- 2017年6月4日 3:29 PM
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今回のアンケート結果については、今までとは違った子どもたちのリアルな声が認識できたという意味で、価値があるものだと思います。新しい職業を希望している子どもたちが増えていることについても、否定的な気持ちはありません。しかし一方で、子どもたちがどれだけ自分の将来のことを真剣に考えているのか、他人事になっていないかという点についてはとても心配になります。
私は、中学生・高校生を対象としたキャリア教育がとても不足していると感じています。将来の仕事、お金に関するリアルな話を、もっと早い段階からきちんと子どもたちに伝えて行くべきだと思います。現状では、大学に入ってから(しかも大学3年生になってから)取って付けたようにそういう話が出て来る程度で、子どもたちはピンと来ないままに、大学進学や就職活動に臨んでいる状況です。そのことにより、本来必要がない生徒までとりあえず大学に進学するという状況を生み出し、国の生産力に影響力を及ぼすと共に、不幸な若者を増やすことにつながっているように思います。
GSでは就活塾を併設していて、毎年大学生の就職支援に携わっています。元教え子が多いのですが、学力をはじめ様々な部分でかなり優秀な学生たちです。しかし、いざ具体的な職種選び、企業選びの段階になると、何も分かっていない、考えていないことが判明し、一からフォローしないと先に進まなくなってしまう場合がほとんどです。どんな仕事があって、どんな能力を要求されるのかという情報が不足していることもありますが、それよりも「自分が何をしたいのか」「自分は何ができるのか」という自己分析がまったくできていないことに気付きます。よく聞いてみると、今までの20年余りの人生の中で、そんなことは一度も考える機会がなかったと言うのです。
この部分については、学校や先生のせいばかりにはできないと思っています。我々のような塾・予備校においても、進路相談の中でそういう話はもっともっとして行かなければいけないと思っています。ただし、現実的に学校や塾ではそれが難しいのです。なぜだか分かりますでしょうか?
(次回に続く…)
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