- 2014年7月23日 1:33 PM
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全国的に、小中学生の学力調査や体力調査は毎年継続して行われています。全数調査かサンプル調査かは年度によって異なりますが(最近は政権与党によって方針が変わるようです)、ほぼ継続して調査され、都道府県ごとに様々な分析が行われています。都教委も毎年その分析を公表していて、学力の方は「児童・生徒の学力向上を図るための調査」として、体力の方は「児童・生徒の体力・運動能力、生活・運動習慣等調査」として、HP等で最新のデータを公表しています。
そのテータを使って、武蔵野大学の舞田敏彦先生が、非常に興味深い分析をして発表されています。今回はその情報を少し共有させていただきます。
<元記事>
日経DUAL「子どもの学力と体力、富裕度の相関関係」
武蔵野大学 舞田敏彦先生
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3033
上記の2つの昨年度(2013年)のデータを用いて、都内の市区別の平均点を抽出し、その相関関係をグラフで表しています。簡単に言うと、横軸に学力の平均点、縦軸に体力テストの平均を取って、市区の分布をまとめたのです。当然、学力も体力も高い市区、学力は高いが体力は低い市区、学力は低いが体力は高い市区、学力も体力も低い市区の4つに分類されるわけです。皆さんのお住まいの市区はどこに分類されていると思いますか?
<学力も体力も高い市区> 国立・国分寺・小金井・中央・目黒・港・文京等
<学力は高いが体力は低い市区> 渋谷・多摩・江東・練馬等
<学力は低いが体力は高い市区> 青梅・羽村・立川・東村山・墨田等
<学力も体力も低い市区> 武蔵村山・東大和・あきる野・福生・昭島・八王子・町田等
いかがでしょうか? ちょっとショックを受けた方も多いと思いますし、やっぱりそうか…と感じられた方も多いのではないでしょうか。私は27年間塾の講師をやっていて、三多摩地区を中心に様々な地域で小中学生の指導をしてきましたが、この調査結果は「激しく納得」という感じです。
国立・国分寺で指導していた時期が長かったのですが、やはり地域全体として学力レベルは高かったですし、運動部等スポーツでも頑張っていた生徒の割合も高かった記憶があります。
羽村・青梅地域や立川でも子供たちを指導していた期間もありました。進学塾に通っている子供たちだけを見ていると分かりませんが、地域全体としては学力レベルがあまり高くないことは把握していました。他の地域の子供たちと較べて、体力的には勝っているということについても、現場での実感と一致します。
現在指導している八王子地域は、やはりそうなのですね… ちょっとショックですが、これも全体的な傾向としては事実なのだろうと感じています。他の地域に少しでも追いつけるように微力ながら頑張っていこうと思います。
このデータはあくまでも1年分の平均値によるものですし(ばらつきは考慮していない)、参考資料という位置づけのものですので、もちろんこれが市区の子供たちのすべてを表しているものではありません。
しかし、舞田先生はこのデータに加えてもう1つ別のデータを重ねているのです。この結果には、さすがに私もちょっと考えさせられてしまいました。あるデータが上記の結果と明確に正の相関関係があるというのですが、皆さん、それは何のデータだと思いますか?
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コメント:0
- 島田 2014年7月23日
世帯収入、もしくは納税額のデータではないでしょうか。
親の学歴(偏差値)のデータではないと思います。お金があれば
習い事も塾も自由自在ですから。
ああ、身もふたもない・・・- 島田 2014年7月23日
http://dual.nikkei.co.jp/article.aspx?id=3033
舞田先生で検索したら、記事がヒットしました。
全体的には、間違いなく
収入イコール学力体力といった傾向が
あるのだと思いますが、
個々のケースには
それほど当てはまらないような気もします。
親が、子供の教育にお金をかけようと
はっきり決意しているかどうかも大きいと思います。- oka 2014年7月28日
所得が増えるとまずは塾へ、さらに余裕があるご家庭はスポーツクラブへ子供を入れるということでしょうか?大人も高所得層が多い地域の駅前にスポーツジムが多い気がいたします。おもしろいですね。
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