- 2016年6月9日 2:07 PM
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話を元に戻します。以上のような状況を踏まえると、来年度から「部活に一定の規制がかかる」という方向性には意味があることだと思います。
文科省や自民党の議員連盟が主張しているように、まず教員の勤務時間短縮が前提にあるわけですが、そのことは当然だと思います。朝7時頃に出勤した教師たちが、(部活のために)毎日のように夜7時くらいまで(他の仕事次第ではもっと遅くまで?)学校にいたり、本来休日である土日に当たり前のように部活の引率が入っていたり、またそれに対する手当てもなかったり(あったとしても雀の涙程度だったり)する状態が日常化しているのはやはり異常な状態だと思います。実際、体調を壊したり、精神を病んでしまって退職や休職をする教師の数は年々増えているというデータもあります。
それは生徒たちのことを考えても同じことです。ブラック部活に入っている生徒たちの様子を見ていると、まず(精神面を含めて)健康面がとても心配になります。中3生はもちろん、中1・中2生でも、勉強がまったく2の次になってしまっていて、最低限やらなければならないことすらできていない状態のままの生徒を見ると、高校受験がとても心配になります。もちろん、生徒本人と保護者の方が、高校受験をある程度犠牲にしてでも部活に100%打ち込むという覚悟ができているのならいいのです。そうではなくて、勉強にや受験に悪影響が出るのは困ると考えているのに、まずい状態のまま流されてしまっていることが問題なのです。
どの程度の規制がかかるかはまだ分かりませんが、夜6時までに下校というのは(教師たちの勤務時間の問題を置いといたとしても)常識の範囲です。その上で、せめて週に2日は活動なしの日を作るべきでしょう。土日に関しては、(大会前の特別な期間を除いて)どちらか1日の活動に止めるべきです。夏休み等も、活動の日数・時間の制限が必要だと思います。これについては、文科省の中のプロジェクトチームが、専門家等の意見を聞いた上で決めて行くことになっているようなので、結果がまとまるのを注視したいと思います。
(次回に続く…)
- 新しい: ついに部活にメスが入る!?<その7>
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- 松澤 誠 2016年6月10日
千葉の成田高校の教員をやってます。陸上部の顧問です。
記事を拝見させて頂きましたが、もう少し生徒や保護者、顧問の意見を収集されても良いかと思います。保護者や生徒が強くなりたいがために顧問が煽られて渋々活動してるケースも少なくありません。また、引退後に成績を伸ばして希望の高校に入学するケースも決して少なくありません。仮に希望の学校に入れなくとも、それを不満にみんなが思ってるとは限らないと思います。
もちろん、問題はあるとは思いますが、もう少し幅広くデータを集めてみたらいかがでしょうか?
ちなみに千葉では卓球の練習時間はかなり多いグループに属してます。音楽や美術などの芸術もかなり長い活動をしています。
メールで失礼しました。
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