ホーム

GS進学教室

夏期講習会終了!

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月27日 1:07 AM
  • 未分類

夏期講習会が終了しました。毎年感じるのですが、終わってみるとあっという間だったような気がします。1日ごとには(生徒も講師も)とても大変だったはずなのですが、振り返ってみると本当に早いのです。この感覚は年々強くなっているように感じます。これもジャネの法則なのかな…?

最後の数日は、さすがに生徒たちはピリピリしていました。小6・中3の受験生たちはもちろんですが、それが伝染したのか、中1・中2の生徒たちにもそれを感じました。過去問バトルの合格発表の後、涙を流している生徒たち(主に不合格の悔し涙)が何人もいて、その様子を見ていたからかもしれません。
最終日は、都立中コースで急きょ過去問バトルを追加実施することになるハプニングがありました。この1件でだいぶクラスの雰囲気が変わったと思います。(このあたりの顛末は後日に…)

全体としては(特に受験学年)、大きな成果につながった夏だったと思います。9月以降も、引き続き気を抜かずに取り組ませていきます。
一方で、結果が思わしくなかった生徒が一部にいる現実もあります。それらの生徒とは、勉強の仕方や気持ちの持ち方について話を始めていますが、9月頭にかけて、保護者の方も巻き込んで立て直しが必要だと考えています。

さすがに疲れました… 体力よりも、精神面の方が大きいですね。我々も生徒たちと一緒に戦っていたつもりです。
明日から、少し遅い夏休みをいただきます。m(__)m

都立高校入試マークシート導入について

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月25日 2:38 PM
  • 未分類

本日、一般の方からご連絡をいただき、来春からのマークシートの導入についてはまだ最終確定ではないという情報をいただきました。都教委の事務局も、今月28日の定例会でひっくり返る可能性を示唆しているとのことでした。一番問題になっているのは、予算面だということも伺いました。確かに、全校であの機械を導入するとなると、数千万円単位の予算付けが必要になります。そう簡単には行かないことは容易に想像できます。

ニュースや新聞等の「確定である」という報道を基にして、このブログでも追従しましたが、少し先走ってしまった可能性もあります。もう少し様子を見守ろうと思います。

これが夏期講習

夏期講習会も残すところ、今日・明日の2日間となりました。小6・中3のクラスでは、夏の成果を数字で確認するべく、日々「過去問バトル」が行われています。
昨日は、中3の都立理社バトルを実施しました。(授業中に理科と社会の過去問を揃えて実施するというだけのことですが…) 私は都立クラスの理科を担当しています。今だから言えることですが、今年のクラスは夏の前の時点では、理科を苦手とする生徒が多く、理科の偏差値が一番悪い生徒が多い状況でした。例年のクラスと較べると同じ問題をやっても平均点で10点以上差があったりして、なかなか苦しい状況でした。それが、夏で頑張って何とか形になってきました。昨日の過去問の結果で見ると、だいぶ差が詰まってきました。2クラス合計の平均点は75点くらいでした。(わっ、重大な企業秘密を書いてしまった…) 自校作成クラスの方では100点も出ましたし、90点以上も何人かいます。理社の問題は簡単だと言っても、この時期に90点をきちんと取れるようになったことは自信につながるはずです。
共通問題クラスの方でも、80点以上が何人か出ています。というか、今年は自校作成クラスと共通問題クラスの平均点の差がほとんどありません。共通問題クラスの方で、夏の前には成績がかなり悪かった生徒で80点以上取った生徒もいて、本当によく頑張ったなぁと感じます。逆に自校作成クラスでも結果が出なかった生徒もいるわけです。(あっ、理社の問題は同じ問題です。念のため)

結果をつらつら見ていて感じたことは、やはり授業中の様子(集中力や気合い)と結果が比例しているということです。また、(特に理社は)暗記物にどのくらいしっかり取り組んだかの差がそのまま出ています。授業で「これだけは絶対にはずすな!」と言って何度も徹底した問題ができている生徒とできていない生徒で点数に差がついています。(まぁ、それは当然と言えば当然ですが…)
やはり、夏でかなり力がついてきたと感じる生徒が多いのですが。夏の前の多少の成績の差は、夏の頑張りで逆転してしまっているという言い方もできます。これが夏期講習なのです。成果が出た生徒はこれからも気を抜かないように取り組ませないといけませんし、今回ダメだった生徒はしっかり反省・分析をさせて、勉強方法等を改善させ、なるべく早い時期にリベンジさせなくてはなりません。そういう意味では、復習ノートの中身がとても重要だと考えています。

本日は、小6で(私立コースも都立コースも)大勝負が控えています。結果が楽しみです。

都立高校入試マークシート導入決定!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月24日 9:29 AM
  • 未分類

私立高校では、以前からマークシート方式で入試を行っているところが結構あります。中堅レベルで、(滑り止めとして使われるため)受験者が桁違いで多い高校で使用しているケースが多いです。受験者が千人を超える高校も結構ありますし、都立高校と違って合格発表を翌日(遅くとも2日後)には行う高校が多いため、マークシート方式にしなければとても間に合わないという事情があります。
私は私立高校の入試・採点・合否判定等の場面を見学させていだたいたことが何度かあるのですが、やはり手動採点の高校はものすごく大変な思いをして取り組んでいます。結果が出るまで正に戦争状態で、とても先生方に話しかけられるような状況ではありません。一方、完全マークシート方式の高校は本当にあっという間に終わってしまいます。受験者が数百人の高校で、ほんの数十分で読み取り・集計まで終わってしまったのには本当に驚きました。同じマークシートを2回読み取って照合させて、エラーが出たところについてマークシートを目で確認していました。他の高校の場合どうか分かりませんが、その高校の読み取りの精度は非常に高かったと思います。(生徒の塗り間違いはともかく)採点ミスはほとんどないのではないかと感じました。
このような状況を目の当たりにしてしまうと、都立高校のマークシートの導入の報に接しても、まぁ仕方ないのかな…とか考えてしまいます。おそらく都教委の方でもこのあたりの(マークシートの読み取り・集計の)デモは目にしているはずなので、そのスピードと正確さはつかんでいるはずです。
しかし、今回はあまりにも拙速ですし、現状で様々問題点があるため、賛同できないのです。

まず、今発表して来春から導入というのが論外です。今の中3生たちは、入試が残り半年のところまで迫っています。GSの生徒たちもそうですが、夏期講習中に実際の過去問を解いて、志望校までの距離を測り始めています。ある程度来春の本番をイメージして訓練してきているので、この時期にいきなり「来年からマークシートになるよ」と言われても、戸惑いが大きいはずです。マークシートの塗り方等については、直前に1・2度練習すれば問題なく対応できる生徒が多いのですが、「もっと早く言ってくれよ!」というのが正直なところだと思います。
どの高校のどの科目がマークシートになるのかについては、まだ藪の中です。まさか「当日行ってみたらマークシートだった」ということはないと思いますが、この点についていつ公表するのかは現時点で(マークシート導入決定の公表と同時に)明確にすべきでしょう。
さらに問題だと感じるのは、「来春は一部の高校でマークシート方式を導入して、問題がなければ2年後から全校で導入する」というような表現を都教委が使ってしまっていることです。それこそ来春マークシート方式で実施することになった高校の受験生たちにとっては、「俺たちは実験台か!?」という話になるわけです。きちんと採点をしてもらえるのだろうかという点について、もしかしたら今まで以上に不安になってしまう生徒が出るかもしれません。
(次回に続く…)

<速報>都立高校入試マークシート導入決定!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月23日 9:45 AM
  • 未分類

恐れていた事態が予想より早く起こりました。都立高校の入試において、マークシート導入が正式に決定したのです。
今月上旬の有識者会議において、「その方向で検討するべき」という議論がなされていたことは認識していましたが、その提言を受けた都教委が、昨日来春から導入することを公表したのです。(夜のニュースで大きく取り上げられていましたね)

来春の入試では、「一部の高校・一部の教科」で実験的に導入し、問題がないことが確認できたら、2年後(今の中2)の入試から「全校」で実施するとのことです。すでにマークシートの機械を取り寄せて、試運転?的なことを始めているという情報もあります。
もちろん、今春大きな問題となった「採点ミス」を改善するための方策として出てきた話です。公立高校の入試でのマークシート利用は全国でも例がなく、そういう意味では前代未聞です。

また、懸案となっていてまだ公表されていなかった合格発表の日程についても、来春は3月1日の方向で最終調整に入っていることが判明しました。今年よりは1日遅らせることになります。その分慎重に採点業務を行うということですが、具体的には、採点のチェックの段階で、「2人の教員が声で読み合わせをしながら確認を行う」作業を必ず入れるようにするというようなことが挙げられています。

さらに驚いたのは、合格発表後の得点開示において、本番の答案のコピーを受験生全員に配付することを決めたことです。これもあまり例がないことで、今後様々な波紋が広がりそうです。

夏期講習最後の追い込み<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月21日 9:49 AM
  • 未分類

夏期講習会も残すところ5日間となりました。一昔前は8月31日まで授業ができたのですが、最近は8月最終週から2学期が始まってしまう学校が増えていて、夏期講習終了日を前倒ししなくてはならない状況になりました。今年は27日・28日頃から2学期が始まる学校が多いため、GSの夏期講習会は26日で終了となります。

特に小6・中3の受験生は、あと5日間で何としても成果を残させなくてはなりません。力をつけることが大前提ですが、目に見える形での「結果」がどうしても必要です。結果が数字として出てくるのは、テストの偏差値と過去問の点数の2つです。GSテスト(全国模試)は9月の1週目に実施することになっているため、夏期講習が終わっても生徒たちは気を抜くことができません。
過去問の点数の方では、昨日から本格的に「過去問バトル」がスタートしました。ある学校の同じ年度の問題を全科目揃えて実施し、その年の合格最低点を基に合格発表までしてしまおうという(恐怖の?)企画です。

小6私立中コースは、昨日帝京大学中学校の過去問を実施しました。すでに本番の合格点をクリアした生徒が出ています。滑り止めのレベルとはいえ、今の時点で本番の合格ラインをクリアできたことは自信につながると思います。
一方で中3も含めて、夏期講習でやってきたことがまったく成果(点数)につながらず、落ち込んでいる生徒もいます。再度立て直して、あと5日間で「リベンジ」させなくてはなりません。
小6都立中コースは、まだまだ基礎固めを継続していますが、明後日以降の最終クールで過去問バトルを行います。昨年のことが頭に浮かびます。1学期の時点で特に作文の状況が厳しく、成績的にも思わしくなかった(クラスで下の方だった)生徒が、夏期講習会で頑張って力をつけて、夏の終わりの過去問バトルで合格点を取ったのです。それが自信になり、秋以降も苦しい場面はかなりありましたが、最終的に南多摩中に合格することができました。今振り返ってみると、あの夏の終わりに結果が出なければ、自信も持てず、本番での合格はなかったかもしれません。

それほど、受験生にとって夏の終わりの「結果」は重要なのです。

道徳のことを忘れていました<その5>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月19日 12:32 PM
  • 未分類

評価の正当性の話を一旦脇に置いたとしても、学校の道徳教育には大きな問題点が内在していることは間違いありません。1つの価値観を押しつけることが道徳教育だと勘違いしている(思い込んでいる)節があるのです。もちろん、「挨拶はきちんとしよう」とか、「他者に対して思いやりの気持ちを持とう」とか、「いじめは絶対にしてはならない」等、最低限共有化しなくてはならない価値観があることは当然です。しかし今の道徳教育では、明らかに教師の個人的な価値観を生徒に押しつけている場面がとても多いのです。私が実際に自分の目でいくつも実例を見てきました。いくつか例を挙げてみます。

〇友達の選り好みはせず、誰とでも仲良くしなければならない。時には自分とは合わないと感じる友達と遊ぶようにする必要がある。
→これはある意味怖い話です。小学校の低学年くらいまでならいいと思いますが、特に中学生以降は友達を選ぶことも社会に出る準備として必要だと思います。仲間はずれの子を救済することと、つき合う友達を選ぶことはまったく次元が異なる話だと思います。

〇女子サッカーの澤選手が30歳を過ぎても現役で頑張っているという新聞記事を基にして。恋愛等、自分の幸せを犠牲にして、チームのため、日本のために頑張っていることがとてもすばらしい。皆さんも将来、澤選手を見習って頑張りなさい。
→私は、この件について2つ驚いたことがあります。1つは、澤選手が自分の人生を犠牲にしてサッカーの現役を続けていると決めつけていること。本当にそうなのでしょうか?自分がサッカーをやりたいからやっているのではないのでしょうか? 澤選手の人生は幸せではないのでしょうか? もう1つは、そういう(自己犠牲の)生き方がすばらしく価値があることだと子供たちに注入していること。早く結婚して子供を産んで、幸せな家庭を築きたいと考える子供もいるでしょう。女性が仕事を早く辞めることが悪いことだという刷り込みもどうなのでしょう? ちなみに、この教師は年配の女性の方でした。(既婚か未婚かは分かりませんでしたが…)

〇プロ野球松井選手の子供時代の体験談を読んで。やっぱり成功している人は、みんな子供の時に努力をしています。皆さんも頑張れば必ず大きな夢が叶えられます。頑張って松井選手のようになりましょう。
→子供の頃の努力が大切だということはその通りです。しかし、誰もが松井選手のようになれるわけではありませんし、その必要もないでしょう。人生の中では、時には努力が実らないこともあります。そういう時にどうやって生きていくのか、社会の現実をきちんと伝えることの方が重要だと思いますが… こういう発言をすると、学校の先生からは「子供たちの夢を砕くのか?」という反論が返ってくることがあります。

〇学歴の高いエリートと呼ばれる人たちが、社会で様々な問題を起こしています。世の中には勉強よりもっと大切なことがあります。そこが分からないのに勉強ができてもまったく意味がありません。皆さんも勉強ばかりしていると、そういう頭でっかちの人間になってしまいますよ。注意しましょう。
→勉強を頑張ることやいい大学に行くことが悪いわけではありません。こういう理屈を論点のすり替えと言います。

私が一番お伝えしたいことは、子供たちには様々な価値観があるので、テーマによってはそれを無理矢理1つの方向に統一するべきではないということです。その違いをみんなで共有化し、自分の価値観と異なる考えを尊重した上で、議論を深めていくことが本当の道徳教育なのではないかと思います。「自分はこう思うけど、そうかそんな考え方もあるんだ…」という学びが、子供を社会的にも成長させるはずです。それが、答えが客観的にも1つに決まる他の科目との根本的な違いではないでしょうか。

今のまま進んでしまうと、結局、教師の価値観に当てはまる生徒の評価が高くなり、そこからはずれている生徒の評価が低くなるのではないかと危惧しています。もっとはっきり言ってしまえぱ、教師の「好き嫌い」で評価が決まってしまう可能性を感じているのです。
4年後(内申書に道徳の評価が記載される時)までに、この懸念が払拭できるようになるといいのですが…

道徳のことを忘れていました<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月18日 9:57 AM
  • 未分類

なぜ私の中での不安・違和感が拭い去れないのかと言うと、結局評価をする人(この場合はクラス担任)の力量で決まってしまうと感じているからです。もっと言ってしまえば、現場の教師でその部分の評価をきちんとできる者がどのくらいいるのかということについて、大いに不安を感じているということです。
道徳性・人間性を評価するための前提は、その評価者の方が道徳性・人間性において優れているという前提がなくてはなりません。それは例えば数学という科目で力量の評価をすることを考えていただければ容易に納得できると思います。その生徒の数学の力量を、数学の力量が劣る者が評価できるわけがありませんし、評価したとしてもその正当性に大いに疑問が残ることは言うまでもありません。特に道徳性のような主観が大きい項目については、さらにその要素は高くなるはずです。

私は近年、公立の小中学校にお邪魔して講演をさせていただく機会を多くいただいています。ほとんどがPTA主催のものですが、講演の前後で先生方とお話をさせていただく機会も少なくありません。校長・副校長や主幹教諭等、それなりの立場にいる方はやはり立派な方が多いと感じますが、一般の教員の中には、正直「生徒の道徳性の前にあなたの道徳性はどうなのよ?」と言いたくなった方もいます。こちらが挨拶をしても無視された場面は1度・2度ではありません。(おそらく、普段から挨拶をするという習慣がないのでしょう…) 生徒たちに媚びを売ったり、きちんとものを言えず、完全に舐められまくっていた教師集団も目にしました。(八王子の公立中学校でもありました) どう考えても、そんな教師たちが生徒たちの道徳性の評価をできるようには思えないのです。いや、教科の評価もしてはいけないのかもしれない…
(次回に続く…)

道徳のことを忘れていました<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月16日 1:57 PM
  • 未分類

教科としての道徳で評価を行う際に一番問題となるのは、何をもって「道徳性」がある・ないというのかという基準です。文科省は、この部分を依然としてあいまいにしています。
そこでこの基準を探るために参考になるのが、新しいテキストの中身です。最終的には検定教科書を作成してそれを使用していくことになるようですが、それまでの繋ぎとして、文科省がかなり費用(税金!)をかけて「私たちの道徳」という教材を作成しました。すでに生徒たちはこれを基に指導を受けています。(不思議なことに、家庭に持ち帰ってはいけないという指導を受けている学校があるようです。なぜだろう…?) 私も小学生低学年の分から中学生の分まで、細かい部分も含めてすべて目を通しました。アニメチック・ポエムチックなところはもう少し何とかならないかなと感じますが、それについても今の子供たちが少しでも興味を持つように工夫したのだとプラスに捉えることにします。全体の内容的には、以前の教材に較べるとだいぶよくなったと思います。特に、(私が視察した際に行われていたような)教師たちが勝手に用意したであろう教材に較べれば、安心感があります。特に偉人伝の部分等、相変わらず価値観の押しつけだと感じる箇所も少なくないのですが…
これらの教材から私が読み解いた、「文科省が道徳性を高めるために重要だと考えていること」(つまり評価する際の基準)について、羅列してみたいと思います。

〇集団(社会)の中でのルールを守ること
〇嘘をつかないこと
〇他者に対して優しい気持ちを持つこと
〇自分を大切にすること
〇家族に感謝の念を抱くこと
〇国を愛し日本人としての誇りを持つこと

<番外編>
〇いじめをしない・させないこと
〇ネット・SNS対策

番外編の2点が、実は学校としては早急に何とかしたい部分だと思います。文科省も、道徳教育の大きな目的の1つとして「いじめの撲滅」を挙げています。道徳教育を強化したからと言っていじめがなくなるわけがないのですが、みんな(生徒・保護者・教師)が意識を共有化することで、多少は改善される部分があるのかもしれません。ここについて最終的には、学校の(特に担任の)覚悟の問題が大きいと思います。「うちの学校(クラス)ではいじめは絶対に許さない」、「万一いじめられている生徒がいたら、学校が(自分が)体を張って全力で守る」というメッセージを真剣に伝えられるかどうかにかかっているのではないでしょうか。

全体としては、盛り込まれている内容のバランスは悪くないと思います。特に中学生に対して、最後の項目で少し右寄りの表現が多いような気もしますが、一定の愛国教育は必要だと思いますし、目くじらを立てるレベルのものではありません。
(次回に続く…)

道徳のことを忘れていました<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年8月15日 10:52 AM
  • 未分類

道徳の評価については、公立小中学校の先生方も戸惑っているようです。私の悪友の小学校の教師は、「そんなもん評価できるかボケッ!」と息巻いていました(笑)。文科省もこのことは認識しているようで、学校の教員に対して道徳教育・及び評価の仕方の研修を徹底していくという声明を出しています。う~ん、なかなか難しいでしょうね。人間が人間の道徳性を評価するのは… 子供たちが教師たちに対してまだ一定の敬意を表しているのは、その教科のことに関してはどうやったって教師には敵わないという前提があるからです。しかし、道徳性についてはどうなんでしょうね… まぁ、それは塾の講師たちについても同様ですが。

私はどういうわけか、教育業界で「アンチ道徳教育の急先鋒」と思われているようで(笑)、このテーマで取材を受ける機会が多いのですが(当然そういう立場でコメントすることを期待されている)、私の今までの主張は一貫しているつもりです。以下に簡単にまとめてみます。

〇教師が子供の「道徳性」を正当に評価できるのか
〇評価に教師の恣意が入ってしまう可能性が高い
〇内申書に評価が文書で明記される以上、入試で利用されることを前提にするべき
〇そもそも「道徳性」とは何なのか
〇画一教育、思想統一教育につながる可能性がある

私は昨年、東京都の教育モニターを務めていて、いくつかの学校の道徳教育の視察を行いました。この時の内容がひどかった… 研究授業的な場ですから、それなりに準備をして行っていたはずなのですが、それでその内容か…という感じの授業でした。先生方を擁護するとすれば、先生自身が戸惑いながら行っている様子がありありだったということです。ひと言で言えば、1つの価値観(それも教師の主観)を生徒に押し付けることが道徳教育だと勘違いしているのです。
(次回に続く…)

ホーム

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る