- 2023年9月12日 6:51 PM
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来春の入試(今の中3生)から、都立高校の男女別定員が廃止されることが決まりました。数年前よりほぼ決まっていたことですが、ここ2年間で、男女合同枠を1割→2割と増やしたりして、段階的に制度変更をして来ました。何年も前から、全国で男女枠を設けているのは東京都だけになっていました。これだけジェンダーフリーが叫ばれている中であまりにも対応が遅かったのですが、東京は私立高校では男子校より女子校の方が圧倒的に多く、男子の受け皿がなくなる懸念が大きかったという特殊な事情があったために、時間がかかった経緯があります。
いずれにしても、来春の入試からは、推薦入試も含めてすべての都立高校で、性別に関係なく成績順に合否が決まることになります。これにより、かなり大きな影響が出ることは間違いありません。簡単に言ってしまえば、ほとんどの高校で、ボーダー層の男子が女子にはじき跳ばされてしまうことになるのです。今までは、成績の良い女子が不合格で、それより成績が下の男子が合格というケースがたくさんありました。(その逆はとても少なかったのです) それが、是正されることになります。特に推薦入試で大きな影響が出るはずです。内申点や作文・面接の平均点は、女子の方がかなり高いからです。
意外と皆さんご存知ないのですが、今まで都立高校の定員は男女半々ではなく、男子の方が女子より定員が多かったのです。(各学年で10名ほど男子の方が多い高校がほとんどでした) それが、いきなり男女合同選抜になるのですから、男子がかなり苦しい戦いになることは想像できるでしょう。昨年までの進学資料(合否ライン)は、ほとんど役に立たないと言ってもいいくらいです。今まで成績的にぎりぎりの勝負になっていた生徒のレベルで言うと、女子は合格に、男子は不合格の方に振れることになるので、注意が必要です。
あくまでも一般論ですが、来春の都立高校入試(特に推薦入試)は、「女子は強気に、男子は安全に」という進路指導にならざるを得ないでしょう。特に中学校の先生方は、そういう動きを取る方が多くなると予想します。ただし、高校によってこのあたりの状況はかなり異なるので、受検を考えている高校の傾向をよく調べた上で、慎重な判断が求められることになります。今まで以上に、都立高校の入試が情報戦の様相を呈して来ることは間違いありません。
さて、都立中がどうするかが注目されます。当然、男女枠の撤廃は俎上に上っていて、検討はされているようです。来春すぐにということはないと思いますが、都立高校と同様に男女合同選抜に移行する可能性はあります。そうなると、都立高校以上に影響は大きくなるでしょう。やはり、女子の方がボーダーラインが高いケースがほとんどだからです。(補欠のほとんどが女子なので、そのことは確定している情報です)
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