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多子家庭の大学無償化

  • 投稿者: gs_staff
  • 2023年12月7日 8:23 PM
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先日の東京都の私立高校完全無償化に続いて、またかなりのビッグニュースです。子どもが3人以上いる多子家庭について、大学が無償化となるというのです。今公表されている範囲で言うと、2025年度から、短大や専門学校も含めて、所得制限もつけない完全な無償化にするということです。児童手当のように、第3子からということではなく、第1子から適用されるようです。

文科省に勤める教え子に聞いているところですが、まだ現場レベルには詳細が下りて来ていないそうです。閣議決定を経て正式決定ということになるようですが、今までの例を見ても、ああいう形で公表したものが覆ることはないだろうと言っていました。岸田さんは会見で、「この件について私が指示しました」ということを強調したようですが、「存命」に向けてなりふり構わずという感じになって来ているように感じます。

我が家にとっては、こんなにありがたい話はありません。これ(私立高校と大学の完全無償化)で、大学までほとんど教育費がかからなく可能性すらあります。数年前までは、「子どもが多いから都立しか難しいかな…」という話を妻としていましたし、子どもたちにも「大学は各自が奨学金を借りて行くようにしてね」と伝えていたのですが、それも杞憂になってしまうかもしれません。我が家で今日どういう話になっているかと言うと、「本当にこれが決まるのであれば、私立中に行かせてもいいよね」ということです。高校・大学でお金がかからないのであれば、(年間10万円の補助も出ますし)中学が私立でも何とかなるよね、ということです。そういう意味では、今小学生以下の子どもが3人以上いる家庭としては、我が家がモデルケースになると思うので、おそらく同じことを考えているご家庭は多いのではないかと想像します。

しかし、手放しで喜べない感覚があります。一番は、「本当に国の財源が大丈夫なのか?」という点です。このあたりについても霞が関にいる教え子に聞いているのですが、「だから多子家庭だけなのだと思います」という回答でした。すべての子どもの無償化はとても財源が足りなくてできないと… 確かに今、子どもが3人以上いる家庭はとても少なくなっています。国の最新のデータで言うと、子どもが3人以上いる家庭の割合は全体の12~13%まで下がって来ているそうです。(4人以上の家庭は2%程度) 今日のニュースを受けて、GSにお通いのご家庭で数えてみたのですが、今在籍している130人くらいの生徒の中で、(私が把握している限りにおいて)子どもが3人以上いる家庭は10件にも満たない状況でした。

子どもが3人以上いる家庭の保護者の方からは、喜びの声が何件か届きました。逆に、子どもが2人の家庭の保護者の方からは、「ほんと不公平。先生のところが羨ましいわー」という愚痴も飛んで来ました。3人の子どもが来年で大学を卒業するという私の同期からは、「なんでもっと早くしてくれないの!」と怒りのメッセージも届きました。全国的に、今日はこんな感じで大荒れになっているようです。

こんな状況があるので、私も個人的な状況で喜べないのです。何か申し訳ない感覚の方が強いです。確かに子ども4人の子育ては、想像を絶するくらい大変ですが、(その私ですら)この間の様々な施策が多子家庭の優遇に偏り過ぎていると感じるのですから… 1つ言えることは、この施策により、少子化の解消には繋がらないだろうということです。実際、私の周りの子ども2人家庭の保護者の方たちで、これにより「じゃあ、もう1人!」となる方はほとんどいないと思います。逆に、子ども1人家庭の方が、(2人だと教育にお金がかかるので)2人目を躊躇してしまうケースの方が多いように感じます。

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