- 2017年12月16日 10:14 AM
- 未分類
最近の都立高校の入試改革は、とにかく決定(公表)から施行までのスピードが速いのが特徴です。今このタイミングで有識者会議で検討していることが、2年後の入試から導入されるということがとても多くなっています。一昔前は、ここの動きにとても時間がかかり、4年後とか5年後からということが多かったのですが、石原都知事の時代から目に見えてスピードが速くなり、最近はさらにその傾向が強くなっているように感じます。
英語のリスニングやスピーキングについては、誰がどう考えても中1から中2のうちが重要であることは間違いないでしょう。いや、小学生やもっと言えば幼児のうちからやらせるべきだという論調もあるくらいです。今の中2生や中1生が、このタイミングで「入試にスピーキングが出ることになった」と言われたら、途方に暮れる生徒が出てもおかしくありません。
そういう意味では、最近の都立高校改革は拙速だと感じる部分もあるわけですが、今回のスピーキングの件については、私は概ね賛成です。使えない英語のテストを続けるよりはよっぽどいいでしょう。確かに今の中2・中1生にとっては(入試日が1日増えることも含めて)しんどい話ですが、決まった以上それに対応して行くしかありません。
問題となるのは、やはりスピーキングテストがどういう形式で行われるかです。私も不勉強だったのですが、既に英会話教室等では、インターネットや電話でスピーキングテストを行って、スコアを短時間で出せるようなシステムを持っているところが結構あるのです。(興味のある方はネットで検索してみてください) 試験会場で、全員にパソコンやタブレットを用意することができれば、ヘッドホン・マイクセットをつけて、その形で実施することは可能です。(問題は設備と費用ですね…)
逆に、1人ひとりと面接の形で実施することは現実的ではないように思います。時間的な問題もありますし、そもそも高校の英語の先生でそのレベルの試験に対応できる方がどのくらいいるのかも疑問です。まさか、面接試験まで外部委託をするわけではないでしょう…
早くも昨日から、都内の塾講師たちの間で「対策をどうして行くか?」という話で盛り上がっています。私がコンサルをしている英会話教室の塾長は、「千載一遇のチャンスが来ましたね!」と興奮していました。
現時点で私が考えていることをひと言にまとめると、「焦るな!」ということです。まだ「いつからどういう形で」という部分が正式に決まっていませんし、急に決まったとしても、中3の1年間で十分に対策が可能だと考えています。もちろん、将来のことを考えて、長い目で英会話にしっかり取り組ませたいという方針はあっていいと思います。ただし、このスピーキングテストのために、小学生や中1のうちから英会話を習わせようと考えるのは、まったくナンセンスです。
コメント:0
トラックバック:0
- この記事のトラックバック URL
- https://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=10001
- トラックバックの送信元リスト
- 都立高校入試にスピーキングテスト導入!<その2> - GS進学教室 より

