に入る時には、お金を持って入ることはできないのです。子どもたちには最低限のものだけ残しておけばいいでしょう。
当たり前のことですが、お金というのは、何かと交換して初めて価値に変わります。ただ置いておいて眺めているだけだったら、ただの紙切れに過ぎません。将来スーパーインフレが起こったら、その価値は急落します。何か形のあるものに代えておけばよかったと思っても後の祭りです。自分が死ぬ時に、もっとお金を使っておけばよかったと後悔しても、もう使う機会はないのです。

FPは、相談の中で将来に向けた「ライフプラン表」を一緒に作成する機会が多いのですが、おそらく私の相談はちょっと他のFPと方向性が違っていると思います。「この年に他に何か使うあてはありませんか?」と伺ったり、「このあたりで家族旅行を計画するべきではないですか?」という提案をしたり、お金を有効に使うことを奨励することが多いのです。少しでもお金を貯めたくて相談にいらっしゃった方は、最初は驚かれますが、話をしているうちに賛同していだたける場合が多いです。
何か欲しいものを買うということもありますが、私が一番重視しているのは、体験や旅行、自分への投資等、形のないものへの消費です。特に、家族や大切な人との絆を強めるための「必要経費」です。

もう1つ、時間をお金で買うという考え方ができるかどうかも大きいと感じています。普段の生活の中で、微々たるお金を節約するために、時間を無駄に浪費しているケースは結構あるのではないでしょうか? 数十円安いものを買うために遠くまで足を延ばすという行為は、私にはまったく理解ができません。ビジネスマンや経営者の世界で言えば、タクシーを使えば数十分時間が短縮できるのに、電車・バスを乗り継いで出かけることもそうです。タクシーの中では電話もかけられて仕事が進みますし、体を休めることもできます。短縮できた時間を他のことに回せることも大きいでしょう。
お伝えしたいことは、目の前のお金を節約するという大義名分のもとに、必要なことにお金を使わなかったり、貴重な機会を見送ったりすることは、長い目で損失の方が大きくなる場合が多いということです。

親のお金に関する価値観は、子どもに受け継がれます。子どもたちは、見ていないようでしっかりと分かっています。そういう意味では、これらのお金の使い方について、本当の意味で教えられるのは、親しかいないと思うのです。

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