- 2014年5月1日 12:41 PM
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3つ目は、ちょっと情緒的な話になるのですが、「当たり前のことは当たり前じゃなくなった時に初めてありがたみが分かる」ということを改めて感じたことです。
以前松下幸之助さんが、「家のコンセントのところまで電気が来ているからことに対して、我々はもっと感謝の気持ちを持たなくてはならない」というようなことをおっしゃっていましたが、正にそういうことだと思います。コードを差し込んで、スイッチを入れれば、当然のように明るくなったり、快適な環境や便利さを享受できたりすることが当たり前になっているために、普段はそのことを改めて意識しないわけです。しかし、それが一旦途絶えて、本当に困ったり、不便な思いをした時に、初めてその存在を意識し、今まで当たり前にそれを手に入れていたことが実はすごいことなのだということに気付きます。今回の件で言えば、電気そのものや電化製品等を開発し、長い期間をかけてその技術を進化させ、施設設備を整えてくれた人や日々メンテナンスをしてくれている人も含めて、それこそ数え切れないくらい多くの人々の気が遠くなるくらいの努力・尽力があって、電気を当たり前に使えているのだということになるわけですが、私がこの場でお伝えしたいことは、そういうことではありません。
もっと根源的なこと、例えば… 衣食住に不自由なく普通に暮らせていること、仕事があって収入が確保されていること、大病をせずに健康で生きながらえていること、愛する家族が笑顔でいてくれること等々、普段は当たり前だと思っていることも、失った時に初めて「実は当たり前ではなかった」ということに気付けるのです。
私も、3年前に仕事を辞めて1年近くプラプラしていました(もちろん事情があってのことです…)が、その時になって初めて、毎日仕事に行けることや月に1回給料が振り込まれることが、実はすごい幸せなことだということを実感しました。当たり前に仕事をしている時は、そんなことは考えたこともありませんでした。
その後カウンセラーの資格を取って、カウンセリングの場でクライアントの方と向き合う機会が多いのですが、その経験を通して、さらにその考え方を深めることができました。「幸せは今ここにあり、そのことを意識できるかどうかで幸せになれるかどうかは決まる」ということです。何か禅問答のように聞こえるかもしれませんが、私はこれは人生の本質を突いている考え方だと確信しています。
最後はちょっと話が逸れましたが、今回突然の停電で真っ暗になっている間に、そんなことを考えたのでした…
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