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過去問の取り組み方<その7>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年11月20日 12:10 AM
  • 未分類

点数を取れなかったそれぞれの問題についてこの観点でやり直しをしていくのですが、それだけではまだ不十分なのです。そのテスト全体を通しての反省・総括・分析をしておかなくてはなりません。「テスト全体を通してどうだったのか」という視点です。時間配分はうまく行ったのか、見直しはできたのか、捨て問の見極めは的確だったのか、取るべき問題は取れたのか等について、簡単に分析しておく必要があります。苦手であることが分かった単元・パターンや、ミスが多かったことなどについても再度まとめておくべきでしょう。
さらに、トータルの点数や内容について、自分がどう感じているのかという「感情」の部分も文章でまとめておくといいと思います。今回の点数に納得しているのかいないのか、嬉しいのか悔しいのかという部分の気持ちの整理をしておくことが、とても重要なことだと考えています。テストで失敗して落ち込んでいる生徒も、このノートを作ることで感情を整理できて、気持ちを整理できることが多いようです。最後に、次回のテストに向けての目標・決意を掲げることも意味があると思います。「次回は絶対に〇〇点以上取る」とか、「次はミスを0にする」とか、「〇〇中学(高校)に合格するために…」とかいうことを文章という形に残しておく(そして塾の講師に見せて宣言してしまう)ことで、覚悟が決まるのです。

毎年受験生たちの取り組みを見ていて感じることは、この復習ノートの質と成績の上下にはほぼ正の相関関係があるということです。この何回か書いてきたような視点で、きちんと復習ができている生徒は、成績が上がってきます。逆に、復習をしていなかったり、無駄なやり直しをしている生徒は、なかなか結果につながりません。テストで点数が取れなくて苦しんでいる生徒が、復習ノートの質が急に良くなってきたと感じるようになると、しばらくして成績が上がってくることが多いのです。
今年私が担当している生徒たちで言うと、中3の理科のクラスでそのことを強く感じています。上記の意味でいいノートを作っている生徒は、成績が上がってきている生徒が多いです。逆に、ノートの作り方を何度指摘してもなかなか改善されない生徒は、結果につなげられていません。期末テストが終了して、今週末に回収するノートの質をとても楽しみにしています。(もちろん、ブログを通して生徒たちにプレッシャーをかけているのですけど…笑)
点数を取れるようになりたければ、復習の量を増やし、質を向上させること。これが真理です。
(次回に続く…)

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yosh 2014年11月22日

いつもブログの更新を楽しみにしています。

過去問の取り組み方について興味深く読ませていただいているのですが、国語の読解問題で「捨て問」は見分けられるのでしょうか。
私は中学3年生に国語を教えており、上位の学校の過去問では、解き方のポイントはあるものの実際に中学生が解くのは厳しいと感じる問題もあります。そういう問題を「捨て問」として処理することが私にはできない(生徒に教えられない)のです。

gs_staff 2014年11月23日

GS進学教室国語担当の松本です。
後藤代表のブログでは、算数・数学や都立中適性検査の問題をイメージして「捨て問」について言及しています。
国語の読解問題については、ここで言う「捨て問」にあたるものはありません。というのも、読解問題の根拠は、特殊な問題を除いて本文の中に求められるからです。
しかし、問題を解く優先順位はあると思います。例えば、都立自校作成校の250字作文にかかる時間を考えれば、それを後回しにして、他の選択肢の問題を吟味する時間に充てた方が、結果として点数が高くなるケースは多々あります。記述に時間がかかりすぎる生徒は、思い切ってその問題を切ることはあってもいいと思います。(今年から作文の配点が高くなっているので、ちょっと勇気が必要ですが…)
私立難関校の場合は、問題の難易度は傍線部との距離に求められると思います。つまり、傍線部の前後で解答を書いたり選べたりする問題は、読むべきポイントが少ないため、短い時間で点数を取ることができます。一方、傍線部から遠い場所に解答がある場合や、本文中に根拠が求められない問題(慶應でよく出題されるような)は、解答が見えづらい、または高い水準の思考力を求められるために、相対的に優先順位は低くなります。
そういう意味で、優先順位の高い問題から解き、時間に余裕があったら優先順位の低い問題にも時間をかけるというような戦略は必要だと考えています。

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