- 2023年8月11日 12:15 AM
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私はカウンセラーとして、カウンセリングの仕事もしています。GS開校直後に民間の資格を取得し、勉強会・研修会等で研鑽を積んでいます。専門は、職業柄もあり、「チャイルド」と「家族療法」です。この5年くらいは、毎年数件ずつですが、コンスタントにカウンセリングが入っています。クライアントは、GSの保護者の方が多いのですが(今年は生徒本人からの依頼もありました)、紹介等でまったくの飛び込みの方もいらっしゃいます。少ない方は1回で完結しますが、平均すると4~5回くらいで終了します。お1人の方は、不定期ですが2年くらい継続しています。話がシビアな内容になることが多いので、平日の午前中等、校舎に誰もいない時間帯に行うことが多いのですが、日中は仕事でお忙しい方も多く、夕方以降や講習中は教室も空いていないので、外でカウンセリングを行うことが多いです。カラオケボックスや、空いている喫茶店で行うことが多かったのですが、昨年からは南口駅前にいいレンタルルームを見つけたので(マンションの1室を1時間1,000円で借りられるのです)、空いている時はそこを利用しています。費用は、相談の内容にもよりますが、平均的には1時間7,000円くらいです。GSの生徒・保護者の方や、結婚相談所の会員の方は、特典として初回(1時間)無料でお受けしています。もちろん、通常の受験や勉強方法、婚活の相談等は、一切費用はかかりません。その指導の範疇を超えた、家庭・家族の込み入った相談に乗ったり、家庭訪問をさせていただいたりということになると、別に費用をいただくことになります。尚、カウンセラーは医者ではないので、病気の確定診断や薬の処方はできません。その必要性を感じる場合は、知り合いの専門医を紹介させていただいています。
そんなわけで、家族に起きている問題を様々伺うことが多いのですが、数年前と較べると、相談の内容が変わって来ています。以前は、子どもに起きる問題、不登校や引きこもり、発達障害、親への暴言・暴力等が多かったのですが、最近は夫婦関係に関する相談が増えています。私が歳を取ったことと😭、結婚・子育ての経験者だということが伝わったので、そういう相談をしやすくなったこともあると思います。夫婦関係が破綻していて、離婚前提の方が多いのですが、義理の家族との関係や、パートナー(ほとんど夫)が子育てや子どもの教育にまったく関わってくれないといった内容のものを含めれば、ほとんどが夫婦関係に関する相談と言ってもいいくらいです。最初は親子関係の問題に思える相談でも、話を掘り下げて行くと、結局夫婦関係に行き着くというケースも少なくありません。
今、日本では、婚姻数と比較すると、年間に1/3の組数の夫婦が離婚しています。GSの保護者の方の中でも少なくありませんし、在籍中にそういう話になって、住所が変わった生徒も何名かいます。私は、(一般論としては)離婚は必ずしも悪いことだとは考えていません。夫婦関係が修復不能の状態になっているのに、無理して一緒に生活していることの方が悪影響があると思います。一旦リセットして、1人で生きて行くなり、新しい出会いを求めるなりして、次の幸せを模索した方がいい場合もあるはずです。実際、うちの結婚相談所では、バツイチ方が(今の会員の中にはバツサンの方もいます)、再婚が決まってとても幸せに暮らしているケースが何件かあります。ただし、(未成年の)子どもがいるケースでは、なかなか難しい側面もあります。親権の問題もありますし、離婚後の養育費や面会のこともあります。それより何より、親は幸せになれたとしても、子どもはそれで幸せなのか?という視点が重要です。そこを考えて、夫婦関係は破綻していても、子どものことを考えて、踏み留まるというケースもあります。
ちょっと重たい話になってしまいました。私が一番お伝えしたかったのは、夫婦関係についての相談で様々お話を伺う中で、ほんのもう少しだけでも夫婦間でコミュニケーションが取れていれば、こうはならなかったであろうと感じることが多いということです。具体的に言えば、少しでも相手の気持ちに寄り添った言葉がけがあれば、全然違うと思うのです。例えば、パパが仕事で忙しく、義理の母親の介護にずっと献身的に取り組んでいたママがいました。自分もパートで仕事をしながら、睡眠時間を削ってそれはそれは大変な生活をしていました。子どもが就職したタイミングでもう耐え切れなくなり、ついに離婚を決心したのですが、その方が言っていた言葉がとても印象に残っています。「私が大変な思いをするのはいいんです。でも、(元)夫は、それが当然のことのように考えていて、ありがとうのひと言もかけてもらったことがありません。同じ状況であったとしても、もっと心配してくれたり、そういう言葉をかけてもらっていたら、こういう結論にはならなかったと思います」と… この方とは今も交流があるのですが、今は再婚して幸せそうに暮らしています。今の旦那さんはとても優しくて、事ある度に心配してくれたり、常に配慮した声かけをしてくれると言っていました。そういうことなのだと思います。(この事例については、「多少設定を変えた上でブログに書きますよ」と伝えて許可をいただいています)
最近愚痴を聞かされているGSの保護者の方やママ友たちは、まだそこまでの状況には至っていないと思います。しかし、話を聞く限り、このままあと何年か経ったら、いつかプツンと切れてしまうのではないかと心配になる方もいます。家事や子育てをすべてママに押し付けていることと(いわゆるワンオペというやつです)、それを当然と考えていて、感謝の言葉や配慮がほとんどないことが共通しています。さすがに、「誰が稼いで来ていると思ってるんだ?」というような昭和のパパはほとんどいなくなりましたが、逆にママが苦しんでいることに気付かない鈍感なパパが増えているように感じています。正式な相談(カウンセリングの依頼)があれば時間を取って話を聞きますが、最終的には、パパも含めて話し合いをしないと、根本的な解決には向かいません。(それが「家族療法カウンセリング」の考え方です。ただし、パパも一緒にカウンセリングを受けることに同意してくれないと私は何も動けないので、まずはそこに行き着くのが大変なのです) おそらくパパたちは、「自分も家事や子育てをやっている」「妻には感謝している」というようなことを言うはずです。(今までのケースはだいたいそうでした) でも、きちんと言葉にしていないから、きちんと本当の気持ちに寄り添っていないから、ママには伝わっていないのです。正に、大きなすれ違いです。
このすれ違いさえなくなれば、夫婦関係が劇的に改善するケースは結構あると思うのです。会話の量を増やして、コミュニケーションを密に取ることと、お互いに思いをきちんと言葉にして伝えることが重要だと思います。「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」の3つが最低必須ワードです。パートナーに、この言葉を(心から)伝えたのはいつですか? しばらく遠ざかってしまっているのであれば、今日にでも伝えてください。それを日常の習慣にしてください。
今これを書いていて思ったのですが、親子関係においても同じことが言えるのではないでしょうか。ある場面では、子どもを1人の人間として対等に接することが、絶対に必要なことだと考えます。
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