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GS進学教室

勉強は楽しい!?<その6>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月30日 12:37 AM
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ようやく結論に辿り着きました…

簡単です。「やる気が出なくても日々勉強に取り組み、成果が出るようにすればいい」のです。
何だそれは?と思われた方も多いと思いますが、私は至って真面目です。これが、長いこと(今年で30周年!)塾で指導して来た私の結論です。
もう少し分かりやすく説明すると、「やる気がないと受験勉強をできない」という思い込みを捨て去るべきだということです。受験勉強の長丁場を考えた時に、常に100%のやる気を持って取り組めるかというと、そんなことはあり得ません。それは大人でも同じことでしょう。皆さん、仕事や家事に臨む時に、どうしてもやる気が出ない時はありませんか? ないと言い切れる成人君子のような方がいらっしゃったら、ぜひお会いしてみたいです。ちなみに私はもちろんあります。(って胸を張って言うことではありませんけど…) まだ様々な部分で未熟な子どもたちが、やる気を持続できなくたって当然なのです。

そういう意味では、私は「モチベーションを上げる」みたいな話もあまり好きではありません。モチベーションの本来の意味は内発的なものなので、外部からの働きかけによって上げても意味がないということもあります。しかしそれよりも、私は「モチベーションが高くないと何もできないという人生はとても不幸だ」と考えているからです。
(次回に続く…)

勉強は楽しい!?<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月29日 12:48 AM
  • 未分類

すみません。ちょっと話が逸れて来てしまったようです。では現実問題として、「受験が目の前に迫って来ている生徒たちに対してどうすればいいのか?」という話に戻します。今まで書いて来たことは、どちらかと言うと幼児期から小学生の低学年くらいまでの習慣作りの時期等、長い目で余裕がある時期の関わり方が中心です。あと数か月で結果を出さなければならないような追い込まれている場面では、あまり現実的でないかもしれません。

まず皆様にご認識いただきたいのは、子どもたちの「やる気スイッチ」など存在しないということです。某塾のCMがいけないと思いますが、今までまったくやる気がなかった子どもが、スイッチを押した瞬間に急にやる気になって自分から勉強をするようになり、それに伴って成績も急上昇するなどという幻想を抱いている保護者の方が多すぎるのです。私の今までの経験から言わせていただければ、そういうケースは、体中まさぐってもスイッチが見つからず(笑)、途方に暮れて終わる場合がほとんどです。
確かに、経験豊富な塾の講師等が時間をかけて話をしたり、(多少デメリットもあるレベルの)荒療治を行えば、一時的には「やる気が出たように見える」場合があります。ただし、それはあくまでも一時的なものです。外部から働きかけて無理やり出させたやる気は、時間と共に減退して行くのは自然の摂理なのです。我々としても、毎日塾の自習室に来させて勉強させたり、毎日連絡を取り合って勉強の進捗を点検したり、様々な手を尽くすのですが、それらも対症療法でしかありません。せいぜい効果が持続しても数週間という感じでしょう。またダメになって来たらショック療法を施して…というイタチごっこになるわけですが、劇薬も次第に効きが悪くなり…

一時教育の世界でも、「とにかく褒めて伸ばすべし」という言説が広まったことがあります。褒めることの効果については、私も否定するものではありません。特に本格的に受験勉強を始めたばかりの時期に自信を失くしているような生徒に対しては、一時的には効果があるでしょう。ただし、これも一時的です。特に入試本番が近づいて来たような時期には、あまり効果がないはずです。
(次回に続く…)

勉強は楽しい!?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月28日 12:19 PM
  • 未分類

私は現在、塾の仕事に直接関係ない部分も含めて、勉強することにはまってしまっています。
とにかく本はよく読みます。仕事に関係するものも含めると、1ヵ月に50冊くらいは読んでいます。今は仕事も結構忙しいので、いつ本を読んでいるの?と聞かれることが多いのですが、主に深夜の11時半~1時が読書タイムです。私は速読ができるので、1時間半あれば2~3冊は読むことができます。その時間はとても静かで、集中できる至福の時間です。

昨日も書きましたが、仕事に関連して入試問題を解くようなことも夜中の作業です。基本的に個人的な自己研鑽の部分は、勤務時間には行わないようにしています。ただし、部下たちにはどんどん勤務時間中にやるように伝えています。GSは現在ほとんどの学年が満席札止めとなっていますし、大手塾にありがちなオプション講座もないため(日曜特訓等は無料です!)、いわゆる「営業」に時間を割かれることがほとんどありません。校舎が1つしかないこともあり、「会議」と呼ばれるものもほとんどありません。(飲みながらのMTは頻繁にありますが…笑) 勤務時間中は、生徒・保護者対応と、こういう部分の研鑽に時間をかけることができるわけです。

この5年間、私は毎年1つずつ新しい「資格」を取得しています。もちろん、仕事の上で必要に迫られたり、役に立つものに限定していますので、まったく趣味の世界というわけではありません。進路アドバイザー、起業アドバイザー、心理カウンセラー、仲人士(マリッジアドバイザー)、ファイナンシャルプランナーetc…です。ちょうど昨日、ファイナンシャルプランナーの国際最上級資格である、CFP(R)の認定証が届きました。(写真) これは結構難しい資格で、銀行や証券会社・保険会社等に勤務するプロの方でもなかなか合格できないそうです。
私が、難関資格にチャレンジしようという意欲を持てて、難しい勉強に継続的に取り組んで行くことができているのは、やはり勉強することが好きだから、楽しいからということが大きいです。嫌々やっていたら、おそらく途中で挫折していると思います。
(次回に続く…)

勉強は楽しい!?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月26日 2:14 PM
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「お前はどうなんだ!?」 という突っ込みが聞こえて来る前に、自分のことを書いておきます。
私は、勉強が大好きです。まぁ、塾で働いているわけですから、当然だと言われてしまえばそれまでなのですが、今でも毎日かなり「勉強」をしています。授業の最低限の予習等は当然ですが、そういうレベルの話ではありません。仕事に関係する部分で言うと、今でも「高校への数学」は毎月定期購読してほとんど自分で解いていますし(我が家には「高数」が約30年分すべて揃っています。これはマニアにはたまらないでしょうね笑)、公立中高一貫校の銀本も毎年ひと通りすべて解きます。生徒にすべて解かせるので、自分で解いておかないと採点もできないからです。高校入試の旺文社の「電話帳」(厚い入試問題集です)はすべて解くことはしないまでも、すべてひと通り目を通します。それ以外にも、良いと言われている参考書や問題集はなるべく目を通すようにしていますし、セミナーや研修会にも時間の許す範囲で参加しています。今でも、入試問題の研究や指導法の研鑽に割いている時間は、そこらの塾講師には負けていないはずです。最近の若い講師たちを見ていると(GSには残念ながら若い講師がいません…(>_<))、あまりにも勉強しなさ過ぎだと感じます。自分である程度の量の問題を解かないと、生徒たちにまともな指導ができるわけがありません。
私はこのような勉強を30年続けて来ていますが、義務感でやって来ているわけではありません。もちろんこの仕事を始めた頃は、それをやらないと仕事にならなかったからということもあるわけですが、基本的に勉強することが好きだから続けて来られたのだと思っています。今でも、新しい「電話帳」を目の前にするとワクワクしてしまいます…

ただし、今では勉強が大好きな私も、子どもの頃はそうでもなかったですし、それ故に決して勉強ができた方ではありませんでした。中学生の時の内申はほぼオール4でした。体育はいつも5( ^ ^ ) /、美術がいつも3( ;∀;)、残りはだいたい4でした。V模擬やW模擬の偏差値は5科で60を切っていたことが多かった記憶があります。でも、結局都立は八王子東に出願したので、当時の受験システムはいったいどうなっていたのか不思議です…
家庭の事情で塾に通うことができなかったので、自己流で勉強していたのですが、今になってみるととても効率の悪い勉強をしていましたし、少なくとも勉強が好きで取り組んでいた状況ではありませんでした。
高校生の時は「聞かないで~」という感じです。附属高校だったこともあって、勉強は本当に最低限のことしかやっていませんでした。というか、今記憶を紐解いてみても、体育館と食堂にいた記憶しかほとんどありません(苦笑)。授業のある平日でも、体育館に1日7時間はいましたから、それ以上勉強しろと言われても物理的に無理だったわけですが… それでも、周りが私以上に勉強していなかったため、学年の中での順位は悪い方ではなく、大学は希望する学部に進学することができました。何と14科目のうち体育が3科目もあり、そこで稼いだという噂もチラホラありますが…

私の経験を基にお伝えしたいことは、勉強が好きかどうかは持って生まれた資質ではなく、環境や必要性に大きく左右されるということです。
(次回に続く…)

勉強は楽しい!?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月25日 12:28 PM
  • 未分類

この視点で見た時に、親が子どもと接する上で重要なことが2つあります。
1つは、「勉強は誰でも嫌いなものだけど、受験があるからやらなきゃ仕方ないでしょ」というようない言い方をしないことです。子どもの中で「勉強=嫌なもの」という図式ができあがってしまうと、長い目で前向きに取り組んで行くことはできません。将来に向けてもいいことは何もありません。何度も言いますが、勉強は本来楽しいものなのです。今まで知らなかった世界を知ることができること、自分ができなかったことができるようになること、その過程で困難や壁を工夫して乗り越えること、その1つ1つが自分の成長につながるのです。
2つ目は、テストの結果だけで子どもを叱ったり評価したりしないことです。勉強の過程を楽しむことも大切ですし、目標に向かって努力することが一番重要なのです。「テストの点数が悪かったらお母さんに叱られる…」などと感じながら勉強していたら、うまく行くものも行かなくなってしまいます。進学塾に通って来ているレベルの子どもたちで言えば、「勉強が嫌い」だと言っている場合のほとんどは、「テストで結果を突き付けられるのが嫌い」なのです。テストで点数を取れなかったこと自体よりも、そのことで叱られたり、肩身の狭い思いをしたことの方がトラウマになっているようです。そんなことを繰り返していると、勉強に対して自信がなくなって、ますます後ろ向きになってしまうのです。
(次回に続く…)

勉強は楽しい!?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月24日 1:36 PM
  • 未分類

先日のブログで、「勉強は本来楽しいものだ」ということを書きましたが、特に保護者の方からこれについての反響が結構ありました。「うちの子は勉強を嫌いで嫌いで仕方ないようなのですが…」とか、「我が子にもぜひそういう感じで取り組ませたい」ということをおっしゃっていた方が多かったのですが、中には「うちの子は勉強が好きでほっといてもやるので、それだけは大したもんだと思っています」という声もありました。
再度厳しいことを書いてしまいますが、子どもが勉強を好きになれるかどうかは、保護者の方の関わりがとても大きいのです。特に小学校入学前から小学校3年生までくらいの期間が大きいと思います。ただし、小学校の高学年や中学生になってからでも決して遅くありません。修復するのに時間がかかってしまうということはありますが…

私は、親が勉強を好きかどうかが一番大きいと考えています。ただし、自分が子どもの時の話を蒸し返さなくても結構です。この話になると黙ってしまう保護者の方が多いですし…(>_<)  保護者の方が、今でも、何歳になっても何かを学ぼう、頑張って取り組んでみようとする姿勢を示せていれば、子どもへの影響という意味で悪い方には向かわないはずです。
今までに保護者の方から伺った「成功事例」をいくつか挙げてみます。

〇子どもがリビングで勉強しているが、その時間お母さんも同じ場所で一緒に本を読むようにしている。
〇子どもに漢検を受けさせたいので、家族全員で受験することにして、(受検する級は違うけど)みんなで競い合うようにしている。
〇都立中の適性検査の問題は、お父さんもすべて一緒に解いている。あまり教えることはしないが、子どもと答えを見較べて、「自分の答えの方がいい!」とか言い合って盛り上がっている。
〇中3のGW数学の宿題を、お父さんがすべて自分で解いて予習した。子どもの質問にはだいたい答えられた。今後子どもが受験する高校の過去問も予習しようかな?
〇お母さんも資格試験に挑戦しているので、極力一緒に勉強するようにしている。何度か試験に落ちてしまったけど、めげずに挑戦する姿は子どもに伝わっていると思う。

皆さん、すばらしいですね… 
すべてのご家庭で、子どもが勉強している内容を保護者の方が一緒に取り組むことができるわけではないと思いますが、親が何かに挑戦している姿を見せたり、その時間子どもと一緒に机に向かうようにすることは、(特に勉強習慣がついていない子どもにとっては)とても意味があることだと感じています。
(次回に続く…)
 

保護者面談はまだまだ続きます…

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月23日 12:26 PM
  • 未分類

春の保護者面談が続いています。「春の…」と言っているうちにもう初夏になってしまいました。
話は逸れますが、今年は暑いですね… まだ5月なのに、30度近くまで気温が上がる日が続いています。(今日は30度を超えるのかな…?) どの情報を見ても、今年の夏は猛暑なのだそうです。エルニーニョの影響だそうですが、40度近い日が多くなるのだとか… 受験生は大変だ… (いや、冷房の効いている教室の中で勉強できる分、部活をやっている非受験学年の生徒の方が大変なのかな…?)

一昨日の土曜日、私は6名分の面談が詰まっていました。受験学年が終盤を迎え、非受験学年が始まったところなので、ちょうど両方かぶっている時期であることと、平日はお仕事等でお忙しい方が多いため、どうしても週末のご希望が多くなっています。
一応お1人様あたり30分~40分という時間を設定させていただいているのですが、受験学年の場合はどうしても1時間近くかかってしまう場合もあります。午前中11時から夜の7時過ぎまでほとんど休みなしで面談が続きました。その合間にGSタイムでの生徒フォローや、終了後すぐに中3の授業が入っていましたので、なかなか忙しい1日であることがご想像いただけると思います。
私は保護者の方とお話をさせていただくのが好きなので苦にならないのですが、結構シビアなお話をしなくてはならないご家庭も多く、1日の仕事が終わると疲労困憊という日が多いです。しかし、そういう日は家に帰ってからも生徒たちのことを考えてしまっていることが多いので、なかなか寝付けなかったりします。

本日も朝から「稼働」しています。この後も、面談・授業が続きます。
保護者面談は、6月2週目まで続いていきます。

受験勉強は頑張らなくていい…<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月21日 10:32 AM
  • 未分類

3つ目は、特に親が子どもに「頑張れ!」というのは逆効果になることが結構あるということです。私のかつての教え子で、「お母さんに頑張れと言われると、一瞬でやる気がなくなるんですよね…」と言っていた生徒や、お母さんに向かって「あなたは中学生の時にそんな頑張っていたのですか?」と悪態をついていた生徒がいました。もちろん塾の講師としては、そういう話を聞いてしまった以上、子どもたちをつかまえて「お前な…いい加減にしろよ!」と諭すわけですが、ここで言いたいことはそんな次元の話ではありません。(もちろん、親子関係がこんな感じになってしまうともう泥沼ですけど…)

ちょうど、昨日小6の都立中クラスで実施した過去問でその内容が出題されていました。都立富士中の作文の問題なのですが、「頑張れ」という言葉がプラスになる場合とマイナスになる場合があるという内容の文章です。ここでは、1番の要約問題の模範解答を転載しておきます。それによって筆者が言いたいことがだいたい伝わると思います。

「はっきりと目標が見えている人に対して頑張れと言えば、それは大きな励ましやエネルギーとなる。しかし、これからどうするか定まっていない状態にある人に頑張れと言うと、その人にプレッシャーをかけることになってしまう。」

いかがでしょうか? 受験生についてもこのことは当てはまると思います。志望校も決まっていない、目先の目標もない子どもに、ただ勉強を「頑張れ!」と言っても、「何をどう頑張ればいいんだよ?」という反応になってしまう場合が多いはずです。

もう1つ、私は心理カウンセラーとしてカウンセリングにも従事しているのですが、クライアントの中にはうつ病を患っている方が少なくありません。(カウンセラーは医者ではないので、うつ病かどうかの診断はできませんが、医療機関でうつ病と診断された方のカウンセリングを行うことはできます。ただし、基本的には医療機関の再受診を勧めるケースが多いですが…) そのカウンセリングの際に絶対に言ってははならない禁句が、「頑張れ!」なんです。うつ病にかかっているような方は、頑張れ!頑張れ!と言われ続けて、もうこれ以上頑張れなくなってしまったような方が多いのです。 カウンセリングで、「もう頑張らなくていいですよ。疲れている時は少しゆっくりしましょう」と伝えると、とてもホッとした顔をする方が多いです。
受験生でも、気持ちが追い込まれて、ぎりぎりの状態になっている時に、親に「頑張れ!」と言われるのはとても辛いでしょうね。自分では頑張っているつもりなのに、結果が出なくて苦しんでいる時に、親から一方的に責められたような言い方をされると、「もうこれ以上、何をどう頑張れって言うんだよ!?」と爆発してしまうことがあるのです。
塾の講師は立場上、どうしてもお尻を叩き続けなくてはならない場面があります。そういう時に、家に帰ってからも親に同じトーンで煽られ続けたら、子どもたちは居場所がなくなってしまうように感じてしまいます。(受験学年の夏期講習や入試直前期等)子どもたちが苦しい時ほど、保護者の方は子どもたちの心に寄り添ってあげて欲しいと思います。

受験勉強は頑張らなくていい…<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月19日 6:20 PM
  • 未分類

2つ目の理由は、本当に頑張っている生徒は、自分が「頑張っている」などとは思っていないということです。これだけで言いたいことの意味が分かるでしょうか…? 

〇勉強が好きで仕方ないので、まったく苦にならず取り組むことができる。
〇毎日長時間勉強することが習慣となっているので、当たり前のように取り組んでいる。
〇志望校合格という目標がとても強固なので、そこに向けて努力することは当然だと考えている。

というようなことです。「そんなレベルで取り組めるのはよっぽと優秀なお子さんなんでしょ?」とか、「我が子がそんなことができれば苦労しないよ…」と感じてしまった保護者の方もいらっしゃるかもしれませんが、その時点ですでにお子様をスポイルしてしまっているのかもしれません。GSでも、小6・中3の夏以降は、毎年このレベルで取り組んでいる生徒はたくさんいます。その生徒たちに、「頑張っているね」と声をかけても、怪訝な顔をすることが多いことからも、本人たちは「頑張ろう!」と思って取り組んでいるわけではないことが分かります。何かきっかけがあってそのモードに入ることができれば、誰にでもそんな感じで取り組んで行けるようになるチャンスはあると考えています。

考えて欲しいのですが、ゲームが好きな子どもは1日中ゲームをやっていても苦にならないですよね? サッカーが好きな子どもは、1日中ボールを蹴っていれば幸せな気持ちでいられるはずです。決して「ゲーム(サッカー)を頑張ろう!」などと考えて行動を起こしているわけではありません。
GSの生徒たちの例で言えば、例えば中3の夏休みなどは、(少なくとも)1日14時間くらいは勉強をしてもらいます。このレベルになると、はっきり言って「勉強を頑張ろう!」などと考えていたら、やっていくことはできないと思います。ある意味、今までの感覚を麻痺させて、それだけのことをやるんだと決めてやって行くのがいいのです。実際、それが大変で落伍する生徒はほとんどいません。その時期になれば、周りがみんなが頑張っているのでつられて頑張れてしまうということもあるでしょう。毎年夏休みが終わった時に、そんな感じで頑張って来た生徒たちは、「あっという間だった」とか「もう1回夏期講習をやりたい」と言うようになります。

では、なぜ子どもたちは勉強に関してはなかなかそんな感じて頑張れないのでしょうか? 私の中ではこれについての結論は明確です。親や教師等周りの大人たちが、「勉強は嫌なもの・大変なもの」だという意識を植え付けてしまっているからです。長年に渡って染み込んでしまったその意識は、なかなか払拭することができません。受験勉強だって、やりようによっては、ゲームやスポーツ以上に楽しいものなのです。ある意味ゲーム感覚でもいいのだと思います。1つ1つミッションをクリアして、日々自分の成長につなげて、当初は難しく感じていたゴールをクリアできるように取り組んで行けばいいわけです。
実際GSでも、「勉強は好きだ」と言っている生徒はたくさんいます。そういう生徒たちは、やはり伸びて行くケースが多いです。嫌々やっている(やらされている)生徒は、長い目ではうまく行かないことが多いです。

そういう意味でも、親や教師の子どもへの関わり方がとても大きいと思います。
(次回へ続く…)

受験勉強は頑張らなくていい…<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年5月18日 5:15 PM
  • 未分類

私は、「頑張ります!」という言葉がとても嫌いです。また、特に保護者の方が子どもに「頑張れ!」という声かけをすることも、時に逆効果になることがあります。
大きく3つの理由があるのですが、1つ1つ説明していきたいと思います。

まず1つ目は、「頑張る」という言葉は何のコミットもしていないからです。頑張るという基準は人によって様々なので、何を以って頑張っていると言うのかがまず分かりません。後になって、本当に頑張れたのかどうかは検証のしようがないのです。だから、子どもは自分では頑張っていると思っていても、親や教師から見るとまだまだ話にならない…というようなすれ違いが生じてしまうわけです。
受験生が勉強の取り組みについて宣言するのであれば、もっと具体的に何をどう頑張るのかを明示しなくてはなりません。数値目標や達成目標を明確にして、自分は必ずそこに向かって進んで行く、そしてそれを達成するというのが、受験生にとって本当の「頑張る」なのです。
昨日も何人かの生徒とその話をしました。私に突っ込まれた生徒たちの発言と、どう訂正されたのかを書いておきます。

「今後こういうミスはなくせたらいいなと思います」→「今後こういうミスをなくします。そのために~を徹底します」

「次回のテストでは90点取りたいです」→「次回のテストでは絶対に90点を取ります」

「次はクラスでトップを取れるように頑張ります」→「次はクラスでトップを取ります」

私は意地が悪いので、「次は取るんだな? 約束したからな…」と念押しをしますし、「頑張らなくていいから結果を出せ!」という言い方をする場合もあります。そこまで生徒たちの意識を変えていかないと、結果にこだわった取り組みができないのが現状なのです。
(次回に続く…)

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