- 2025年11月19日 10:03 AM
- 未分類
昨日のブログを読んだ外部の中3生保護者の方から、「スピーキングテストの対策をやってもらえないか」というご連絡がありました。塾には通っているのですが(北口にある有名な塾です)、スピーキングテストの対策は各自でやるように言われているとのことでした。(しかも言われたのが数週間前!) 中学校でも多少やったもののまったく不十分で(それはそうでしょう)、「本番と同じ形式のテストも受けたことがないので不安で…」とのことでした。結論としては丁重にお断りしました。私のスケジュール的に難しいこともありましたが、最後の数日で少しやったくらいではあまりお役に立てないと思ったからです。「あと数日でこういうことをやった方がいい」というアドバイスはさせていただきましたが、「もっと早くGSの存在を知っていればよかった」と言われてしまいました。「外部の生徒を集めてスピーキングテストの対策をする」というような発想が私にはまったくありませんが、もう少しGSでやっていることを広く知っていただく必要性を改めて感じました。(今回ご連絡いただいた方は、ネットで「都立高校スピーキングテスト対策」と検索したら、このブログがヒットしたそうです) 定期テストの対策に外部の生徒を呼んでやっている塾がありますが、私にはちょっと信じられません。「その分、今通っている生徒たちの面倒をちゃんと見ろよ!」と考えてしまいます。
八王子北口にある別の大手塾も、「スピーキングテストの対策はやらない」という方針を打ち出しています。それはそれで塾の方針ですからいいと思うのですが、であれば入塾の段階や(中3になった頃の)かなり早い段階できちんと説明しておくべきですし、この時期の受験生・保護者を不安にさせてしまい、他の塾に問い合わせをさせてしまうような状況を作ってしまっているのは、言語道断と言わざるを得ません。
GSでは、夏期講習からスピーキングテストを意識して長文の音読を本格的に始め、9月1週目からスピーキングテストの形式に合わせた対策をスタートしました。テキストを2冊こなして、そっくりオンライン模試を2回受けて、ようやく全員がA判定を取れるようになった状況です。ただし、A判定ぎりぎりのラインにいる生徒も何人かいるので、今週末の本番に向けて気は抜けません。落ち着いて取り組んで来てくれさえすれば、大丈夫だと思っていますが… おそらく、ここまでしっかり取り組ませている塾はほとんどないばずです。
スピーキングテストの運営も混乱が続いているようです。まだ今の時点で(4日前ですよ!)、試験監督が充足していない会場があるようです。先週の時点で、まだアルバイト募集サイトに求人が出ていました。もちろん「都立高校スピーキングテストの試験監督」とはどこにも書いていないのですが、私には「これとこれがそうだ…」と分かってしまいます(笑)。実は、私やGSの講師たちにも試験監督のお誘いが、3つのルートからありました。立場を考えて自重しましたが(時給もあまり高くないですし…)、それ程困っているということです。大学生のアルバイト等、誰でもいいという訳ではないので、(生徒たちの扱いに慣れている)学校の先生や塾講師に声がかかっているということのようです。こういうテストは、本来同一の時間で一斉に行うことが原則のはずですが、会場や試験監督の手配が難しいために、2部制になっています。回の違う生徒たちが交わらないように(情報が漏れないように)対策は立てているようですが、昨年までも実際は漏れ伝わっているケースが結構あったようです。
これだけ対策をきちんとしていながら言うのも何ですが(逆にきちんと対策をきちんとしているからこそ言えることだとも思っています)、私はこのスピーキングテストには当初から大反対です。莫大な税金を使って、運営がこんなに混乱して、受験生たちを不安にさせて、この大事な時期に実施する意味はまったくありません。英語のスピーキングの能力養成は必要ですが、それは機械に向かって吹き込むことでは身に付きません。(対策をやっていて、とてもむなしく感じています) 人と人とのコミュニケーションをはかりながら、目を見て、表情や態度も含めて、会話の力を育んで行かないと意味がないでしょう。都教委幹部の皆さん、まだ引き返せますよ。都立高校入試において、来年からスピーキングテストの廃止を決断してください。どうしてもやりたいなら、本番で全生徒との対面英会話テストに切り替えてください。無駄な税金を使わないでください。廃止に向けての署名活動も行われているようですし、何らか動きが取れないか考えてみます。石原都知事の時代は、都教委幹部の皆さんが、現場の塾講師たちのこういう意見をしっかり聞いてくださって、実際に次の年から入試制度改革が進んだというようなことがありました。その後入試制度がすっかりおかしくなって、それに伴って都立高校の人気が一気に凋落したことは周知の通りです。(私立高校の無償化も大きな要因の1つではありますが、根底には都立高校の入試制度への不信感があるのです) 「都立高校の失われた10年」と私は呼んでいますが、これが20年・30年と続いて行かないことを切に願います。
- 新しい: ただいま海外出張中…
- 古い: ここから2ヵ月が本当の勝負!
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=23322
- トラックバックの送信元リスト
- スピーキングテスト狂騒曲 - GS進学教室 より

