- 2012年8月16日 10:45 AM
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問題2(中級)このまま行くと、数十年後には少子高齢化の影響により様々な問題が生じてきます。この時に生じる問題にはどんなものがあるでしょう。具体的に説明してください。
1つ目は介護の問題。今でも高齢者の介護で大変な思いをしている方は多いと思いますが、数十年後には介護を必要とする人の数が一気に増えてきます。高齢者が高齢者を介護せざるを得ない「老老介護」の問題も出てくるでしょう。老人ホーム等、施設の数も足りなくなるはずです。介護保険制度は結構充実しているように思いますが、今後国の歳出面でも限界が出てくるでしょう。
2つ目は、働き手の割合が少なくなることによる、様々な問題。会社や地域で若い力が不足し、具体的な運営に支障をきたすことも増えてくるでしょう。税収も減りますし、国全体の経済成長という部分でも懸念が示されています。
3つ目は年金受給の問題。年金というのは、働いている期間に支払った保険料に応じて、65歳以降に生活していく費用を受け取れる制度ですが、実際は、その時代に若い人たちが納めたお金が高齢者に回っているわけです。若い人たちの割合が少なくなり、高齢者(65歳以上)の割合が(極端に)増えるということは、素人が考えても年金の原資が足りなくなるのは明らかです。だからこそ今、税と社会保障の一体改革ということで、消費税率アップが議論されているわけです。納める年金額は年々増えていきますし、年金受給年齢の引き上げや、年金受取額の引き下げについても、引き続き検討されています。
いずれにしても、この問題については、国としての相当抜本的な対策と、国民全体の意識改革が必要なことは間違いありません。

