- 2013年3月24日 11:41 AM
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私どもの塾では、目標設定や学習計画・実行の管理を行うために、「GSシート」というツールを使用しています。年に3回程度、学期の節目に生徒たちに作成してもらい、教師が内容を点検しています。
「GSシート」の狙いは2つあります。まず1つは、その時その時の目標をしっかり確認させることです。特に小6・中3生は、志望校を明確に書く必要がありますし、それ以外の学年の生徒も、目の前の学力テスト(次回は4月の2週目にあります)における成績(偏差値)や、中学校での内申点(3学期の成績は明日出てしまうので、次は新学年の1学期です)の目標を設定することが重要です。
ただし、目標を設定したら必ず達成しなくては意味がありません。受験勉強における目標は目安と違うのです。そこで2つ目のポイントが重要になります。どうやって、その目標を達成するのか、学習計画の詳細をシートに落とし込むのです。
教科ごとに、現状の課題を明確にして、それを克服するための方法を具体化します。日程ごとに具体的な内容を書く欄があるので、5W1Hを意識しながら書くことになります。
春期講習会の初日が提出締め切りなので、すでに半分以上集まってきていますが、内容は生徒によって千差万別です。最初から、完璧な計画が立てられていて、「この通りにきちんとこなしていけば必ず成績が上がるだろうな」と思えるシートは残念ながらあまり多くありません。「一応計画は埋まっているけど、これじゃ絵に描いた餅だな」と感じるものや、「自分の弱点や課題がズレてしまっているもの」、「一般論・抽象論・精神論に終始してしまっていて、あまり作る意味がないもの」等が目につきます。もちろん、あまりにも不十分なものは、再度書き直しをさせるのですが、中には自分ではほとんど手がつけられず、1から一緒に作ってあげないとできないケースもあります。(昨日も何人か一緒に作りました!)
同じ学年・クラスでも、自分で学習計画がきちんと作れる生徒と全然作れない生徒がいます。この差はどこから来るのだろう?と注意して見ていたら、何となく分かってきました。自分の中で目標が明確になっていて、まだ成績や実力が足りないから絶対に成績を上げたい、力をつけていきたい、という思いが強いかどうかの差だと思います。
小6生や中3生で、志望校が明確になっていて、どうしてもこの学校に行きたいと強く思っている生徒は、的確な目標と計画を立ててきます。その計画に思い・魂を感じるものもあります。一方で、まだ目標があやふやで、とりあえず志望校は口に出してはいるけど…というレベルの生徒は、形だけの計画になってしまっている場合が多いのです。
ここの計画作りの段階で、すでに大きな差がついてしまっているということも再認識しました。生徒たちに、明確な目標をきちんと持たせることも、塾の教師の重要な仕事なのです。
今日からの3日間で、全員分の「GSシート」を完成しなくてはなりません。なかなか大変です。
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