- 2016年6月24日 12:26 AM
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塾の講師でも、こういうブログ等で様々な意見を発信している方は多いのですが、やはり大手塾をはじめ企業に属しているとなかなか難しい部分があるのです。いわば会社を背負って発信していることになるので、下手なことは言えない(書けない)部分があります。私も以前、会社組織に属してブログを書いている時は、書きたいことの半分も書けなかった気がします。その反動が今出ているのかもしれませんが…(笑) 今は、発信したことはすべて自分が責任を取ればいいだけなので、そういう意味では何も制約がありません。法に触れるようなことはもちろん、最低限のマナーは意識しているつもりですが、教育に関することにおいて「おかしいものはおかしい」と言えなければ、こういうブログの存在価値はなくなってしまうと思っています。
今回の道徳の教科化についての議論は、「入試で利用しない」ということを受けて幕引きにしてはならないと考えています。内申書には評価を入れないということですが、生徒の手元に渡る通知表や、何年も保管が義務づけられていめ指導要録には、道徳の評価を文章で記入するということも今回併せて確認されています。「教師が生徒の道徳性を評価する」ということには変わりはないのです。文科省は、「基本的に生徒たちの美点凝視によって褒める内容を中心とし、自己を振り返る際に参考にしてもらうことを目的とする」としていますが、基本的には担任が記入することになるとのことなので、結局は担任個人の力量に委ねられてしまうことになります。
何を以って道徳性を評価するのかということですが、これについても文科省は、課題に対する「作文」やクラス内での議論の際の「意見」等を参考にするとしています。結果、どういうことになるかと言うと、大人(教師)が欲している考えを推察してそれに迎合できた生徒が良い「評価」をもらえることになります。そういう場面こそ、自発的・個性的な意見が尊重されるべきだと思いますが、道徳の授業については、そういう生徒は良い評価をされないケースが多くなるはずです。大人の顔色を伺って、自分の本当の意見を封殺することを身につけさせたいということなのでしょうか?
(次回に続く…)
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- 道徳の評価は入試で利用しない!?<その3> - GS進学教室 より

