- 2018年3月8日 9:25 PM
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2020年からの大学入試改革の方向性が少しずつ見えて来ています。今の中3生(高校入試を終えた生徒たち)の代からなので、そろそろ詳細が公表されないといけないはずですが、まだまだ不透明な部分が多い状況です。今回高校受験をした生徒たちは、その不透明さゆえに、大学入試を避けて最初から付属高校を選択したケースが多かったのです。ちょうどタイミングよく(?)、私立高校の実質無償化がスタートしたこともそれを後押ししました。(GSだけでなく、東京都全体の傾向です。都立高校志望者の割合は、近年では最低の数字となりました)
少しずつ出て来る大学入試改革の内容を見聞きするにつけ、私は次第に腹が立って来ていたのですが、最近はそれを通り越して少し呆れて来ています。最初に言われていた方向性と大きく変わって来てしまった部分が多く、最近はすっかり腰砕けの感じすらします。
先日のニュースにも愕然としました。英語についての入試改革が一番大きな柱だったはずです。「読む」・「書く」だけでなく、「聞く」・「話す」も含めた4技能の力を測るために、センター試験に代わる「共通テスト」を実施せずに、TOEICやTOEFL等の民間試験を必須にするという話も出ていたくらいです。それがいつの間にか、最初の数年間は移行期間として「共通テスト」も作成して、それと民間テストの両方を義務付けるという話に変わって来ていたのですが、先日民間テストの配点は「共通テスト」の10%弱(200点中18点くらい?)にするという話が公表されたのです。これはまだ国大協の方針の段階なので、文科省の旗振り如何ではひっくり返る可能性もありますが、最近の文科省の腰砕けぶりを見ると、どうやらそのまま決まってしまいそうな感じです。
配点がこんなに低ければ、入試の結果に大きな影響はありませんし、あえてTOEIC・TOEFL等の対策を早い段階からする必要もないでしょう。
英語の入試について、あれだけ変わるという話で盛り上げておきながら、ここ1年くらいで大きくトーンダウンして来ているのには、どうやら運営面以外でも大きな理由がありそうです。
(次回に続く…)
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