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2019年6月のアーカイブ
豊島岡高校募集停止の衝撃<その2>
- 2019年6月19日 11:40 AM
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私がさらに驚いたのは、「高校入試で定員を減らす分について、中学入試で定員を増やすことはしない」と学校が発表していることです。これも前代未聞のことだと思います。高校入試で90名取っていた生徒数が丸々いなくなるわけで、経営的にそれがどう担保されているのか想像もつきません。豊島岡は、私学にしては(他の同レベルの学校と較べると)授業料がとても安いのですが、そのあたりも含めて、何か「秘密」があるのかもしれません。
豊島岡は、高校入試でもかなり優秀な生徒が獲れていたので、(都立中高一貫校のように)高入組が中入組にまったくついて行けていないという状況ではなかったはずです。大学入試でも、高入組が一定貢献していたというデータもあります。中入組と高入組の仲が悪い(派閥ができたり…)という話は昔の教え子から聞いていましたが、それが理由とは思えません。考えられるのは、大学入試が大きく変わることもあり、これからの時代は3年間では納得できる教育・指導がやりきれないと考えたのではないかということです。
中学入試の日程を2月1日一本に変更するという「噂」もあります。(あくまでも業界での噂ですので、信憑性は?です) そうだとすると、御三家から生徒を本気で奪いにかかろうとしているのかもしれません。すでに大学入試の出口のところでも、雙葉よりは上ですし、JGにも迫ろうという勢いです。
本当のところは、学校に聞かないと分かりません。私の知り合いの先生が1人いるので、連絡を取っているのですがなかなかつながりません。まぁ、話ができたとしても、「本当のところ」は教えてもらえないでしょうが…
豊島岡の募集停止によって、優秀な女子生徒の高校受験は選択肢がとてもすっきりしたことになります。「都立進学指導重点校」か、「大学付属高校」かどちらかを選ぶことになったということです。八王子地域では地理的にさらに制約が強いので、都立なら最優秀生は「西」か「国立」の選択。そこに一歩届かない生徒は「立川」「八王子東」、一歩譲っても「国分寺」から選ぶしかありません。付属で言えば、(慶應女子は遠いので)最優秀生は「早実」か「明大明治」、次の層は「明八」「中附」「中杉」「法政」あたりからの選択です。そういう意味では、選択肢が少ないという意味で、高校選びはとても楽なのです。私立中学を受験する場合は、選択肢がそれこそよりどりみどりなので、学校選びで(特に保護者の方が)大変な思いをすることになる場合が多いのです。
「共学の私立進学校(付属ではないという意味)だってあるんじゃないの?」と思った方がいらっしゃるかもしれません。いや、それがないのです。八王子地域から通いやすいという条件付きで言えば、八王子東・立川・明八・中附あたりよりランクが上の高校は、ICUしかありません。ただこの高校はご存知の通りとても特殊な高校なので(休み時間に生徒たちが英語で会話しているとか…)、成績さえ良ければ誰でも受けられるというような学校ではありません。
その次のレベルで言うと帝京大と錦城、さらにその次のレベルまで探しても八王子・拓大一あたりしかありません。ただし、これらの高校は、とても申し訳ない言い方になりますが(よほど気に入っていて単願・第一志望で行く生徒以外は)都立トップ校の併願校(はっきり言えば滑り止め)としての立ち位置が確立してしまっているため、中1や中2のうちから、「この高校を目指して頑張ろう!」ということにはならないのです。(逆に、結果として都立高校に不合格となって進学する学校という視点では、良い選択肢だと思います)
ただし、この(都立か付属かという)2択には、大きな落とし穴があるので注意が必要です。
(次回に続く…)
本日より「スーパークールビズ」で失礼致します!
- 11:27 AM
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GSでは、本日より「スーパークールビズ」をスタートさせていただきます。(天候によって、あるいは職員によって日々変動します)
ポロシャツ・アロハ・コットンパンツでの勤務を許可しています。この基準は、国家公務員一般職の職員に適用されているものです。
生徒指導において機能を重視することと、冷房の温度を下げ過ぎないことにより、生徒の体調や環境に配慮することを目的としています。
ご理解の程、お願い申し上げます。
豊島岡高校募集停止の衝撃<その1>
- 2019年6月18日 7:37 AM
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週末、衝撃的なニュースが飛び込んで来ました。豊島岡女子が高校募集を停止することを発表したのです。2022年度入試からですから、今の中1の代からということです。八王子地域からは距離的に遠いので、GSでは開校以来受験した生徒はいませんが、都心部では言うまでもなく超人気校の1つです。特に今の中1生で高校受験を考えていた豊島岡ファンの生徒・保護者はショックだと思います。
豊島岡の募集停止は、我々の業界にもかなり衝撃を与えました。単に1つの高校が募集を停止したというだけではないインパクトがあるからです。このブログの読者の方であればある程度ご存知だと思いますが、難関・上位の女子校は、ほとんど高校からの募集をしていないのです。中学校から入らないと入れないということです。四谷大塚の偏差値で常に55以上にランクされている女子校で、唯一高校募集を行っていたのが豊島岡だったのです。(豊島岡は御三家と同レベルの偏差値70以上に位置しています)
今までも、高校入試で私立難関女子校志望者は、豊島岡しか選択肢がなかったのですが、これで完全に選択肢がなくなったことになります。高校入試の併願パターンで言うと、豊島岡の入試日程が2月11日だったこともあり、慶應女子や早実、国立大付属高校あたりを受験する生徒の人気併願校となっていたのですが、今後その層の生徒たちが11日にどこを受けに行くのかとても興味があります。
一昔前、特に都立高校が凋落している時代、業界では「大学受験を真剣に考えている女子に高校受験なし」と言われていました。数年前から大学受験で都立最難関校が私立に負けない合格実績を出すようになってから、そこの風向きがだいぶ変わりました。大学受験を真剣に考えている女子生徒が、都立進学重点校を目指すようになったのです。GSは、開校のタイミングでその波に乗れたのが大きかったと思います。開校翌年には、都立進学重点校を12名名受験して、「全員合格」という快挙を生徒たちが成し遂げてくれたので、一気に評判が広がったように感じています。
(次回に続く…)
さあ、期末テスト!
- 2019年6月17日 1:03 PM
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いよいよ中学生の期末テスト週間となりました。公立中学校では、一番早い中学校が明日から、遅い中学校が来週半ばからスタートします。都立中や私立中(GSは在籍者が多いのです。高校受験を考えている生徒も少なくありません)は、7月に入ってからです。
毎年生徒たちの様子を見ていて感じるのは、内申点は1学期がすべてだということです。クラスや担当の先生が替わった後の最初の印象がとても大きく、一度先生の中にその印象(この子はできる子、できない子)がついてしまうと、それを払拭するのはなかなか難しいのです。特に中1は、ここでの頑張りで3年間(の内申)が決まってしまうようなところがあります。生徒たちにはよく言い聞かせているので、理解はしていると思いますが…
また、1学期は学習単元的に、努力がそのまま報われやすい期間です。数学は計算の単元がほとんどですし、他の科目もあまり難しい内容が出て来ないからです。いかにしっかり取り組んだかで、差がつくでしょう。
GSでは、平常の授業を止めて、定期テスト対策の授業を行うというようなくだらないことは一切しません。ましてや、中学校のテストの過去問のコピーを配ったり(これは法に触れます)、先生ごとの対策授業を行うというようなこともしません。テスト期間中も、本来の授業を欠席することは認めていません。そんな意識で勉強に取り組んでいたら、難関校に合格することはできませんし、たまたま合格してしまったとしても、高校入学後にとても困ったことになるのは明らかだからです。いつから期末テストがあるということは年間計画で分かっているわけで、数週間前からそれに向けた計画をきちんと立てて取り組んでいれば、週に6時間程度の(入試対策の)授業が受けられないというような事態には絶対になりません。
そうは言っても、この時期生徒たちの意識はほぼ100%期末テストに向かってしまうので、普段の授業での宿題・課題を出さなかったりというような配慮は行われています。正規の授業時間以外では、全力で期末テストの応援をしています。土曜日のGSタイムはもちろん、夕方以降授業までの時間や授業がない曜日など、早くから自習室に籠って期末テストの勉強をする生徒の数が一気に増えます。中3生のほとんど、中1・中2も半分以上の生徒がほぼ毎日やって来て勉強しています。土曜日は、質問・相談の長蛇の列ができていました。みんなこの時期の集中力はすごいので、普段からこんな感じで頑張れば、もっと成績が上がるのに…と考えてしまいます。
もちろん、勉強時間をどのくらいかけたかということが重要ですが、何をやるかということや、勉強の効率で大きく差がつきます。テスト前の最悪の勉強は、分からないことを長い時間ウンウン考えていたり、ノートまとめをきれいにし終わったら時間切れとなってしまうような勉強です。やるべきことは、とにかく重要事項を完璧に暗記しきることと、問題演習の数をこなして問題慣れをして、ミスしそうなことをつぶすことです。
GSでは、5教科については、定期テスト対策のワークを持たせていて、これを範囲について完璧にやりきることを徹底しています。これによって、暗記物の整理と(期末テストレベルの)問題演習ができるので、対策としてはとても効率的なのです。ただし、テスト数日前になってチェックすると、全然手をつけていないということが発覚して、「今すぐやれ!」とどやされる生徒がいたりします。気合いを入れてやったら、1日で終わってしまったりするのに…です。
せっかく塾に来て「期末対策」の勉強をしているのですから、講師をいかに利用するかがポイントです。ここで、学習の効率に差がついているように感じます。先週あたりから、質問すべきことをポストイットで整理して来たり、出題されやすいポイントを確認しに来たりと、積極的に講師を利用している生徒が目立ちます。逆に、「自習に来い!」と言われたから仕方なく来ましたというオーラを漂わせていて、全然集中していなかったり、声をかけると「何をすればいいですか?」と発言して、講師を呆れさせる生徒もいたりします。一番心配なのは、ほとんど顔を見かけない生徒です。この時期(テスト前)に塾を利用しないのは、とてももったいないことだと思います。
保護者面談期間が間もなく終了します!
- 2019年6月15日 12:19 PM
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保護者面談期間も終盤に差し掛かっています。本日先程終了した面談で、今回の私の担当分はすべて完了しました。校舎全体で見ても、あと残すところ数名という状況になりました。GW前からスタートしたので、ほぼ2ヵ月に渡って面談が続いて来たことになります。生徒数が増えて来たこともありますが、幼児や小学校低学年の授業が早い時間から始まるようになり、小6・中3受験生のご家庭のこの時期の面談はどうしても1件に時間がかかってしまうため、1日にそんなに多くの方とお会いすることができないからです。
特に私は、ちょうどこの期間に高校・大学での授業等で出かけた日が多かったこともあり、面談時間を確保するのがなかなか大変でした。結果、午前中や授業後夜遅い時間に面談をさせていただいたケースも少なくありませんでした。(もちろん、保護者の方のご希望とマッチした場合に限ります) 今回は「居酒屋面談」が1件もなく、ちょっと寂しかったです。保護者の方に誘われたり、お父様のガス抜き(?)をする必要があったりして、毎回2~3件は居酒屋の個室等で面談をさせていただくことが多かったのです。前回秋の面談では、ちょっと事情があり家庭訪問→そのままご両親と飲み会となったケースもありました。当然のように、生徒本人も同席していました。(こういうことができるのも、個人塾の強みだと感じています) おそらく、私が「スーパーダイエット」をしていることにご配慮いただいたためだと想像しているのですが、実は(こんなに痩せていても)食べたり飲んだりする量はそんなに減らしていないのです。最近は、(数年前に較べると)夜もしっかり食べるようにしているくらいです。なので、お気遣いなくまたお誘いください(笑)。
祝2000回!
- 2019年6月14日 2:54 PM
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ほんとくだらない話で申し訳ないのですが、本日のこの記事で、GS開校以来のブログ更新が2000回目となりました。プロ野球でも2000本ヒットを打てば「名球会」に入ることができて、一流選手として認められるわけですし、ちょっと自慢してもいいかな?と思いました。
開校以来足掛け7年弱で2000回ですから、更新率を考えると、週に1回はサボっていることになります。GWや夏休みに旅行等に出かけてしまって、何日も更新をしていない時もあります。そう考えると、ちょっと情けない気もしますが…
私は以前勤めていた塾でも、7年ほどほぼ毎日ブログを書いていました。それと合わせれば(日米通算というやつですね笑)4000本を超えていると思います。当面の目標は、イチローの通算安打数の4367本です(笑)。前職の分は正確な本数が今となっては分からないので、カウントのしようがないのですが…
最近は、どうしても1回の記事の字数が多くなってしまっていて、少なくても1000字、平均で1400字程度、多いと2000字近くになっています。ほぼ毎日、原稿用紙3~4枚は書いている計算になります。私は読んだり書いたりするのはとても早い方なので、1回の記事執筆にかかる時間は今でだいたい20分くらいです。原稿用紙1枚はだいたい5分ちょっとです。書く内容は、他のことをやっている間にだいたい頭の中で考えておいて、パソコンに向かったらひたすらキーほ叩き続けている感じです。考えながら書くことはほとんどありませんし、今まで「書くべきことがない!」と困ったことは一度もありません。逆に、書きたい内容がたくさんあり過ぎて困ることはあります。余談ですが、私はパソコンの「ブラインドタッチ」ができないので、指を数本だけせわしなく動かして打っています。今改めて手元を見ていたら、ほとんど人差し指と中指しか動いていません。指を2本ずつして使ってはいけない早打ちコンテストがあったら、優勝できるかもしれません(笑)
ブログの読者の方は、定期的に読んでくださっている方だけで言えば、1000名程度です。毎日の訪問者はその半分程度です。入試の期間等、情報が重要な時期になると、1日の来訪者が1000名を超えることもあります。ありがたいことですが、塾講師ブログでも読者が数万人いる方も少なくないようですから、またまだ精進が必要だと考えています。
最近は八王子の方が大半ですが、新宿・横浜あたりの読者の方も多いです。(職場で読んでいただいているケースも多いのかもしれません) 最近は、都外や海外の読者の方は少なりました。読者の年齢で言うと、ちょっと意外だったのですが、25歳~34歳の層が一番多く、次が35~44歳の層です。これは、おそらく読者に塾講師の方の割合が多いということだと思います。性別で言うと、男性の方が55%と多いです。(パソコンやスマホを、お父様名義で登録しているというご家庭が多いのかもしれませんが…) ブログを読んでいただいているのは、パソコンとアイフォンがほぼ同数です。アンドロイドの割合は昔に較べると少なくなっています。(こんなことまで分かるのは、すごいことだなぁと改めて思います)
今後も、少しでも皆様のお役に立てる情報を発信して行きたいと考えています。私の基本的な考え方として、「正確な情報を迅速に発信する」ということと、「毒にも薬にもならないつまらないことは書かない」ということをポリシーとしています。今後も、その2点はぶらさないように頑張って行こうと思います。宜しくお願い致します。
ジム仲間が増えて来ました!
- 2019年6月13日 3:20 PM
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その後も、ジムでのトレーニングは継続しています。この時期、保護者面談がまだ続いていることと、中学生の期末テスト対策で夜遅くなってしまうことが多かったりして、週1~2回のペースになってしまっています。そのせいかどうか分かりませんが、あれほど順調に落ちていた体重・体脂肪・体年齢の数値が、ここ数ヵ月横這いになってしまっています。一旦かなり下がっての横這いというのは、決して悪い状況ではないとトレーナーに慰められていますが… とにかく、体年齢を早く30代にしたいと考えています。
面談で、それこそ半年ぶりにお会いした保護者の方は、だいたいかなり驚かれます。体重が落ちた(8kgダウン)こともありますが、ただ痩せただけではなく、筋肉がついてガシッとしたことが服の上からでは分かるレベルのようです。自分でも、半年前と較べると、別人の体だと感じています。校舎に来ると、毎回私のお腹を触って帰る保護者の方もいます。6パックとは言わないまでも、縦に割れ始めています。結構硬いです。でも、これは厳密に言うと「セクハラ」です。(セクシーな腹という意味ではない… )
ここに来て、GSの保護者の方でジムに入会した方が2人出ました。(近々もう1人入りそうです) 私と違うジムに通っている方も含めると、私が把握しているだけでジム仲間が7名となりました。(私がまだ把握できていない方は、ぜひ声をかけてください!) 一気に増えて来ましたね。面談では、生徒の成績のことよりも、ジムで成果を出すにはという話の方が多かったりします(笑)。ただし、お父様は1名だけで、他はすべてお母様です。お父様はやりたいのだけど、仕事が忙しくてなかなか…とおっしゃる方が多いです。(今こそ、働き方改革ですよ!) 生徒でも入会を考えているという話が何名か出て来ました。
GS界隈では、ジムがブームになって来たようで、ちょっと嬉しいです。
「働く」ということを真剣に考えよう!<その2>
- 2019年6月12日 12:51 PM
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終身雇用や年功序列が完全に崩壊していることは、もう否定のしようがない事実です。会社が倒産したり、リストラで職を失うことが今後増えて来る可能性はありますし、そこまでならなくても、50歳を過ぎてそれなりの役職についていなければ、給料が上がらなくなり(下がり)、年下の今までの部下が上司になるというような:ケースは増えて来るでしょう。
一方で、「働き方改革」についても、驚くべきスピードで進んでいます。今年の4月1日から大きな法改正がありました。およそ70年ぶりの大きな改革です。もちろん、法令遵守が大前提なので、ここに乗り遅れた企業はどんどん淘汰されて行くでしょう。しかし、「法律がこうなったから…」というようなアリバイ作りだけをしている企業も、長い目で生き残って行くのは難しいと思っています。
参考までに、今回の法改正のうち、各企業に影響が大きいと思われるポイントを2点まとめておきます。
①残業時間の上限の厳格化
・月100時間以内
・2~6ヵ月の平均80時間以内
・年720時間以内
・罰則あり(6ヵ月以下の懲役または30万円以下の罰金)
②年次有給休暇の取得義務化
・すべての従業員に年間5日以上は必ず有給休暇を取得させる義務が会社に生じる
・罰則あり(30万円以下の罰金)
GSでは、①については問題ありません。そもそも、通常勤務で時間外勤務は発生しないからです。年に数回程度、研修等に出かけてもらう時はありますが、これについては当然「時間外手当」や「休日出勤手当」を支払っています。
経営者の集まりに出ると、②について困っている方が多く、この話題がよく出ます。「ただでさえ人手不足なのに…」と嘆いている方と同じくらいの割合で、「社員が有給を取ろうとしなくて困っている」とおっしゃる方が多いことに驚きます。特に大手塾は対応が難しいのではないかと思います。本来の出勤日には必ず授業が入っているため、そこで休みを取るということは、授業の振替や代講が必要となるからです。
ここについても、GSはあまり困っていません。最初から、かなり余裕を持った勤務体系を組んでいるからです。すべての時間で、授業に入っていない職員が必ず1人~2人いるので、代わることが可能です。6月中に全員が1回目の有給を取れる予定です。5日というのはあくまでも今回の法律で決まった「最低基準」で、10日以上の有給が権利として認められています。私としては、全部消化してほしいと考えています。基本的に生徒・保護者の方にはご迷惑をおかけしない形となっているはずですが、今年からそういう状況になっているのだということはご理解いただけると幸いです。
今の時点で(強制的に)社員に有給を取らせる計画が進んでいない企業は、コンプライアンス上問題がある会社であるということです。ここは、1つの判断材料になると思います。皆さんの会社はいかがでしょうか?
(次回に続く…)
「働く」ということを真剣に考えよう!<その1>
- 2019年6月11日 4:25 PM
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6月1日から大学4年生の就活が解禁になりました。(この解禁日も数年後にはなくなる方向で進んでいます) GSでは大学生の就活コースを併設していて、数年前まではかなり盛況だったのですが、ここ2~3年は完全に「開店休業」状態になっています。就活が完全に「売手市場」でかなり楽になっていて、よほど高望みをしない限り、何とかなってしまうからです。実際、今年も(就活塾には通わないまでも)少し相談に乗っていた学生も含めて、それなりの企業に内定をもらったという教え子からの報告がすでにたくさん入っています。特に今年は、6月1日の1日だけで、面接が何度か行われ、当日に内定をもらって帰って来た学生が何人かいて驚きました。起業もそれだけ危機感を持っているということです。優秀な学生は、モタモタしていると他に取られてしまうからです。リーマンショック後の数年間くらいは、そこそこ優秀な学生でも秋口までなかなか内定が出なかったことが多かったことを思うと、隔世の感があります。
1点補足しておくと、数年前に較べても、学歴(大学・学部)重視の傾向は強まっています。多数の応募者の中から、短期間で内定を出さなくてはならいとなれば、当然そっちの方向に行ってしまうわけです。企業の人事担当の方と話をしても、そのことを否定する方は皆無です。もちろん、小論文や面接でどうにもならない学生は、学歴があっても受からないことは言うまでもありませんが…
ここ数ヵ月くらいで、「働く」ということについて、様々考えさせられる報道が多いです。一番は、終身雇用が崩壊しているということを、認める企業が増えて来ているということです。経団連の会長やトヨタの社長等、影響力が大きい方の発言が続いているせいもあると思いますが、「終身雇用はもう守れない」ということが、当然のこととして語られるようになって来ていて、世論的にも「それはそうだよな…」と受け止められているように感じます。
時を同じくして、みずほ銀行の社長が「副業解禁」を打ち出す会見を行いました。「社員のスキルアップが業績に結びつくので…」というようなきれいごとを言っていましたが、それは副次的な話で、銀行の本音としては、終身雇用を守るのは難しいので、それなりの年齢になったら、転職や起業を奨励したいということです。実際、みずほ銀行(当時の富士銀行)に入社した私の同期は、定年まではとてもいられないということを確信しています。そのことは、社内で暗黙の了解のようになっていると…
先日の麻生大臣の発言も結構波紋を呼んでいます。まとめて言うと、「定年まで普通に働いて、普通に生活していたら、家庭で2,000万円ほど足りなくなりますよ」という内容です。野党に批判されて、慌てて「余裕のある生活をするためにという試算だ」と発言を修正しましたが、残念ながらこれも本音(事実)です。私はFPとしても様々活動をしていますが、この麻生発言が出る前に、ちょうどこのテーマで講演をしました。麻生さんが言っている通りなのですが、全国の平均的な収入額と支出額を基にして、夫婦が平均寿命まで生きたとして「キュッシュフロー表」を作成すると、ほぼ2,000万円不足します。麻生さんが言うような「余裕のある暮らし」をするためには、(世帯主が65歳の時点で)およそ3,000万円の貯蓄が必要だという結論が出ていました。興味をお持ちの方は、(アポを取っていただいた上で)職員室にお越しいただければ、資料をお見せすることが可能ですし、(有料になりますが)それぞれのご家庭の状況に応じたキャッシュフローを作成することも可能です。(これは、FPの重要な業務の1つなのです…) 麻生さんは、あまりにも正直すぎたということでしょう。ここについては、「真面目に働いても2,000万円も不足するなんて、国の制度設計がおかしいんだろ!」という怒りの声や、「我々は、これからどうやって生活して行けばいいんだろう…」という不安の声が広がっています。
(次回に続く…)
ゲーム依存症が正式に病気として認定されました!<その2>
- 2019年6月10日 2:31 PM
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WHOの基準は少し抽象的で分かりにくいので、私なりに翻訳してみると以下のようになります。
〇平日に毎日2時間以上ゲームをやっている。
〇休日はほぼ1日中ゲームをやっている。
〇食事の時間になってもゲームをやめられない。
〇深夜ゲームをやっているために、慢性睡眠不足となっている。
〇ゲームがやめられないために、学校や塾に遅刻(欠席)することがある。
〇ゲームのために、勉強時間が極端に減った。
〇ゲームをやめろと言うと、親に対して暴言や暴力をはたらく。
〇ゲームにはまり出してから、表情がなくなった。(笑わなくなった)
このうち3項目以上当てはまると予備軍に該当、6項目以上当てはまるとかなり重症だと思います。特に下の2つの項目に当てはまる場合は、すぐに何らか行動を起こすことをお勧めします。(これはあくまでも私が今までの経験を基にして考えた基準ですので、医学的な裏付けはありません)
まずは、こういう状況にならないように、予防をすることが重要です。子どもにゲームを買い与えないという考え方も1つの見識ですし、ゲームの時間を制限して親が管理することも有効です。ただし、1度依存症のような状態になってしまってから、ゲームを取り上げるのはなかなか至難の業です。大人の方は、お酒やたばこをやめることを想像してみてください。嗜み程度でやっているうちは何とでもなりますが、アル中・ニコ中になってしまった後にやめるのは、大人でも難しいのです。禁酒外来や禁煙外来で専門的な治療をするのが効果的だと思いますが、今回のWHOの決定で、ゲーム依存も同じように治療を受けることができるようになるわけです。
今までも、心療内科やカウンセリングルームで相談することは可能でした。GSのカウンセリングルームでも、(私の専門が家族療法なので)ゲーム依存やそれに起因する不登校・ひきこもりの相談が増えています。ゲーム依存については、今後は病院での「治療」をお勧めする機会も増えて来ると思います。
まだそこまで深刻ではない(病院で治療をするほどではない)という場合、今の状況を改めさせる方法は1つしかありません。ゲームを取り上げるなりして、触れさせないようにすることです。言って聞かせたり、時間を制限したりというレベルの対応では、おそらくほとんど効果がないでしょう。もちろん、取り上げた直後は、「禁断症状」が出たりして、一時的には今までより症状が酷くなる場合もあると思います。そこでポイントとなるのは、「親の覚悟」です。親が腰を引いていたら、絶対に改善させることはできません。「子どもが可哀想だから…」と、一旦禁止したゲームをつい許してしまったりすると、元の木阿弥どころか、かえって症状が悪化してしまうこともあります。
私も、今まで「受験生にどうやってゲームをやめさせるか?」という話し合いを本人や保護者の方と何度もして来ましたが、家でダンボールに入れてガムテープで封をして、「受験が終わるまで絶対に明けない」と誓わせたり、それだと誘惑に負けそうな場合は、塾でゲーム機やソフトを預かったりしたこともあります。そこまですれば、ほぼ100%の確率でゲーム断ちができるようになります。そうすると、家で他にやることもないので(笑)、受験勉強の時間が増えて、成績が上がるケースが多いのです。ゲームオタクの子どもたちは、ある意味集中力があるのと、点数やレベルが上がって行くことに喜びを感じるので、勉強の方が良いサイクルに入り出せば、面白いように伸びて行きます。
それで、入試が終わった時に、「頑張ったな!」と言って預かっていたゲーム機を返したら、「あ、別にもういいです。先生にあげます」と言われてビックリしたこともあります。その生徒が言うには、「受験を通して、勉強の方が面白くなっちゃった…」のだそうです。お母さんと目が合って、Vサインをしたことを思い出します。お母さんは、「あの時(ちょうど夏前のこのくらいの時期だったと思います)に、心を鬼にして取り上げて本当によかった…」と涙ぐみながらおっしゃっていました。
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