- 2024年3月19日 10:54 AM
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感謝の最終段階は、自分にとって困難なことや災難が振りかかった時に、それに対しても感謝の思いを持てるかどうかです。自分に危害を加えて来るような他人に対しても、感謝の気持ちを持って接することができるようになるレベルです。
これも仏教の教えの中で学んだことなのですが、私は人間ができていないので(苦笑)、最初はどういう意味か分かりませんでしたし、「さすがにそれは無理っしょ」と感じていました。しかし、様々書物を読み、話を聞く中で、何となく理解ができて来たような気がします。人生の中で大きな困難に直面しているその時に、「これはありがたい…」と考えることはなかなか難しいと思います。後になって、「あの時の困難が自分を成長させてくれた」「あんなことがあったから、今の幸せがある」と考えて、(その当時は不幸のどん底だと思っていた)過去の出来事に対して感謝の思いを持てるようにすることがとても重要なのだと思います。
私の人生を振り返っても、とてもしんどいことと、それに起因する幸せなことが交互にやって来ているように思います。「あの不幸がなかったら、今の幸せはない」と感じることが結構あるのです。
例えば、13年ほど前に、私は前職の会社で取締役を拝命しました。責任も大きく大変ではありましたが、一生会社に骨を埋める覚悟を決めて、ある意味希望に燃えていました。しかし、その数ヵ月後に母親が倒れて、介護が必要な状態となりました。それまで10年以上、母1人子1人で暮らしていたので、私が面倒を見るしかありません。結局、25年間勤めた会社を退職することになりました。「今まで頑張って来たことを評価いただいて、さぁこれから!というタイミングで、どうしてこうなってしまうのだろう…」と自分の運命を嘆きましたし、しばらくハローワークに通いながら、母親を病院や施設に連れ歩く毎日で、正直「何で自分はこんなことをしているんだろう…」と考えてしまったこともありました。しかし、その後母親が運良く完全看護の施設に入ることができ(1年後くらいに亡くなりました)、自分でも寝耳に水の話で結婚することになり(真面目に交際0日婚です。2人とも無職の時に結婚しました)、それからGSを立ち上げ(12年間右肩上がりで来られています)、最初の2年間不妊で悩んだのが嘘のように子どもが4人立て続けに生まれて来て… 今の幸せがあります。もちろん、前職でお世話になった皆さん、GSのスタッフや関わってくれた方々、生徒たち、保護者の方、地域の皆さん、妻と子どもたち、それ以外の身内、いろんな方への感謝の思いがありますが、1つ言えることは、あの時母親が倒れていなければ、会社を辞めていなければ、GSはこの世に存在していませんし、私は結婚していないだろうということです。(もちろん子どもも生まれていません…) あの頃は不幸のどん底のような気がしていましたが、今になってみると、本当に様々なことに感謝しかありません。そういうことなのだと思います。
私は2年前に大きな病気をして、(ちょっと大袈裟に言うと)死にかけましたが、今はすっかり元気になって、日常生活に支障がないところまで戻りました。きっと、このことも10年くらい経ったら、「あの時に大きな病気をして、それを乗り越えたから今の幸せがある」と感謝できる時が来るのだと思います。少なくとも、そう考えて前向きに生きて行くことが、とても大切なことなのだと感じています。
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