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それでも自転車に乗りますか?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2015年4月28日 2:29 PM
  • 未分類

自転車の違反を厳しく取り締まることにした背景には、自転車の違反による事故が増えていることがあります。車による人身事故は年々減ってきているのですが、それに逆行して自転車の対歩行者の事故は大幅に増えているのです。(この10年間で1.5倍くらいになっています。特に、子供と高齢者が加害者となる事故が増えています) 重大な死亡事故につながったケースも多かったため、世論的に厳罰化を求める声が大きくなってきたこともあります。(国としては歳入が増えるという側面もあるでしょう…)

私が今回のテーマで一番書きたかったことは、違反をして捕まるリスクのことではありません。事故の加害者となるリスクのことを知っておいた方がいいということです。小学校5年生の子供が自転車で坂道を猛スピードで下って来て、お年寄りにぶつかって重い障害を負わせてしまい、9500万円の損害賠償を言い渡された事件が記憶にある方もいると思います。それ以外でも、数千万円程度の賠償が課せられたケースは少なくありませんし、ひき逃げ等悪質なケースでは、数年間の禁固刑が科せられているケースもあります。(もちろん、加害者が未成年の場合は、保護者に対して損害賠償請求が行きます)
自動車の場合は保険制度が浸透しているので、損害賠償が課せられても(保険にきちんと入っていれば)自腹が痛むケースは多くはありません。しかし自転車の場合は、まだ保険に入るということが特別なことのようで、損害賠償はすべて自己負担となってしまう場合が多いようです。数千万円の金額は普通の家庭では払えないことが多いと思いますが、借金と違って自己破産等しても免除にならない場合もあります。それこそ、一生をかけてかなりの金額を支払い続けることになるわけです。

もちろん、被害者となるリスクもあるわけですが、我が子が自転車事故の加害者には絶対にならないと言い切れる方がどのくらいいるでしょうか? ちょっとした悪ふざけや不注意により、取り返しのつかないことになってしまう可能性があるのです。
子供に自転車に乗らせる以上、親としてはそのことのリスクは知っておくべきでしょう。その上で、やはりきちんとした安全指導・教育を親が責任を持ってするべきだと思います。(もちろん、自分の身を守ることも含めてですが…) 裁判の判例でも、親が子供にその部分の指導をきちんとしていたかどうかが争点になっているケースが多いようです。学校でも折に触れて安全指導等行っているようですが、リアリティを持った指導をできるのは親しかいません。結局最後は、人の命や体の大切さ、大事な人(物)への愛情・優しさが根底になければ、本当の意味では伝わらないと思うからです。言葉で繰り返し伝えると同時に、危険な運転をしていたらその場で叱ったり、改善されない時は自転車に乗らせないくらいの厳しさも必要だと思います。

先日公園の周回道路で、小学校入学前くらいの男の子が自転車に乗っていて、その後をお父さんが走っていたのですが、子供がよそ見をしていたために、前から来た別の男の子の自転車とぶつかってしまいました。幸い大事には至らなかったのですが、お父さんが相手の子を気遣った後に、自分の子供の頭を思いきり引っ叩いて叱っていました。「ちゃんと前を見ろって言っただろ!」と。頭を叩いたことの是非は別として、私はその光景からお父さんの深い愛情を感じまはした。我が子に、安全な自転車の乗り方を体を張って教えている様子が伝わってきたからです。
(次回に続く…)

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