- 2018年5月17日 4:43 PM
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もう1つは、幼児教育無償化の影響です。これが結構深刻な問題となるかもしれません。保育園等に入りたくても入れない待機児童が、今よりもかなり増えてしまう可能性が指摘されているのです。今まで有料だったものが無料になるわけですから、普通に考えたら、その結論に至るのは当然です。
都内で言うと、(年収や子どもの数にもよりますが)幼稚園は月3万円程度、保育園は月5万円程度が相場のようです。それが2020年(5歳児は2019年)から無料となります。今まで経済的な理由で通わせられなかった層も、幼稚園・保育園に通わせることを希望するようになります。いわゆる分母がかなり増えるわけですから、入りたくても入れない子どもが増えてしまうのです。
当然政府もそのあたりの批判は折り込み済みで、保育所等の整備・保育士の確保等を同時に進めて、待機児童を解消することも合わせて公表しています。ただし、私の目から見ても、これらの施策が掛け声だけになってしまっていることは明らかです。例えば、保育士の待遇改善を図るという点について言えば、給与を月3,000円(だけ)上げるというのです。私の教え子で保育士をやっている者が結構いるのですが、会って話をすると、全員が例外なく「仕事が大変で給料は安い(サービス残業が多い)」とこぼします。子どもが好きだから続けているけど、いつ辞めようか(早く結婚して辞めたい)…という愚痴を聞く羽目になる場合がほとんどです。(「結婚相談所に入れ!」という話になるのは当然の帰結です。余談ですが、保育士や幼稚園の先生はモテます♡。さらに余談ですが、男性の学校や塾の先生はあまりモテません(>_<))
このあたりの現実を見ないで(本質に踏み込まないで)、無償化だけ先行して進めても、根本的な解決にはならないと思います。保育園に入れたいのに入れないという(実質的な)待機児童が今よりも増えてしまうのであれば、子育て世代の方々の不安・不満は、今以上に大きくなってしまうでしょう。
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