- 2014年2月14日 12:03 AM
- 未分類
東大もついに推薦入試を行うことになりました。学力試験とは違う基準で、何か1つのことに秀でていて、国際的に活躍できる学生を欲しいということを明言しています。選抜方法等詳細が発表されましたので、まとめてみます。
〇2016年度入試(今の高1)からスタート。
〇定員は各学部5~10名程度で、全学で100名。
〇推薦入試の開始に伴い、後期選抜は廃止する。
〇各高校から受験できるのは、男女1名ずつ計2名まで。(男子校・女子校は1名のみ)
〇まず11月に内申書やエントリーシート・論文を提出させて、書類審査で一定の数に絞る。
〇出願基準として、TOEFLの点数等条件が設定される場合が多い。
〇書類審査の合格者に対して、12月に面接を行う。
〇1月にセンター試験を受験し、学部ごとに指定された科目のトータルでおよそ8割の点数を取ることを条件とする。
〇以上の選考の内容を総合的に判断して、2月に合格発表を行う。
〇入学後は、個別に指導教員を配置して、学習や研究の特別支援を行う。
というような感じです。
まず私が感じるのは、高校の中での争いが熾烈になるだろうということです。例えば、筑駒や開成・桜蔭と言った高校でも1名しか推薦されないのです。学内でどういう基準で選ぶのか分かりませんが、そこがすでに大変な勝負になることは間違いありません。都立トップ校などは、生徒同士で腹の探り合いになるような気もします。
TOEFL等の必要資格もかなりのレベルが要求されるようで、そもそもそんなスーパー高校生がどのくらいいるのか、私にはちょっと想像がつきませんが…
無事高校で推薦を取れたとしても、その後の負担が大きすぎますね。11月にエントリーシートや論文を書いて提出してから、2月の合格発表まで3ヵ月くらいかかります。その間に面接やセンター試験を受けるわけですが、すべての科目の平均で8割というの決して低くない基準です。
最大の問題は、2月に推薦入試が不合格となってからでは、受けられる大学が限られてしまうということです。もちろん、東大の一般入試を受験することになるのでしょうが、私立大学の併願が難しくなるでしょうし、その時期からでは他の推薦入試に乗り換えることもできません。まぁ、「どんなことをしても東大」という生徒しか受けないのでしょうが、東大の学長が「これに合わせて高校での学習指導の質を変えて欲しい」みたいな発言をしていて、私のような庶民は、「どんだけ上から目線の入試なんだよ!」と感じてしまいます。
しかし、大学に入学してからの特別扱いは魅力的ですよね。その分プレッシャーも強いのでしょうけど。本当に今までとは違うタイプの学生が獲れるのかどうか、ちょっと楽しみではあります。
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=2652
- トラックバックの送信元リスト
- 東大推薦入試の概要決まる - GS進学教室 より

