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受験勉強は頑張らなくていい…<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月21日 10:32 AM
  • 未分類

3つ目は、特に親が子どもに「頑張れ!」というのは逆効果になることが結構あるということです。私のかつての教え子で、「お母さんに頑張れと言われると、一瞬でやる気がなくなるんですよね…」と言っていた生徒や、お母さんに向かって「あなたは中学生の時にそんな頑張っていたのですか?」と悪態をついていた生徒がいました。もちろん塾の講師としては、そういう話を聞いてしまった以上、子どもたちをつかまえて「お前な…いい加減にしろよ!」と諭すわけですが、ここで言いたいことはそんな次元の話ではありません。(もちろん、親子関係がこんな感じになってしまうともう泥沼ですけど…)

ちょうど、昨日小6の都立中クラスで実施した過去問でその内容が出題されていました。都立富士中の作文の問題なのですが、「頑張れ」という言葉がプラスになる場合とマイナスになる場合があるという内容の文章です。ここでは、1番の要約問題の模範解答を転載しておきます。それによって筆者が言いたいことがだいたい伝わると思います。

「はっきりと目標が見えている人に対して頑張れと言えば、それは大きな励ましやエネルギーとなる。しかし、これからどうするか定まっていない状態にある人に頑張れと言うと、その人にプレッシャーをかけることになってしまう。」

いかがでしょうか? 受験生についてもこのことは当てはまると思います。志望校も決まっていない、目先の目標もない子どもに、ただ勉強を「頑張れ!」と言っても、「何をどう頑張ればいいんだよ?」という反応になってしまう場合が多いはずです。

もう1つ、私は心理カウンセラーとしてカウンセリングにも従事しているのですが、クライアントの中にはうつ病を患っている方が少なくありません。(カウンセラーは医者ではないので、うつ病かどうかの診断はできませんが、医療機関でうつ病と診断された方のカウンセリングを行うことはできます。ただし、基本的には医療機関の再受診を勧めるケースが多いですが…) そのカウンセリングの際に絶対に言ってははならない禁句が、「頑張れ!」なんです。うつ病にかかっているような方は、頑張れ!頑張れ!と言われ続けて、もうこれ以上頑張れなくなってしまったような方が多いのです。 カウンセリングで、「もう頑張らなくていいですよ。疲れている時は少しゆっくりしましょう」と伝えると、とてもホッとした顔をする方が多いです。
受験生でも、気持ちが追い込まれて、ぎりぎりの状態になっている時に、親に「頑張れ!」と言われるのはとても辛いでしょうね。自分では頑張っているつもりなのに、結果が出なくて苦しんでいる時に、親から一方的に責められたような言い方をされると、「もうこれ以上、何をどう頑張れって言うんだよ!?」と爆発してしまうことがあるのです。
塾の講師は立場上、どうしてもお尻を叩き続けなくてはならない場面があります。そういう時に、家に帰ってからも親に同じトーンで煽られ続けたら、子どもたちは居場所がなくなってしまうように感じてしまいます。(受験学年の夏期講習や入試直前期等)子どもたちが苦しい時ほど、保護者の方は子どもたちの心に寄り添ってあげて欲しいと思います。

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