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2017年5月のアーカイブ
教育無償化の流れが一気に加速!?<その6>
- 2017年5月4日 9:11 PM
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なぜ私が大学の受験料無償化に反対しているのかと言うと、今ですら大学生の数が多すぎると思っているので、無償化によりこれ以上大学に進学する生徒を増やすことはするべきではないと考えているからです。
私が学生の頃に25%程度だった大学進学率は、現在は50%を超える状況になっています。入試で倍率が1倍を切って全入となっている、いわゆるFランク大学が、私立大学の半数近くあります。つまり、高望みをしなければ、誰でも大学生になれてしまう時代なのです。
当然、大学生の質は低下しているため、大学は出たけれど…という状況になっている若者も増えていて、卒業できずに中退してしまったり、まともな就職ができなかったりして、20代のニート・フリーターが増えていることも指摘されています。
私の教え子たちの中でも、この生徒は大学に行かない方が、将来幸せになれるのではないかと感じるケースはあります。私は面談等で本音で話をすることをポリシーとしているため、そういう話を生徒本人や保護者の方にぶつけることもあるのですが、とりあえず大学には行かないと…という結論ありきの話になってしまう場合がほとんどです。
(次回に続く…)
教育無償化の流れが一気に加速!?<その5>
- 2017年5月2日 2:07 PM
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最新の情報によると、子ども保険について、実際にかかった幼稚園・保育園の費用を国が負担するという形はほぼなくなったとのことです。現時点では、月25,000円程度を現行の児童手当(2歳まで月15,000円、3歳から月10,000円)とは別に支給する案が有力のようです。年収要件はなくして、全体的に広く子育てを支援する形にしたいという考えがあるようですが、この手当は幼稚園・保育園に通わせなくても支給するということまで検討されています。ベビーシッターを雇ったり、母親が専業主婦になってその手当てを家計の足しにしたり、家庭ごとの子育てに対する多様な考え方を尊重したいという意向があるようです。
ただし、自民党の中でも意見が分かれている部分があり、どちらかと言うと長老たちの中には、教育国債を発行して財源を賄うべしという意見を持っている議員が多いそうです。麻生財務大臣が教育国債には全面的に反対していることもあり、小泉さん(息子の方です)等若手議員たちが主張している子ども保険の形が、有力な案として最終検討の段階に入っているということです。
また、政府や自民党の中では、大学等高等教育の無償化は当面先送り(というより今の段階では実施しない)の方向で進んでいることもわかりました。少子化対策の方が緊急性が高いため、幼児教育の無償化を実現することを優先的に進めている状況で、財源的にも労力的にも手が回らないということもあるようですが、若手議員たちも含めて、大学の授業料無償化はするべきではないという考えが根強いことも浮き彫りとなりました。
これについては、私も同じ考えを持っています。
(次回に続く…)
教育無償化の流れが一気に加速!?<その4>
- 2017年5月1日 9:48 PM
- 未分類
このブログでも何度も書きましたが、私は奨学金を借りて大学に進学することには反対の立場です。教え子や保護者の方から相談を受けた時にも、可能であれば極力借りないようにという方向でアドバイスをします。
私がそう考えるようになったのは、教え子たちの中で、大学を卒業した後返済に追われて、人生を犠牲にしてしまっている者が少なくないからです。結婚や家のローン等を躊躇してしまったり、返済が滞ってブラックリストに入ってしまったり、中には自己破産する羽目になってしまった者もいます。今は(当たり前ですが)取り立てが非常に厳しく、数ヵ月滞納しただけでも、結構厳しい措置を取られることが多いのです。
就職だってどうなるかわからない今のご時世で、過去の受益に対する借金を数百万円も抱えて社会に出て行くリスクはあまりにも大きすぎると思うのです。
ではどうすればいいのかと言うことになるわけですが、私は大学入学後(可能であれば入学前から)気合いを入れてアルバイトをして、在学中に自分で学費を払ってしまうことを勧めています。かなりハードな4年間になることを覚悟すれば、学問やサークル活動との両立をしながら、学費を稼ぐことはそんなに難しいことではありません。(時代が違うと言われそうですが、私も大学生の4年間、教職やバレーボール等両立しながら、学費と生活費はすべてアルバイトで賄い、親に一切負担をかけませんでした。もちろん奨学金は借りていません)
もしそれも難しい状況で、どうしても奨学金を借りるのであれば、最悪の場合親が肩代わりして返済するくらいの覚悟を決めた上で決断するべきだと思います。そもそも、大学を卒業するまでの教育費は、保護者が負担すべき義務があります。それを安易に子どもの将来に押し付けるのは、私はちょっと違うのではないかと考えているのです。
(次回に続く…)
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