- 2022年3月9日 12:03 AM
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私は数年前までの3年間、八王子市の非常勤職員(特別職公務員)を務めていたことがあります。社会福祉審議会の中の、児童福祉委員として、子育て・教育に関する施策に意見するという役割でした。もちろん、自分が子育ての当事者として、市の行政サービスの不十分さを肌で感じていたので、それを少しでも改善したいという思いが強かったのです。だいたい2ヵ月に1回くらいの頻度で、市役所の会議室に出向きました。
しかし、最初の会議で愕然とした覚えがあります。いわゆるシャンシャン会議だったのです。反対意見を言える雰囲気はなく、委員長から「今までの経緯があるんだから、それを壊すようなことをしないでくれ」と言われたこともあります。市の子ども家庭部や子どものしあわせ科(すごい部署名だ!)の職員の皆さんはとても優秀で一生懸命でしたが、「前例がないので…」とか、「それは所管が違うので…」という発言が多く、その悪しき慣習を破ってまで改善しようという感じは皆無でした。(まぁ、公務員の方はそれがあるべき姿なのでしょうが…)
それでも、3年間で少しは貢献できたこともあると思うので、いくつかご紹介しておきます。
◯「八王子子ども会議」の刷新と活性化
→GSの優秀な生徒を何人か送り込んで、事前の打ち合わせ等を行い、組織のリーダー的な役割を果たせるように仕向けました。子どもたちが、とても良い活動をしてくれていたと思います。
◯妊娠→出産→子育て→教育という、切れ目のない継続した家庭支援制度の確立
→「母子手帳を渡すタイミングがとても重要だ」ということと、「市がもっと積極的にアプローチをしないとだめだ」ということをかなり力説しました。ここについては、当事者として、かなり厳しい意見をぶつけました。保健センターの責任者の方が涙ぐんでいたのを覚えています。実際、我が家の1人目の時と4人目の時では、市の子育てに関する行政サービスの質がかなり変わった(質が上がった)実感があるので、戦った意味が少しはあったのかな…と思っています。
◯家庭子ども支援センターの充実
→私も1人目2人目が生まれた後は、北口のクリエイトホールの「くりちゃん」に週に2回くらいは子どもを連れて通っていました。子育てに追われる孤独な日常の中で、オアシス的存在でした。スタッフの皆さんにも本当に良くしてもらいました。ここでできたパパ友・ママ友は、今でも付き合いが続いている方が多いです。(GSに入塾してくれた子もいます)
しかし、こういう素晴らしい場所の存在があまり知られていなかったのです。現場のスタッフに対する市の支援も不足していました。(スタッフがほとんどボランティアだと聞いた時は、さすがに市の職員に噛みつきました) 支援センターの拡充と周知については、様々な場で訴え続けました。
◯幼児教育の無償化
◯子どもの医療費無料化(年収制限の撤廃)
→この2点については、私が何かしたわけではありませんが、制度として進んでいたことを、承認して市議会に上げるという場に立ち会えたことが嬉しかったです。
(次回に続く…)
↓ 初めてパパになった日。それまで赤ちゃんを抱っこしたこともほとんどなかったので、緊張して顔が引き攣っているのが笑える。この数年後には、4人を連れて(1人抱っこして、1人ベビーカーに乗せて、2人と手を繋いで笑)街中を疾走することになることは、まだ知る由もありません。
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