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たまには映画でも…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年11月10日 11:11 AM
  • 未分類

皆さん、ご無沙汰しております。エセ映画評論家のミスターGです。私はどちらかと言うと無趣味な人間ですが、読書の量は相当多いと思いますし(月間数十冊!)、何とか時間を見つけてシアターでの映画鑑賞には出かけるようにしています。このブログで私が定期的に観た映画のご紹介をしていることをご存知の方は、コアなファンとして認定します(笑)。

「国宝」

実は、私はこの映画をまだ観ていません。どうしても食指が動かないのです。映画を語っている身としては失格だと思います。ただ、すでに観て来た周りの方たちが一様に絶賛されているので、触れない訳にはいかないと思いました。妻も封切り直後に行って来たのですが、帰って来て興奮していて、ずっとその素晴らしさを熱く語っていました。GSの保護者の方や、昔の教え子、ママ友たちからも感想を聞かされることが多いのですが、絶賛の声しか聞きません。それらの方の意見を集約してみます。

まずは映像の美しさです。主役の2人はもちろん、舞台や裏方も含めてとても綺麗なので、まずはそれに引き込まれてしまうようです。そして、演技の1つひとつが、観客の感情を揺さぶるために(感情移入してしまう方が多いようです)、3時間という長尺があっという間に終わってしまったと… お2人は、歌舞伎の所作を身に付けるために、撮影前に1年以上「稽古」を積んで臨んだようですが、すっかりその世界の人のような雰囲気を醸し出しています。そして、歌舞伎というちょっと敷居が高そうな世界がとても身近に感じられて、興味を引き立てられたこともあるのでしょう。実際、映画を観た後に、実際の歌舞伎の舞台を観に行く人が増えているそうです。そういう意味でも多大な貢献をしているのですね。

妻が言っていたのは、他のすべてのことを犠牲にして、歌舞伎の芸を極めるという1つのことにすべてを捧げることへの覚悟・凄みがひしひしと伝わって来て、自分ももっと頑張らなければダメだと思わされたということです。映画を観た方が、自分の人生と重ね合わせて、ある人は(そういう世界に生まれなかった)幸せを感じ、ある人は嫉妬を感じ、ある人は今後の人生への勇気をもらい…というように、人によってとらえ方が異なることも魅力の1つではないでしょうか。

今もまだ、ほとんどのシアターでロードショーが続いています。興行収入では、実写版の歴代1位が射程に入って来たようです。(現在の1位は「踊る捜査線・レインボーブリッジを封鎖せよ」です)  毀滅の刃や千と千尋等、アニメではさらに上がありますが、どこまで迫るのか興味深いです。で、私は観に行くのか?と問われたら… まだちょっと微妙です(苦笑)。

「秒速5センチメートル(実写版)」

昨日行って来たのですが、これは私にとって記念すべき作品となりました。初めて娘と2人で観に行った映画なのです。今までも「ディズニー」や「ドラえもん」等、家族みんなで観に行ったことはりますが、娘と2人で出かけたのは初めてでした。娘は入試が目前に控えています。受験生の立場でそんなことをしていていいのか?という声もあると思います。私は(親としても塾講師としても)そうは考えていません。逆に、たまに数時間息抜きを兼ねて映画を観に行くくらいの余裕が持てないようでは、良い受験はできないとすら思います。娘は都立中一本なのですが、作文を書く上でプラスになることもあるのでは?と感じているくらいです。要はメリハリと切り替えなのだと思います。実際、映画を観て来た後はずっと勉強をしていましたが、いつになく手が止まらずに作文を書いていました。

娘は入院中に、新海誠作品をDVD鑑賞会でひと通り観たそうです。「秒速5センチメートル」のアニメ版も観ていて、実写版が封切りになったので、ぜひ観たいと思っていたそうです。実は私も新海誠作品はほとんど観ています。「君の名は」は(珍しく)妻と2人でデートで観に行って、このブログにも書いた記憶があります。私には似合わないと思っている方が結構いそうですが(苦笑)、私はジブリやディズニーもほとんど観ていますし、ああいう世界観は嫌いではありません。もちろん、子どもたちと一緒に観たものが多いのですが、1人でも全然行けちゃいます。娘が観たいと言っているのですから、こんないいチャンスはなかった訳です。(この映画は弟たちにはまだ難しいですね…)  娘と2人でシアターに行くと1人900円で観られるので、今後も何とか時間を捻出して出かけようと思います。

日曜日の夕方という時間帯だったこともあると思いますが、周りはカップルがほとんどでした。結構人が入っていましたが、子どもやおじさんの姿はほとんど見られませんでした。(娘が、「パパ何か雰囲気浮いてるよ」と言っていました泣) 私が見たところ、ほとんどが20代~30代だったのではないかと思います。非常に年齢層の幅が狭い映画なのかもしれません。結論を先に書いてしまうと、エンドロールでは、すすり泣きが多く聞こえました。帰りがけにまだ泣いている人がたくさんいました。女性に多かったですが、男性でもいました。私と娘は泣けなかったのですが、「観てよかったね 」と2人で言い合っていました。

主人公の男女の20年間を描いたストーリーが最大のポイントなのですが、特に若い皆さんにはこれから観てほしいとも考えているので、ここでネタバレは書きません。やはり映像の美しさは圧巻です。桜の花びら(これが映画のタイトルに繋がっています)と雪、街並・空等の描写がとても綺麗です。実写版でも、新海誠の世界を十分に堪能できます。音楽もすばらしいですね。米津さんの主題歌はもちろん、山崎まさよしさんの総入歌が観る人の感情を揺さぶります。

1つだけ書いておくとしたら、決してハッピーエンドではないのに、観た人に嫌な気持ちはあまり抱かせないことが凄いのだと思います。もう取り戻せない過去の出来事(何もできなかったこと?)に対する後悔・ノスタルジーを、観た人のほとんどが感じているのだと思います。私くらいの歳になってしまうと、「もう遅い…」ということになりますが、10代後半から20代・30代くらいの方は、今正に現在進行形のことと被るでしょうし、いろんなことを考えたのではないでしょうか。昨日、映画を観た後に食事にでも行ったカップルが多いと思いますが、もしかしたらそこで勢いに任せてプロポーズにでも至ったケースがあるのではないかとすら感じました。もしそんなことがあったとすれば、映画の力って凄いですよね…

娘も様々感化されたことがあるようで、「パパが生きているうちに、伝えるべきことはきちんと伝えなきゃね」と言っていました(苦笑)。帰りに、「秒速5センチメートル」のノベライズと、サウンドトラックCDを買ってしまいました。やはり映画を観た後だと、同じ音楽を聴いても感じ方が違います。帰りの電車や自宅まで歩いている間、娘とずっと映画の感想を語り合っていました。はい、十分に感化されてしまったようです(苦笑)。

受験生のご家庭で、親子関係が崩れてどうしょうもないと感じられている方へ。親子で一緒に映画を観て、感想を語り合うことをお勧めします。入試が近付いて来たこの時期だからこそ、意味があることのように思います。その数時間分は、あとで十分にお釣りが来るくらいに返って来る(かもしれません)。以前、GSで「うまれる」という映画の親子鑑賞会を開催したことがあったのですが、終了後、泣きながら抱き合っていた親子の姿を思い出しました。その後(短期的には)親子関係が劇的に改善したという話も何件かありました。これは実話です。

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