- 2019年12月17日 11:55 PM
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本日、ようやく正式に発表されました。新しい大学入試の共通テストにおける記述式問題の見合わせ(実質中止)についてです。
しばらく前に結論は出ていたようですが、なぜ正式発表のタイミングを遅らせていたのか謎です。国会の閉会を待ったのはあると思いますが… 文科省に勤めている教え子にも聞いたのですが、「官邸の方で何か根回しに時間がかかっているようですが…」と首をひねっていました。
1つどうしてもここで書いておきたいのは、今回の件で萩生田さんはかなり頑張ったということです。地元選出だからと言って、肩を持っているわけではありません。世論ではかなり悪者になってしまっていますが、文科大臣が(安倍さんに近い)萩生田さんじゃなかったら、ここまでの英断は下されていなかったと思います。
下村さんが主導して様々決めた改革ですが、萩生田さんは最初から反対していました。組織の体面上、公にはそういう発信はしていませんでしたが、地元の会合でははっきりそう言っていました。おそらくご本人は、前任者たちの尻拭いをさせられているという意識が強かったはずです。それなのに、(公の場では)「責任は私にある」ときっぱり断言していました。大変不遜なのを承知で書きますが、私は萩生田さんを少し見直しました。今になって考えると、あの「身の丈」発言も、意図的に(計算づくで)発したのではないかと感じているほどです。
これで大学入試改革はほぼ振り出しに戻りました。テストの内容や配点がどうなるのかという細部の議論は急いでほしいと思います。
今の高2生はもちろん、高3生も大きな被害を受けています。私の教え子でも、浪人を回避するために、本意ではない指定校推薦を取ってしまったり、志望を下げて受験に臨もうとしている生徒がいます。高2生では、新型英検や記述対策のお金と労力をかけてしまった生徒が結構います。予備校や出版社でも頭を抱えている部署が多いと聞きます。現場で日々生徒たちと接している高校の先生たちからも、悲鳴が聞こえて来ます。
そういう意味で、とても罪作りな5年間であったことは間違いありません。
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