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都立高校入試終了!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年2月25日 1:52 PM
  • 未分類

昨日、都立高校の入試が終了しました。ほとんどの生徒が1月22日から受験に行ったので、実に1ヵ月以上に渡って戦いが続いたことになります。さすがに、昨日の夜はみんな疲れ切った顔をしていました。本当にお疲れ様、という声をかけたいところですが、多くの中学校で本日から学年末テストなのだそうです。大変だ…

都立高校の入試は、今年から共通問題においてマークシートを導入することになりました。グループ作成校は、理科・社会のみマークシートです。事前に塗る練習をしていたこともあり、生徒たちに戸惑いはほとんどなかったようです。
マークシート導入の経緯は、ここ数年で採点ミスがたくさん発覚し、本来合格なのに不合格とされてしまった生徒が出てしまう等大きな混乱が生じたことによるものです。一定効果はあると思いますが、費用(税金ですね)に見合うのかどうかも含めた検証は必要だと思います。

採点の紛れ・ブレをなくすために、記述問題を減らそうという意図もあります。共通問題で言うと、国語と理科が大きく出題傾向が変わりました。国語は、200字作文以外、記述問題が一切なくなりました。理科は、例年記述・作図問題が4題程度出題されていたのですが、今年は実質記述問題が1題だけとなりました。英語と社会は、マークシート導入に伴い、例年生徒たちが苦労していた並べ替え問題が出題できなくなりました(4択としては出題があります)が、他に大きな変更はありません。数学の記述・証明・作図等は例年通りの形です。
この出題傾向変更の波は、マークシートではないグループ作成校にも影響が及びました。国語は、国立・八王子東等、いくつかの高校で、200字作文以外記述問題がまったくなくなりました。昨年まではほとんどの高校で作文以外にも3題程度記述問題があったのです。英語も、自由英作文以外には別解が存在するような記述問題はほとんどなくなりました。そんな中で、武蔵等の中高一貫校だけは、今年も記述問題の出題が多い状況が継続していることは特筆しておきます。
もちろん、採点がかなり楽になりました。英語・国語の担当以外の講師でも採点が問題なくできるようになったとお伝えすれば、イメージが伝わるかもしれません。それが本番の採点を考えた時の都教委の狙いでもあるわけです。
数学だけは、ほとんど変更点がありません。出題形式・難易度等例年通りです。

私は、今回のこの部分一連の改革については、まったくお話にならないと考えています。採点を楽にするという内輪の論理のために、(記述問題によって)生徒たちの本質的な学力を測るという自校・グループ作成校本来の趣旨をないがしろにしているわけです。こういうのを本末転倒と言います。これは、大学入試の改革とまったく逆行する流れでもあります。
事前にそういう部分まで生徒たちに告知がされていないことも大きな問題です。直前まで、記述問題の対策にかなり時間をかけていた生徒たちもいるのです。せっかくここまで(優秀な生徒たちが集まるようになったという意味で)都立高校が復権して来たのに、こういうくだらないことをやっていると、あっという間に流れが変わる可能性あると感じています。

合格発表は3月2日です。1週間も待たなくてはなりません。ここで、「あれっ?」と気付いた方はなかなか賢い方です。採点の効率をよくするためにマークシートを導入したのに、発表までの期間は昨年より1日延びているのです。入試日・発表日は同じなのですが、今年はうるう年で2月が1日多いからです。まさかそのことで1日稼げることをごまかせると考えたわけではないでしょうが… このことについても、都教委からは明確な説明はありません。
(次回に続く…)

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