- 2023年8月16日 11:16 AM
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ブログのタイトルを見て、「えっ!?(゚Д゚)ノ」となってしまった方が多いかもしれません。実は、「夢は叶う!」シリーズを書いている時から、次はこのシリーズだと決めていました。大いなる矛盾をはらんでいることは重々承知した上ですが、これが人生60年近く生きて来た私の実感です。
統計を取った訳ではありませんが、子ども(幼稚園児・小学生から中2くらいまで)の頃の将来の夢は、叶わないことが多い(ほとんど)のではないでしょうか? スポーツ選手やアイドル、〇〇屋さんといった憧れをそのまま夢として挙げる子どもが多いということもありますが、少し大きくなって、具体的な職業を夢として挙げても、それがそのまま叶うケースは、あまり多くないと思います。私は、今まで37年間塾の最前線で生徒たちと関わって来ましたが、卒業後10年後20年後の「その後」もたくさん見て来ました。どんな仕事に就いて、どんな人と結婚して、どんな家庭を築いているかというレベルのことを把握できている者も決して少なくありません。その過去の「実績」から判断すると、「子どもの頃の夢が叶わない」ケースがほとんどだと言わざるを得ないのです。もちろん、小中学生の頃の夢を叶えて、充実した人生を送っている生徒(おじさん・おばさん)もいます。しかし、これはとてもレアケースなのです。私の教え子は、難関中高や大学に進学した生徒が多いので、一般的な同世代と較べると学歴も高く、何かに取り組むときの計画性もあり、努力ができる人たちです。それでもそうなのです。
子どもたちや保護者の方が、「何だ、頑張っても夢は叶わないのか…」と感じてしまったとしたら、私の本意ではありません。じゃあ、その子どもの頃の夢が叶わなかった人たちが不幸かというと、決してそうではありません。最近、30代・40代の(元)教え子と会う機会が多いのですが、ほとんどの者から、とても幸せで充実した人生を送っている感じが伝わって来ます。
1つには、成長と共に、夢や目標が変わって行くということがあります。形としては、子どもの頃の夢は断念した形になっていますが、成長と共に新しい夢・目標ができて、それがまた変わって行くことがあるかもしれませんが、最終的には自分が納得・満足できる夢・目標を叶えているケースが多いです。もっと言えば、受験・就職・結婚の段階では、希望が叶わず、泣く泣く次善の選択をすることになった者が、それをバネにして努力を続け、当初の希望が叶った場合より幸せな人生を送っているというケースも結構あります。人生、何がご縁かは分かりません。あの時、夢が叶っていたら、今の出会いや環境はなかったので、叶わないで良かったと感じている者も少なくないような気がします。
例えば私のことで言うと、小学生の高学年くらいから、(弁護士等の)法曹か国家公務員(法務か警察官僚)を目指していました。今となっては恥ずかしい限りですが、自分の部屋の壁には、高校入学から就職までので手書きロードマップが貼ってありました。自宅の近くに法学部が強い大学が移転して来たことがきっかけでした。「その大学の付属高校に入学し、部活でバレーボールをバリバリやりながら、全国大会に出場し、成績も上位をキープして法学部に入る」と… ここまではほぼ叶っています。(全国大会に1点足りず進めなかったのは、先日も書いた通りですが…) で、大学入学後、司法試験のサークルに体験的に入ったのですが、1週間で挫折しました。当時はまだ法科大学院などなく、司法試験の実質倍率が80倍くらいあった時代ですが、「4年間他のことを犠牲にしてこれだけやっていたとしても、合格の保証などまったくありませんよ。それでも入会しますか?」と言われたのです。で、その日にバレーボールを続けることを決めて、体育館に向かいました。で、3年生になる時に、国家公務員(警察庁)と地方上級(警視庁と埼玉県警)に的を絞り、本格的に勉強を始めました。公務員試験の勉強は相当頑張ったと思います。3年生からは、出席を取る授業はほとんどなかったので、体育館にいる時以外はほとんど図書館に籠って勉強をしていました。しかし、それのみで目標に向かって邁進できないのが意志の弱いところです。なぜか入学当初から教職課程も取っていたのですが、2年生までにそちらの単位もだいぶ取れていたので、教員採用試験と私学適性も受けることにして、そちらの勉強も始めました。その際のプラスに少しでもなるかもしれないと、塾講師のアルバイトを始めたのもその頃です。(時給が破格に高かったこともあります) 今になってみると、この時の選択が私の人生を決めることになるのですから、人生分からないものです…
4年生になって、教育実習にも行きました。縁もゆかりもない調布の中学校に配属されて、中1のクラスを担当しました。実習生の中では、それなりに授業はうまかったのだと思いますが、生徒たちに「塾の先生みたい…」と言われました。「何で分かるんだろう?」と不思議でしたが、先生にも生徒たちにも、塾て働いていることは内緒にしていました。教育実習はそれなりに楽しく、「教育の道もいいかな…」と感じ始めていました。今になってみると、それにより公務員試験の最後の追い込みが緩んでしまったことはあったと思います。で、7月から10月にかけて、3種類の公務員試験と、2種類の教員採用試験を受験しました。結果は… 公務員の方は1次試験は全勝、教採の方は全滅でした。(教採の方は、一般教養はかなり良かったと思いますが、専門科目がボロボロでした) その後公務員の2次試験(面接と小論文)の対策に入ったのですが、これが私の人生の中でも最大の失敗・挫折につながって行きます…
(次回に続く…)
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