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内申点のつけ方の基準が変わる!?<その10>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年8月14日 9:58 AM
  • 未分類

私は、現在の内申点の制度によって、中学生が蝕ばまれている側面がかなり大きいと考えています。
今年の中1の生徒及び保護者の方から、「英検を取ったら内申に有利なのか?」とか、「内申に有利な部活は何か?」とか、「生徒会や委員会をやるとどのくらい内申で評価されるのか?」というような相談が多く入りました。都立高校の入試制度が変更となって、それだけ内申点(特に実技科目)に対して緊張感を持って中学校生活をスタートしようという表れではあるわけですが、正直「ちょっとどうなの?」と感じてしまいました。私は、「それをやったからと言って必ず内申点が上がるという保証はありませんよ。本人がやりたければやればいいし、そうでないのに内申のためにやるのはナンセンスです」と答えるようにしているのですが、聞くところによると、優秀な生徒に生徒会の役員や部活の部長をやらせたくて、中学校の先生がそういうことを匂わすケースもあるようです。

内申点の問題は、大きく2つに集約できると思います。
1つは前述したように、中学校によって(あるいは担当の先生によって)、甘い辛いの濃淡がかなりあり、不公平感が大きいということです。一昔前は内申は「相対評価」でつけられていました。中学校の中で、5が7%、4が24%…と割合が決められていたのです。例えば40人クラスだと、5や1は3人までにしかつけられませんでした。(逆に言えば3人には必ずつくという言い方もできました) これだと逆に、レベルが高い(優秀な生徒がいる)中学校に在籍している生徒は不利だという側面はありましたが、中学校の中でどのくらいの位置にいれば5や4がもらえるという透明性はあったわけです。
2002年から「絶対評価」と現在の「観点別評価」が導入され、極端なことを言えばクラスで何人に5や1をつけてもよいことになりました。当然、相対評価に較べれば数字がかなり甘くなるわけですが、それによって今の不公平感を生み出してしまったということです。
(次回に続く…)

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