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志望校の決定に際して<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月1日 4:50 PM
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目標と目安は違うのです。受験生は(というか人間は)、明確な目標がなければ本当の意味では頑張れないのです。私がよく引き合いに出すのは、陸上競技の高跳びの話です。バーがあるから、何とかそれを越えようとして努力するわけです。もしバーがなかったら、マットの前で跳んでいても、おそらく記録は伸びないでしょう。一生懸命にジャンプする気すら起きないかもしれません。ただし、バーは高すぎても低すぎても、あまり効果がありません。自分が頑張ってぎりぎり跳べるかどうか…というところにバーを設定した時が一番記録が伸びるのです。
スポーツに本気で取り組んだことがある方には伝わると思いますが、最初は自分では「こんな高さ絶対無理!」と思っても、それを本気でクリアしようとして努力を続けているうちに、「もしかしたら跳べるかも…」というような感じに変わってきて、それが「もう少しでクリアできるのに…」となり、最後には「自分でも跳べてびっくりした」というようなことが起こります。受験勉強でも、同じようなことが起こるのです。ただし、その前提として、「明確で強固な目標を持っている」という共通項があることを忘れてはなりません。

私が常々感じているのは、偏差値等成績だけで志望校を決めないことです。この部分で言うと、2つの重要なポイントがあります。
1つは、自分の将来のことを考えて志望校を検討することです。中3生はもちろんですが、小6生であっても自分である程度は考えることをしなくてはなりません。もちろん、保護者の方がご協力いただかないと難しい側面もあると思います。まだ将来の職業の希望など決まらないので、とても親子で話ができる状態ではないという声を聞くこともありますが、それは保護者の方がすべて子ども任せにしてしまっているからです。少なくとも情報をきちんと与えて、子どもなりに考える場は提供しないとダメだと思います。
文系なのか理系なのかという視点もありますが、この部分はそれこそ高校生になってからいくらでも変わってしまう可能性があります。中学生くらいでの、数学ができるから(好きだから)理系、できないから文系というような区分けは、あまり当てになりません。私の教え子の中でも、中3の時数学の成績が悪かったのに、バリバリの理系に進んだ生徒は結構います。逆に、高校受験の時は数学がずば抜けてできた生徒でも、高校で数学や理科が全然ついていけなくなって、私大文系しか選択肢がないというような生徒も少なくありません。ちなみに私は文系です。(それでも高校受験の数学・理科くらいは極めているつもりです。そんなものなのです) いや、本当は体育会系という言い方が正しいかもしれませんが…
例えば、医学部志望なのに早稲田の附属中学・高校に進学することはまったく意味がありません。私の経験でも、早実に行きたいと言っていた中3生が、将来何したいの?と聞いた時に、医者になりたいと言ったというギャグみたいな話もあります。早稲田大学に医学部がないことすら知らなくて、そのことを伝えると、他大受験をしますと言う始末でした… 私は、どうしても医者になりたいという生徒は、慶應志木や慶応女子に進学することも止めることが多いです。大学での医学部進学の枠がとても狭いことと、経済的な部分の理由からです。
まったく難しいことではなく、せめてこのようなレベルでは将来のことを考えた上で志望校を決めて欲しいということです。小6・中3受験生のいるご家庭は、このGWの期間にでも、じっくりそのあたりのことを話し合って欲しいと思います。
(次回に続く…)

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