- 2015年6月13日 12:41 PM
- 未分類
もちろん、英語教育の重要性を否定しているわけではありません。できないよりはできた方がいいでしょうし、日常会話くらいできるようになったら、(できる)仕事の幅が広がったり、人生の楽しみが増えたりすることがあるのかもしれません。外国人とペラペラ話をしている人を見ると、純粋にかっこいいなぁと思います。
私自身のことで言えば、こんな仕事(塾講師です)をしていても、英語という科目だけについてはコンプレックスをずっと感じています。付属高校で大学受験をする機会を手離したところからそれはスタートし、大学では(本屋でバイトしていたこともあり)訳本探しのプロ(?)と言われ、塾で働くようになってから30年近く経ちますが、なぜか英語だけは指導する機会がないまま今に到ります。高校入試の問題レベルでも、(残り4教科には自信がありますが)英語だけは生徒に負けてしまうかもしれません。最近は、生徒たちがそのことを察知取っていて、英語の質問だけは絶対に私のところには来ません…(>_<)
また、今までの大学入試の制度下においては、英語ができないとどうにもならないという側面があったことも事実です。数学がとんでもなくできなければ、高校2年生の時にさっさと捨ててしまって、私大文系に逃げてしまう手はありました。しかし、英語がとんでもなくなってしまった場合は、逃げ場がなくなってしまったのです。(AO入試に専念するというような手はありますが…) そのために、塾に関わる者としては「とにかく英語をやれ!」と言わざるを得なかった側面があることも否定できません。
今後大学入試の制度が変わっていくわけですが、一部の難関大学でTOEFLレベルが要求されるようになるという話も出ています。だから、ネイティブ英語をやらないとダメなんだという理屈なのかもしれません。しかし、そのレベルをすべての大学で導入するということには無理がありますし、私は逆効果であるとさえ感じています。
英語はできた方がいい。そのことはこの場で再度確認します。しかし、それでも子供たち全員にネイティブに近い英語をマスターさせるべきだとはとても思えません。その視点で見た時に、小学校での正式教科化、中学生・高校生の英検半必修化、4技能テストの導入等の施策がしっくりこないのです。
(次回に続く…)
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=5391
- トラックバックの送信元リスト
- 中学校でも英語の「4技能テスト」導入へ<その3> - GS進学教室 より

