- 2016年5月29日 12:48 AM
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すみません。ちょっと話が逸れて来てしまったようです。では現実問題として、「受験が目の前に迫って来ている生徒たちに対してどうすればいいのか?」という話に戻します。今まで書いて来たことは、どちらかと言うと幼児期から小学生の低学年くらいまでの習慣作りの時期等、長い目で余裕がある時期の関わり方が中心です。あと数か月で結果を出さなければならないような追い込まれている場面では、あまり現実的でないかもしれません。
まず皆様にご認識いただきたいのは、子どもたちの「やる気スイッチ」など存在しないということです。某塾のCMがいけないと思いますが、今までまったくやる気がなかった子どもが、スイッチを押した瞬間に急にやる気になって自分から勉強をするようになり、それに伴って成績も急上昇するなどという幻想を抱いている保護者の方が多すぎるのです。私の今までの経験から言わせていただければ、そういうケースは、体中まさぐってもスイッチが見つからず(笑)、途方に暮れて終わる場合がほとんどです。
確かに、経験豊富な塾の講師等が時間をかけて話をしたり、(多少デメリットもあるレベルの)荒療治を行えば、一時的には「やる気が出たように見える」場合があります。ただし、それはあくまでも一時的なものです。外部から働きかけて無理やり出させたやる気は、時間と共に減退して行くのは自然の摂理なのです。我々としても、毎日塾の自習室に来させて勉強させたり、毎日連絡を取り合って勉強の進捗を点検したり、様々な手を尽くすのですが、それらも対症療法でしかありません。せいぜい効果が持続しても数週間という感じでしょう。またダメになって来たらショック療法を施して…というイタチごっこになるわけですが、劇薬も次第に効きが悪くなり…
一時教育の世界でも、「とにかく褒めて伸ばすべし」という言説が広まったことがあります。褒めることの効果については、私も否定するものではありません。特に本格的に受験勉強を始めたばかりの時期に自信を失くしているような生徒に対しては、一時的には効果があるでしょう。ただし、これも一時的です。特に入試本番が近づいて来たような時期には、あまり効果がないはずです。
(次回に続く…)
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