ホーム > 未分類 > 他人事ではない阿部監督の事件

他人事ではない阿部監督の事件

  • 投稿者: gs_staff
  • 2026年5月27日 10:39 PM
  • 未分類

プロ野球巨人の阿部監督が家庭内暴力で現行犯逮捕され、監督を辞任する事態となりました。今後も任意で捜査は続けられるとのことで、起訴されるのかどうか分かりませんが、もうすでに大きな社会的制裁を受けてますし、ご家族のこれからのことも案じられます。阿部監督は大学の後輩でもありますし、野球部の知り合いも多いので、とても親近感を感じていました。そういう意味でもとても残念です。

この事件で私が感じたのは、決して他人事ではなく、どこの家庭でも起こる可能性があるレベルのことだということです。我が家の今までのことを振り返っても、背筋が寒くなることが何度かあります。

最初にはっきりしておきますが、我が家ではいわゆる世間一般の認識や法的なレベルで「虐待」や「暴行」に当たる事象は(今までは)なかったと断言できます。しかし、一歩間違えたら少なくとも警察に任意で話を聞かれるような事態になったかもしれない場面は何度かありました。

〇年の近い男子が3名いるので、家の中で取っ組み合いや押し合いの喧嘩は日常茶飯事です。我が子たちは特別に粗暴な訳ではありませんが(どちらかというとおとなしいはず)、夜寝る前に寝室で飛び跳ねている際に、じゃれ合いから本気の喧嘩に至ることは少なくありません。(まだ加減をしらないので)結構強い力で突き飛ばし合ったりすることもあります。実際、机の角に頭や額をぶつけたり、ドアを勢い良く閉めて指を挟んだりして、ざっくり切って血が止まらなくなったり、骨折の疑いで腫れたりして、夜中に救急に運ばれたことが計5回あります。(長男2回、次男2回、三男1回) それ以外にも熱性痙攣や喘息の発作で救急車のお世話になったことが2回。普通の家庭より多いはずです。で、頭や額の裂傷で縫う必要があるレベルの時や、骨折の疑いがあって救急に運ばれた時は、必ず最初親子別々の部屋で話を聞かれます。まずは虐待の可能性を疑ってかかるからです。(別に私の風貌がこうだから…という訳ではなく笑、ルールで決まっているのだそうです) どうして怪我をしたのかの詳細を聞かれるのですが、その際にまだ幼い子どもたちが万一にでも「パパにやられた…」と言っていたら、警察沙汰になっていたはずです。兄弟喧嘩で…ということであれば、何もお咎めはないようですが、正に今回の阿部家のケースと同じで、取っ組み合いの喧嘩をしているのを仲裁して引き離したり、押さえつけたりしたことはあります。殴ったことはないはずですが、興奮しているのを収めるために小突くくらいはしているかもしれません。安部家とは子どもの年齢が違うということはありますが、今のご時世では、こんなレベルのことでも最悪親が逮捕されてしまうことがあるのだということは、結構衝撃的でした。

〇娘はこの2年間くらい重い病気を抱えていて、1年近く学校に行けなかったり、4ヵ月入院したりという状況です。このブログでも書いたことがあると思いますが、児童相談所にはお世話になっています。私も知らなかったのですが、虐待等でなくても、病気がなかなかよくならない→学校に行けない→将来の不安等でも相談に乗ってもらえるのです。で、親子で一緒に行っても、必ず別々の部屋に通されて話を聞かれます。理由は同じです。もちろん、娘に手を上げたことはありませんが、ここでもし娘が「パパからのプレッシャーで心理的重圧を感じて具合が悪くなって…」といううなレベルの話をしていたり、拒食症みたいな感じでほとんど食事を摂れない時期があったのですが、「ご飯を食べさせてもらえない」とでも言っていたら、危なかったかもしれません。娘が1人で外出している時に外で発作が起きて、警察に保護されたことがあります。私が警察署に迎えに行ったのですが、ここでもやはり別の部屋(取り調べ室です)でかなり話を聞かれました。重い病気を抱えていることが分かったので、あとは病院で相談してくれということですぐに帰されましたが、通院・入院歴がなかったら、もっと引き留められていたはずです。

何をお伝えしたかったのかと言うと、例えば普通に生活していて、子育てを真っ当にかなり頑張っているつもりの私ですら、何か1つ状況が違っていたら、今回の阿部監督と同じようなことがあってもおかしくなかったのだろうということです。特にここ数年、親の虐待に対しての行政の対応はとても厳しいです。虐待の末の殺人事件がセンセーショナルに報道されていることも背景にあるかもしれません。当事者でなくても、虐待を見たり聞いたりしたら通報しなくてはいけないことになっています。見て見ぬふりも許されないのです。

もちろん子どもへの虐待は絶対に許されないことが大前提ですが、今回の件でいろんなことを考えてしまいました。私が危惧するのは、ただでさえこれだけ少子化が進んでいる中で、「子どもを持つことはリスク」みたいな風潮が強まらないかということと、「安易に児相に通報すると家庭が壊れる」というような認識が広まって、本当に必要な場面で躊躇する子どもや周囲の人が出ないかということです。

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=24104
トラックバックの送信元リスト
他人事ではない阿部監督の事件 - GS進学教室 より

ホーム > 未分類 > 他人事ではない阿部監督の事件

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る