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内申のつけ方が変わる!?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2025年7月8日 10:06 AM
  • 未分類

中学校の内申について、ようやく少しまともな方向に変わって行きそうです。2030年から新しく習指導要領が改訂となりますが、そこに向けて現在「中教審」で様々な議論がなされています。大きな柱の1つとして、通信簿(内申)のつけ方が取り上げられています。

現在は、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3項目について、それぞれABCの3段階で評価し、それを総合した5段階の評価が通信簿、最終的には高校に提出する内申に反映されています。これはもう周知の事実だと思いますが、内申は学力・点数通りにはつかないのです。様々理由があるのですが、3つ目の「主体的に取り組む態度」のところの比重が高いからです。(一昔前は、「意欲・関心・態度」と言われていました)  中学校あるいは教師によってここの比重が違うことも問題なのですが、「態度」が評価の対象となっていることが、内申を巡る様々な問題に繋がっています。分かりやすく言ってしまえば、「教師の主観」に委ねられてしまうことになるからです。今でも、授業中の発言や質問の回数・内容を閻魔帳につけていたり、ノート提出を重要視すると公言しているような先生もいますが、「意欲・態度」などというファクターは、最終的には先生の主観で決めるしかありません。もっとはっきり言ってしまえば、特に実技科目などは「先生のお気に入り」にならないと、なかなか5はもらえないというような状況さえ生まれてしまっています。(否定する先生方もいると思いますが、私の経験で各学年に1~2人は生徒たちにそう思われている教師がいることは厳然たる事実です)

内申のつけ方がこんな状況になってしまっているために、塾でも実にくだらない指導をしなくてはならない場面も多いのです。

〇授業中はうなずきながら話を聞く。先生の懇親のギャグには、わざとらしくないように笑う。

〇授業中によく分かっていないことでも手を挙げる。実際に当たると困るので、誰かが当たりそうになった瞬間に遅れて手を挙げる。もし当たってしまったら、「勘違いしました。すみません」と明るく答える。

〇わかっていることでも質問に行って、「先生の教え方がうまいので理解できた」ということを仄めかす。

〇内申を上げたい教科の係(配付係・黒板消し係等)に立候補する。

そこまであからさまでなくても、週に1~2回くらいしか来ない時間講師の先生の場合、まずは名前を覚えてもらっているかどうかが大きいです。5と4のボーダーラインで迷った時に、贔屓や好き嫌いまで行かなくても、印象に残っている生徒の方が有利であることは間違いありません。特に実技科目は内申が2倍されてしまうため、そういう小さい積み重ねが内申に影響し、それこそ受験できる高校が変わってしまうことすらあるのです。

こんな状況になってしまっているために、中学生(特に中3生)たちは学校で先生の顔色を伺って生活する習性が染み付いてしまっています。先生に好かれるように(少なくとも嫌われないように)、ちょっと大袈裟に言えばびくびくしながら中学校生活を送っている感じすらします。

2020年の学習指導要領から、この3つ目の「主体的に取り組む態度」の項目を、原則評価には利用しないということになりそうなのです。授業中の理解度とテストの点数のみで評価しようという方向性です。

(次回に続く…)

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