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慶應の優勝について考えたこと

  • 投稿者: gs_staff
  • 2023年8月24日 3:08 PM
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甲子園の高校野球で、神奈川の慶應義塾高校が優勝しました。強いチームだとは思っていましたが、仙台育英との決勝であんなに大差で勝つとは想像していませんでした。1万人は優に超えていたと言われている大応援団の声援の後押しもあったと思います。関係者やOBがあんなに一丸となって盛り上がれるのは、とても羨ましいです。私の教え子には慶應のOB・OGが多いのですが、何人もが甲子園から写真や動画を送ってくれました。結束力がすごいですね。初戦からずっと応援している者もいて、「仕事はどうしてるのだろう…」とちょっと心配になりました。1人は、「今年の有給を全部使い切ってしまった」と言っていましたが… 我が母校にも甲子園に出てもらって、ぜひ応援に行きたいと思いました。

森林監督が掲げる「エンジョイ・ベースボール」の理念の下で、常に笑顔で語り合いながらプレーをしている様子が印象的でした。今までの高校球児の常識を覆す、(かっこいい)長髪や(色白の選手の)日焼け止めが話題になっていました。うちの妻も、丸田くんの虜になってしまったようです(苦笑)。私は眼鏡の延末くんがとても気になっていました。監督のことを「森林さん」と呼び、練習方法についても意見し、とにかく自分たちで考えて、楽しんでプレイしている様子が伝わって来ました。

ネット界隈では、「チャラチャラ野球をやってんじゃねぇ!」とか、「髪を切ってから出直して来い!」というような悪意のある投稿も目に付きました。しかし、分かる人たちには分かっているはずです。彼らが決してチャラチャラ野球をやっていた訳ではないことを… 相当練習もハードにやっていたようですし、基礎体力作りやバットの振り込み等、個人の鍛錬にもかなり時間をかけていたと聞きます。ただし、理論に基づいて、1人ひとりが考えて非常に合理的な練習をしていたことと、苦しいことでもみんなで励まし合いながら、楽しく取り組んでいたことは特筆されるべきでしょう。甲子園でも、緊迫している場面で、選手たちに自然な笑顔が出ていました。ミスが出ても、萎縮したりする様子はなく、これまた笑顔で励まし合っている場面もありました。

慶應は、高校野球の世界の中では、とても自由なチームであることは間違いありません。ただし、本当は自由ってしんどいんですよね… 当然、そこには責任が付いて回ります。結果が出ないと、とやかく言われてしまうリスクもあります。それよりも、自分たちで考えて決めて、それを実行することがしんどいのです。監督やコーチの言われるままにやるほうが、余程楽だと思います。

このことを考えていて、受験生についても同じことが当てはまるということを改めて感じていました。先生に言われるままにひたすら課題をこなすことで、ある程度のレベルまでは到達できます。それすらできない受験生は、なかなか成績を伸ばすことができません。ただし、本当に最難関のレベルになると、それだけては超えられない壁が存在するのです。自分で何をするべきかを常に考えて、講師たちを最大限に利用して、自発的・積極的に取り組んで行けるかどうかが重要になって来ます。私の経験則から具体的に言えば、中学受験でも高校受験でも、MARCHのレベルまでは「言われたことはやる」式の勉強でも何とか到達できる場合が多いです。しかし、その上の御三家・早慶レベルになると、大きな壁が存在します。都立高校で言えば、共通問題校と自校作成校の間に大きな壁があります。特に、国立・西・日比谷のレベルになると、自発的・意欲的な勉強ができないと、なかなか合格のレベルには辿り着けません。合格して入学した後も、「やらされ勉強」が身に付いてしまっているようだと、周りのレベルについて行けなくなります。

私は結婚相談所で、30代の(元)教え子を中心に、「お見合いで相手を見つけて、婚約にこぎつける」ところまでの支援をしています。日々電話やラインでやり取りをしながら進めるのですが、その中で、このことを痛感することが多いです。なかなかうまく行かない者は、自分で考えて自分で行動することができないのです。もちろん、こちらで事前にかなり丁寧にアドバイス等をするのですが、お見合いやデートに同席することはできないので、その場で臨機応変に対応して行かなくてはならない場面があります。そこで、どうしていいか分からなくなってしまったり、(信じられないことに)相手を待たせておいて私に連絡して来たりするケースがあるのです。当然、お見合いや交際がうまく行くはずがありません。指示待ち習慣の弊害と言ってしまえばそうなのですが、私には、「自分で決めて自分で責任を取る」ということをしたくないように見えます。だから、様々なことが他人事になってしまうのです。自分の人生なのに…

一方、敗れた仙台育英の須江監督のインタビューにも感銘を受けました。昨年優勝した時に発した、「青春ってとっても密なので…」という言葉が流行語大賞にノミネートされました。今年は、慶應の優勝を心から称える様子も素晴らしいものでしたが、私は「人生は敗者復活戦」という言葉が刺さりました。負けた後に、それをどう消化して、次に向かえるかどうかが大事だと思うと… このテーマについては、先週のブログで書きました。共感しかありません。

GSでは、塾でもそれ以外のカテゴリーでも、子どもたちや会員・クライアントが、これらのことを実践できるように支援して行きたいと考えています。

〇何事にも自分事として、自発的・積極的に取り組めるようにすること。

〇苦しい時ほど、笑顔で頑張れる人になること。

〇一度失敗したくらいでめげずに、次の目標に向けて努力を続けて行くこと。

〇他人を尊重し、感謝の気持ちを持てるようにすること。

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