- 2013年10月30日 11:32 AM
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東京都教委が、珍しく(!?)子供たちのためになる改革を発表しました。早ければ来年度から、すべての公立小中学校で、算数・数学の授業をレベル別に行うことを決定したのです。あっ、学校ではレベル別とか能力別という言葉を使っちゃいけないんでしたね。習熟度別でした。失礼しました。同じことのような気がしますが… 当面、小学校では5年生以上の学年が対象のようですが、全校で導入するのは全国で初めてのことですし、なかなか画期的な試みだと思います。
特に算数・数学は、子供たちの理解・処理スピードの差が大きい科目なので、レベル別に授業を実施した方が効果が大きいことは間違いありません。進学塾では今までも当たり前に行っていたことですが、公教育の現場ではなかなか難しい側面があったと思います。建前としては、全員平等という考え方があるからです。
しかし、ゆとり教育廃止に伴い、少しずつ風向きが変わってきて、特に東京都では一部の学校ではすでに習熟度別授業を取り入れていました。今年の全国学力調査の結果を学校別に分析したところ、習熟度別授業を実施していた学校と実施していなかった学校とで、明らかに成績に差があったのだそうです。(そりゃぁ、そうだ) それを踏まえて、全校で実施をすることに決まった経緯があります。こういう結果を示して決定しないと、保護者が納得しないからという側面もあるようです。
運営形態は学校にもよるのですが、2クラスを解体してレベル別にクラスを編成し直したり、教師の数に余裕がある学校は、1クラスをほぼ半分ずつの人数に分けて授業を実施しているケースもあります。クラスの名前を、「じっくりコース」と「どんどんコース」とかにしていたり、現場の先生方の涙ぐましい努力の跡が見えます。
この改革により、予算や先生方の負担がどのくらい増えるのか分かりませんが、可能であればもっと枠を増やすべきでしょう。中2・中3の英語についても、至急検討してもらえませんかね?
- 新しい: 財務省が文科省に喧嘩を売っています<その1>
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- すべての学校で習熟度別授業を実施 - GS進学教室 より

