- 2014年2月5日 11:47 AM
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先日書いた通り、都立中の適性検査問題は来年度から全都統一問題となります。作文も含めて、大問で2題までは学校ごとに差し替えができることになりますが、あまり学校ごとの色は出せなくなります。
今年の問題を一通り見ましたが、今年は学校ごとの傾向がより鮮明になってきています。(良い意味でも悪い意味でも)せっかく学校ごとの「アドミッション・ポリシー」が明確になってきたのに、これが統一化されてしまうのはちょっともったい気もします。
南多摩は、レベルも傾向もほぼ例年通りの感じでした。適性Ⅰの方では、実験・観察の手順と結果の考察に関する問題や、展開図を方眼用紙に並べる問題等、南多摩パターンがそのままでした。バイスクールシェアリングの問題が出ました、当然この話も授業の中ではしているのですが、計算や資料の読み取りと絡んで、差がついている感じがします。作文の方も、いつものパターンでした。生徒たちは書きやすかったと思います。要約の方ではずしたら話になりません。体験・具体例として何を挙げたかで、差がついているでしょう。
立川国際は、またまた形式が大きく変更となりました。適性ⅠⅡ両方ともです。作文は、昨年のタイプとは異なり2年前に近いパターンとなりましたが、設問が3問あり、面食らった生徒がいたかもしれません。適性Ⅰの方は、根本的な数学の力を要求される問題が増えています。11の倍数を作る問題の配点が大きすぎますね。ここで差がついています。やはり、世界遺産・自然遺産がきました。富士山が登録されたタイミングから考えて、当然予想された範疇です。歴史的なことを聞かれる問題もありました。都立中では、歴史に関する問題の出題率は低かったので、珍しいタイプの問題です。
以前に校長先生が、3年ごとに出題傾向を見直すというようなことをおっしゃっていましたが、正にその通りとなりました。(3年前にも大きな変化があったのです)
三鷹は、今まで作文で物語文の心情理解を必ず出題していましたが、それがなくなりました。来年度からの共通問題化を意識したのかもしれません。
武蔵は、昨年に続いて古文が出題されました。(もちろん口語訳はついていますが…) これも予想できたこととは言え、ちょっとどうなの?と思います。
これらの適性検査問題の出題内容は、各中学校の「どういう生徒を欲しいのか」という意志表示だと捉えることができます。中学校の内部での生徒たちの様子とリンクさせて考えると、なかなか面白い結論が見えてきます。
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