- 2021年11月7日 12:10 AM
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都立中受検も努力は実ります。直前期に合格ラインをかなり超えている生徒で落ちた生徒は、GSの9年間では1人もいません。逆に、ここ数年では「まぐれ合格」もありません。正直、都立中入試が始まったばかりの頃は、「成績が足りなくてもなぜか受かってしまった」というケースが結構ありました。適性検査問題の質が酷かったからです。そういう意味では、都立中の先生方が学習して、作問の内容が改善されていることは間違いありません。共通問題になったことも大きいと感じています。
GSの生徒たちの都立中合格率が高い要因について、客観的に分析してみました。他塾(特に大手塾)と較べて、アドバンテージとなっているであろう点を中心にまとめてみます。
〇生徒たちが頑張っている。
→一番にはここを挙げざるを得ないでしょう。GSの生徒たちは、特に小6の1年間は本当によく頑張っていると思います。勉強量はもちろんですが、「絶対に成績を上げる」、「絶対に合格する」という強い気持ちを持って受検勉強に臨んでいる生徒が多いです。この時期になると、「体を壊すから、もうこれ以上無理するな。寝ろ!」と、ご家庭と塾で結託して勉強を止めなくてはならないような生徒も少なくありません。
〇1クラスの人数が少ないので、1人ひとりの生徒に目をかけることができる。
→前述した通り、GSの1クラスの人数は最大10名あまりです。今は密を避けるために、小6は1クラス最大8名までで運営しています。特に都立中は作文も含めて、記述の添削・採点をたくさんしなくてはならないため、1クラスの人数が多いと、学習効果が大幅に減じてしまうのです。GSでは、作文も「一旦預かって採点して後日返す」などという間抜けなことは絶対にしません。すべて当日中に返却します。その日にそのやり直しまでして帰る生徒が多いです。今の時期は、1人の生徒が毎回10枚くらいの作文を提出します。人数が少ないとは言っても、それを当日中に返すために、講師は鬼気迫る感じで採点しています。入試(過去問)バトルを行って、その場で合格発表をできるのは、とても大きなメリットだと思います。人数が多いと、とてもできることではありません。質問・相談についても、この人数だと、毎日全員にきちんと対応することができます。毎回の授業で、生徒全員の状況詳細を講師がすべて把握しながら授業を進められることがとても大きいと感じています。
〇勉強量が圧倒的に多い。
→過去問レベルの問題を解いている量が、おそらく都内で一番多いはずです。この時期、作文はそれこそ毎日5本ずつ書いて提出しているような生徒はざらにいます。それが当たり前になってしまえば、負担に感じなくなるようです。過去問については、自分が受ける中学校の過去問はすべて授業中に時間を計って取り組むことになりますが、それ以外に他県の学校の問題もかなり解かせています。家では、いわゆる銀本(写真)をどんどん解かせていますが、今年も8月から解き始めて来週中くらいですべて解き終わります。これだけの厚みがある過去問集を1冊仕上げると、かなり達成感がありますよね。当然、すべて採点して合格判定までしています。生徒たちも大変だと思いますが、講師たちも大変なのです。まぁ、これも1クラスの人数が少ないからできることですが。
〇常に勉強効率を意識させている。
→都立中入試は、適性検査がああいうタイプの問題なだけに、無駄な勉強をしようと思えば、いくらでもできてしまいます。記述の書き方1つ取ってもそうですし、周辺知識等についても広げようと思えばいくらでも広げられます。しかし、成績を上げるために、合格させるために、やらなくてはならないことはそんなに多くありません。少なくとも、私立中入試に較べれば、やらなくてはならない範囲が非常に狭いことは間違いありません。だから、短期間で成績を上げやすいのです。それは、作文についても同じことが言えます。世間一般の方は、ここのところを逆に考えています。都立中入試は掴みどころがないので、対策の立てようがないと… 確かに、じっくり考え抜いて、深堀りしなくてはならない場面は多いです。机の上の勉強以外で頑張らなくてはならないこともたくさんあります。作文も、自分の考えを自分の言葉で語らなければなりません。だからこそ、あれもこれもやる必要はないのです。核となる部分を早めに固めてしまえば、力が等比級数的に伸びて行く可能性があるのです。私立中の入試はそうは行きません。こなさなくてはならない知識やパターンの絶対量が多すぎるからです。この部分を的確に生徒たちに伝えられるかどうかが、都立中受検に関わる塾の一番の腕の見せ所なのです。
〇過去問の仕掛けが早い。
→GSでは、小5までで基本的なカリキュラムをすべて終了して、小6の1年間は過去問(適性検査)対策と作文指導に徹底注力しています。入試の1年前の2月から少なくとも1ヵ月に1回は、実際の過去問を時間を計って解いて、合格発表を行っています。もちろん、解説・やり直しまで徹底します。早い時期から過去問に慣れることと、自分が合格ラインと較べてどのくらいの位置にいるのかを常に把握しながら学習を進めることが、とても重要なことなのです。そうは言っても、1年前の春頃に合格ラインを超えられる生徒はほとんどいませんし、2教科で合格最低点に数十点も足りない生徒がたくさんいます。その生徒たちが、毎月少しずつ点数が伸びて行って、夏期講習の終わり頃には合格ラインを超える生徒が増えて来ます。今年の生徒たちも、2月にどん底の状態から出発して(苦笑)、この時期は何をやってもだいたい半分の生徒が合格ラインを超えられるようになりました。先週の日曜特訓の過去問バトルでは、2/3くらいの生徒が合格しています。特にこの時期は、合格発表をすると、ぎりぎり合格した生徒、ぎりぎり不合格となった生徒が必ず何名か出ます。「きみは、あと1問取れていたら合格していたんだよ」というようなことがリアルに伝えられるわけです。このリアリティと緊張感が、生徒たちを本気にさせ、精神的な部分の成長につながっていることは間違いないと確信しています。
〇都立中入試がゴールだと考えていない。
→これも逆説的な言い方になりますが、GSの生徒たちや保護者の皆様は、都立中入試をゴールだと考えていません。その後の人生のための、通過点・成長の場だと捉えて取り組んでいます。もちろん、合格を目指して日々必死に取り組んでいるわけですが、本番で失敗して万一不合格になってしまったとしても、受検勉強で取り組んだことは絶対に無駄にならないと分かっていますし、実際残念な結果になった生徒たちも、3年後の高校入試でりリベンジを誓ってすぐにスタートし、実際に3年後「あの時都立中に落ちて良かった」と言える結果を出す生徒が多いです。(具体的には、落ちた都立中よりレベルが上の高校に合格する生徒が多いということです) そのことを本当に理解できている生徒たちは、必要以上のプレッシャーを感じずに入試に向かうことができます。保護者の方のストレス・不安感も、かなり減ずることができます。1年間受検勉強に本気で立ち向かった時点で、すでに大きな成果を手に入れられて、入試を通して成長できていることが理解できているからです。もちろん、これらのことは、塾が1年間通してある意味洗脳して行かなくてはならないことです。放っておくと、受検生や保護者の方は、「頑張っても落ちたらすべてパーになる」というような考え方に流されてしまうからです。指導力のない塾を見極めるのは簡単です。都立中入試の結果が出た後の生徒たちの様子を見ることです。ここで、必要以上に落ち込んでいたり、しばらく勉強が手につかなくなっているような生徒が多い塾は、ダメな塾であることは間違いありません。そんなことも教えられないから、合格率も上がらないのです。私は、「都立中入試は人生そのもの」だと考えています。
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