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GS進学教室

大学入試改革続報<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年11月1日 1:02 PM
  • 未分類

大学入試改革に絡めて、今後高等教育全般をどうしていくべきかという観点で議論をする有識者会議が文科省の諮問機関として存在します。その中で経営コンサルタントの冨山和彦さんが提言した内容が話題になっています。
簡単に言うと、大学は一部の難関大学(特に理系学部)のみをG型大学として存続させ、高度な教育によってグローバルで通用する優秀な人材を排出し、一方その他ほとんどの大学はL型大学(ローカル!)として、カリキュラムを職業訓練機能中心とし、労働生産性向上に資するスキルを身につけさせるべきという内容です。例えば、経済学部・経営学部では、マイケルポーターや戦力論ではなく、簿記や会計ソフトの使い方を学ぶ。工学部では、機械力学や流体力学ではなく、最新鋭の工作機械の使い方を学ぶ。というような事例が挙げられ、「学問」よりは「職場に出た時の実践力」を身につけるべきということがまとめられています。
多くの大学を専門学校化して、職業訓練校的な位置づけとすべしという内容ですから、なかなか衝撃的です。さらに、大学の教員は民間企業の実務経験者から選抜し、役に立たない(時代に合わせて変わる気がない)教授たちには辞めてもらうとまで言っています。なかなか痛快です。

興味のある方は、以下の資料を見てみてください。文科省が公表している資料なので、転載OKとのことです。

大学G型L型

大学入試改革続報<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月30日 11:47 AM
  • 未分類

<高校基礎学力テストについて>
〇「高校生が共通して身に着けておくべき基礎学力」を定着させることを目的として実施する。
→位置づけとしては、こちらが従来のセンター試験に近くなると思います。

〇難易度の低い大学や、専門学校の入試で活用する。推薦入試ではこのテストの結果を重視する。
→「最低限の学力を担保する」ということが目的です。このテストを難関大学の入試には利用できません。これに伴い、推薦入試では内申点の基準を廃止するべきだと思うのですが、どうもそうはならないようです。

〇教科は英語・国語・数学・地理歴史・公民・理科の6教科。ただし、英語は外部試験を活用する。
→英語は「TOEFL」は無理です。英検2級くらいが妥当かと…

〇高2・高3で、年間に2回実施する。(夏~秋の時期を想定)
→高2の夏には始まるのです。部活組はどうするのかな… なぜ早い時期に実施するのかと言うと、主に推薦入試に活用されるからです。

〇問題は選択式を原則とする。ただし、パソコンによるCBT方式を原則とする。
→問題の形式としては、センター試験をイメージしていいと思います。CBT方式は本当かな?  採点・集計がかなり楽になるとは思うけど…

大学入試改革続報<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月29日 3:02 PM
  • 未分類

大学入試改革についての中教審の方向性が、次第に具体的になってきました。年内にも正式に答申される予定ですが、過去の例から考えると、この形でほぼ最終決定となると思います。現時点で判明していることを列挙します。

〇新制度は、平成32年度の入試(現小6)から適用する。
→逆に言うと、今の中1までは現行の制度(センター試験等)のまま入試が行われるということです。しかし、実は現中1生の方が受ける影響は大きいかもしれません。大学入試が「絶対に浪人することができない戦い」となるからです。まだそのあたり(浪人生の扱い)の詳細は分かりませんが、多少なりとも不利になることは間違いないでしょう。

〇今まで使っていた「到達度テスト」・「達成度テスト」という名称が、分かりにくいという理由で変更になる。今のセンター試験に代わるテストが「大学入試希望者学力評価テスト」に、新たに新設されるテストが「高校基礎学力テスト」に。
→あまりにもダサすぎます。ネーミングセンスなさすぎる… いかにも「有識者」たちがつけそうな名称ですね。一応(仮称)という文字がついているので、再考を期待します。

<大学入試希望者学力評価テストについて>
〇今のセンター試験と同じ位置づけにするが、高3の年に複数回実施する。
→今までは高2から実施とされていましたが、そこが改められました。

〇社会人も含めて、誰でも受験をできるようにする。
→逆に言えば、国立大学を受験する場合は、このテストを必ず経由しなくてはならないということですね。

〇センター試験は問題が易しすぎたので、易しい問題から難しい問題まで難易度の幅を広げる。
→これは正しい感覚です。今まで(センター試験)が「おかしかった」のです。国立難関大学を受験する生徒の中ではあまり差がつかず、ミスのある・なしで決まってしまっていました。

〇「1点刻み」で点数を出すことをせず、A・B・C…等の複数レベルで評価をつける。
→ここの方針は一貫して変わっていません。私は、これはこれでいいと考えていますが、今まで以上に差がつかなくなるのではと心配しています。これを「矛盾」と言います。何段階で評価するかについてはまだ公表されていませんが、そういう意味では10段階ぐらいがいいと思います。

〇当面は、センター試験に準ずる「教科型」と、教科の枠組みを超えた「科目合体型・総合型」のテストを併用する。 ただし、将来的に「教科型」は廃止する。。問題は、選択式(マークシート)と記述式の混合問題とする。
→最初の数年間を移行措置期間と位置付けているのでしょうが、これはナンセンス。ガラッと変えるなら、中途半端なことをしないで最初からそうしてください。新たなテストは、今の都立中の適性検査の形をイメージすると分かりやすいでしょう。平成28年(2年後)には問題例を公表し、対策を早めに立てられるようにするそうです。

〇英語の試験は行わない。「TOEFL」等の外部試験の成績を使用し、「読む」「書く」「話す」「聞く」の4技能の能力を測れるようにする。
→これが一番大きな、そして受験生にとって過酷な変更点でしょう。「TOEFL」は、英検等の他の資格試験に較べても、格段に負担が大きいのです。限りなくネイティブに近いレベルが必要です。(それが文科省の狙いです) 小6以下の学年の生徒は、今から対策が必要なのかもしれません。(GSでも本日その部分の対策会議を開きました)

〇テストは、パソコンを使用したCBT方式を前提とする。
→本当かな? 記述式の問題を増やすと言いながら、実は打ち込み式ですね(笑)。だとすると、パソコンスキルの問題も出てきますね。

〇各大学の2次試験は、受験生の「主体性・多様性・共同性」を多面的に測れる形式に変更する。面接・小論文・集団討論を中心とし、部活や課外活動(ボランティア)等、高校時代の活躍も加味する形とする。学力試験を実施する場合は、記述式・論述式の問題とする。
→果たしてこれを守る(守れる)大学がどのくらいあるの?と考えてしまいますが、文科省は「補助金の分配に差をつける」とまで言っているので、きっと守らざるを得ないのでしょう。「ペーパーの学力だけでは、大学に進学できない」という時代が来るのかもしれません。

(次回に続く…)

都立高校解答用紙マークシートのサンプルについて

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月27日 1:58 PM
  • 未分類

都教委から解答用紙マークシートのサンプルが公表されました。来春(現中3)の入試で導入するのはモデル実験校20校のみなので、それらの高校を受験しない生徒には関係ありません。再来年(今の中2)からは全校での導入がほぼ決定しています。
サンプルを5教科分すべて見てみましたが、受験生の立場で言うと、あまり大きな負担増にはならないような気がします。記述用とマークシート用と解答用紙が2枚(表裏も含む)に分かれたり、1枚の中で完全に区分けされることが最悪だと思っていたので、そういう意味ではまずまず良心的です。逆にこの程度の変更だと、高校が処理する際に手間が省ける(ミスが減る)メリットよりも、手採点の部分とマークシートの部分を合算する時に新たなミスの可能性が生じるデメリットの方が多いような気がしてしまいます。
他に気付いたことをいくつか列挙してみます。

〇解答用紙の罫線の色・選択肢の文字がカラーになる。
→記号選択の文字を黒にすると、塗った時に分かりにくくなるためです。今回はすべてピンクですが、入試本番では科目ごとに色が変わる可能性もあります。機械にかける時に、教科を取り違えないためです。マークシートを導入している私立高校の多くではそうしています。まぁ、このことは受験生にあまり影響はないでしょうが…

〇受験番号をすべて塗ることになる。
→私は、これが一番影響が大きいのではないかと感じています。7桁の受験番号を塗るのは結構手間なのです。絶対に間違えられないので気をつかいますし… テスト開始の前に塗らせてくれるのが普通ですが、テスト時間が始まってから塗るという形になると、問題の先が気になって焦って受験番号を塗るのがいい加減になったり間違えたりする生徒が出るかもしれません。

〇数学ではマークシートを塗る問題は出題されない。
→それはそうでしょう。無理して記号選択の問題を作ることは何の意味もありません。

〇英語・社会の記号整序問題が、4つの記号を順番に塗る形になった。
→これは事前に都教委が公表していたものと変更になりました。確かにあれだと並び替えにならないので、問題としてはこちらの方がいいと思います。ただし、受験生としては一問でマークを4つ塗らなくてはならないので、手間がかかります。中には、イ→エ→ア→イとか塗ってしまう生徒が出てしまうかもしれません。もちろん点数は1点ももらえません。

〇国語を初めとして、記述問題とマークを塗る問題が隣り合っている。
→記述の書き直しをした時にマークを塗ったものが消えてしまったり、消しゴムのカスが残ってくっついていたりして機械でエラーになってしまったりすることが怖いです。

まとめとしては、マークシート導入校を受験する場合は、事前に何度かこの形式のものを塗る練習をしておくことと、入試本番で最後の1分くらいは、マークの確認(塗り間違いがないか、消えているところはないか等)をする時間を取る必要があるということになるでしょうか。今回公表された解答用紙のサンプルは、今春(平成26年度)の入試問題を基にして作成したものです。ですので、来春(該当の20校を)受験予定の生徒は、この過去問と解答用紙を利用して、時間を正確に測って実施してみることをお勧めします。もしかすると、書き込みをする場合よりもかなり時間をロスすることになる生徒が出てしまうかもしれません。その場合は、何度か練習を繰り返して慣れていくしかありません。

何はともあれ、以下のアドレスから解答用紙のサンプルを見てみてください。(バソコン・ネットの環境にもよると思いますが、とても重いことを覚悟して開いてください)

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/pickup/p_gakko/27marksheet/besshi2.pdf

受験生の成績はなぜこの時期に大きく変動するのか?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月25日 5:24 PM
  • 未分類

10月のGSテスト(全国偏差値テスト)は、小6・中3の受験学年のみ実施しました。小6都立中コースのは実施が1週早かったため、一昨日成績が戻ってきました。(小6私立コースと中3は来週返却になります) やはり今回も、成績に大きな変動があった生徒が多かったのです。前回までと較べて、偏差値で20以上上がった生徒もいますし、10以上上がってきた生徒も他に複数います。逆に大きく成績を下げてしまった生徒も出てしまいました。(当然、その生徒とは保護者の方も含めた三者面談を実施の上、改善策等決定済みです)
今回でかなり成績が上がってきた生徒が多く、クラス全体としては、今まで頑張ってきたことがようやく数字に繋がってきたように感じています。クラスの平均偏差値で60に手が届くところまできました。過去のGSの生徒で言うと、コンスタントに62~3以上を取っている生徒はほとんどが合格している模試なので、だいぶ可能性が広がってきたということです。

一昨日の夜に成績表が戻って来たため、授業での返却が間に合わなかったので、当日すべての保護者の方に電話・メールで結果をお伝えし、生徒たちには昨日から面談をしながら成績表を返却しています。本日のGSタイム(自習・質問タイムです)にほとんどの生徒が来校しているので、本日多くの生徒と「面談」をしました。やはり、成績が急に上がってきた生徒は嬉しそうですね。今まで苦しんでいた生徒は、やっと結果が数字につながってきて、ホッとしている様子もあります。逆に、停滞している生徒は、周りが急に力がついてきていることも分かっているため、ちょっと焦っている感じです。次回での挽回を誓って、「行動変化」の確認もしているので、来月が楽しみです。

八王子ファミリーフェスのご案内

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月23日 12:03 PM
  • 未分類

もう明後日になってしまいましたが、25日(土)に、八王子駅南口広場を中心として、八王子ファミリーフェス「みんなのキャンバス」が開催されます。このイベントは、子育て・教育に、母親だけでなく、父親・家族、そして地域のみんなで協力して取り組んでいこうという趣旨のもと、市民団体が中心になって立ち上げたもので、地元の子育て・教育を応援する大学や企業が協力して運営されます。(実はGSも「教育よろず相談所」なるものを出展したかったのですが、タイミングを逸しました…)

キャッチフレーズは、「大人も子供も、家族みんなで楽しめるイベント」です。ライブステージや、ワークショップ、親子セラピー、写真館、こだわりのお店、子育て相談所等々、多彩なイベントが揃っています。人気アートユニット「ツペラツペラ」がワークショップ&サイン会を行うそうです。
天気(気温も)も回復するようですし、ぜひご家族で出かけてみてはいかがでしょうか? 事前の告知が功を奏し、かなりの人出になりそうとのことですが… 10時~16時までです。

http://www.minnanocanvas.com/index.html

受験生の成績はなぜこの時期に大きく変動するのか?<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月22日 3:23 AM
  • 未分類

受験生の中で、この時期に状態が上向きになってくる生徒と、逆に沈んでくる生徒とに2分されてくるわけですが、長年にわたって生徒たちの様子を見てきて感じることは、根本の部分で理由があるということです。個々の生徒によって状況は違いますし、様々な要因があるわけですが、共通項として2つのことを感じています。

1つ目は、「志望校に対する思いの強さ」です。「どんなことをしてもその中学校・高校に入りたいのか?」と言い換えてもいいかもしれません。やはりここの思いが強い生徒は、(比較的緩む生徒が多い)この時期でも頑張れますし、一時的に点数が取れないことがあっても、めげずに立ち向かうことができます。そういう意味では、学校見学に行ってリアルなイメージを持てた生徒の方が有利です。この学校で3年間(6年間)過ごしたいとか、あの制服を着たいとか、あの部活に入って頑張りたいとか、イメージは具体的であればあるほどいいわけです。それこそ、合格を先取りしてワクワクしてしまうくらいの思いが持てた生徒は、放っておいても頑張れるでしょう。

もう1つは、1つ目のこととも絡んでくるのかもしれませんが、「生徒本人の主体性」があるかどうかです。やはりこの時期、「受験が他人事」になっていたり、「勉強をやらされている」状態の生徒は例外なく失速してきます。この部分を見分けるのは簡単です。家で宿題以外の学習(復習とか苦手な部分の練習とか)にどれだけ取り組んでいるかどうかと、講師のところに自発的に質問・相談等をしているかどうかを確認すれば一発です。自ら、何とか成績を上げたい、どうしても合格したい、そのためにはまだまだ取り組むべきことがかなりあるということがきちんと認識できている生徒は、主体性を持って取り組むことができます。それは(まだまだ子供の部分が残っている)小6生でも同じことです。性格等の問題ではありません。「うちの子は性格的にそういうことができないんです…」と保護者の方がおっしゃる場合がありますが、これは保護者の方が子供をスポイルしているのです。ただし、この部分については、この時期に親が強制してもなかなか難しいと思います。それこそ、ますます「主体性」を奪うことにつながってしまいます。

「では、我が子が「勝ち組」に入るにはどうしたらいいんだ?」という声が聞こえてきそうですね。残念ながら、「こうすれば、絶対に子供が変わる」という魔法のような対策はありません。しかし、その確率が高い方策や、当面の対処法はいくつかあります。

受験生の成績はなぜこの時期に大きく変動するのか?<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月20日 4:46 AM
  • 未分類

まず確認しておきたいことは、この時期(小6・中3の10月・11月頃)に飛躍的に学力をつけることは難しいということです。学校に通いながら(しかも定期テストやら学校行事やらで忙しい)、限られた時間で受験勉強に取り組むわけですが、短期間で偏差値10や20分の学力を上げるには、あまりにも時間が足りなさすぎるのです。それなのに、なぜテストでの得点力が大きく伸びてくる生徒がいるのかということについては後ほど触れますが、残念ながら逆(大きく学力を落としてしまうこと)はとても簡単です。自分で(受験勉強を)さぼっているという自覚があるくらい勉強をしなければ、みるみるうちに力は落ちていきます。

この時期に点数が急に取れるようになってくる生徒と、急に成績が下降してくる生徒について、事例をいくつかの体系にまとめてみます。

<急に点数が取れるようになってくる生徒>
①夏に頑張った蓄積が、ようやく形となってくる生徒。何らかの理由で夏の終わりや9月には結果につなげることができず(テストでたまたま失敗したことが続いたり…)、今までコツコツやってきたことが、ようやくこの時期になって花開いてきた。
②テスト慣れをしてきて、点数を取る感覚が身についてくる生徒。特に入試問題レベルのテストは、慣れていないうちはなかなか力を出しきれないもの。訓練を積んでいくうちに、時間の使い方や捨て問の選び方等がうまくなってきて、時間内に点数をまとめられるようになってきた。
③本人にとって何か大きな「事」が起こり、最近(夏と較べても)目の色を変えて取り組み出した。例えば、将来どうしてもやりたいことが見つかったとか、好きな子が同じ志望校を受けることが分かったとか(笑)。
④その集団の周りの生徒の多くが力を落としているために、相対的にできるようになってきたように見える生徒。塾の夏期講習でそれなりに頑張った生徒が、夏休みが終わって学校に戻ったときを想像すると分かりやすい。この時期でいうと、力のない大手塾(校舎)の成績中下位クラスでよく発生している現象。

<急に成績が下降してくる生徒>
①目にみえて勉強量が減っている生徒。夏休みと較べると(受験勉強の)絶対量がある程度減ってしまうのは仕方ないことだが、他の生徒と較べて相対的に勉強時間・勉強量が少なければ、力が落ちてきて当たり前。
②何か他に気になったり、時間を取られてしまうことが見つかってしまって、勉強どころではなくなっている生徒。①の問題と同時に発生することが多い。この時期になっても学校の部活や行事の準備等で時間を取られてしまっているケースは分かりやすいが、私生活の方での問題は親も気づいていない場合が多いので根が深い。携帯・スマホやゲーム・漫画に時間を奪われているケースが多いが、悪い友達(勉強・受験に熱心でないという意味で)が多い子供の場合特に注意が必要。特に中3の場合は、この時期に異性の仲か良い友達ができる場合があるので注意。(受験が終わるまで待て!) 同性の友人の場合も含めて、 「一緒に勉強する」というのは、ほとんどの場合結果的に「嘘」になります。
③入試のプレッシャーに負けてしまう生徒。急に不安になってきて、心配で勉強が手につかなくなったり、テスト中に焦って集中できなくなったりする。それによって成績も下がってきて、その結果でさらに不安になるという負のスパイラル状態。思考回路は、「落ちたらどうしよう…」 「行くところがなくなったら困る…」という方向性。不思議なことだが、まったく成績が足りない生徒はこの状況には陥らない。夏に頑張って成績が上がってきて、「もしかしたら合格できるかも…」と一瞬でも考えてしまった生徒に多く見られる。圧倒的に女子生徒に多い。
④油断して気を抜いてしまう生徒。③とはまったく逆のケースだが、そこに至る過程はよく似ている。夏で頑張って成績が上がってきて、「これなら合格できる」 「〇〇中学(高校)なんてちょろい」と考えてしまい、明らかにそれまでと比較しても気を抜いてしまう。(当然勉強量もかなり減る) それが錯覚だと気づいた時には、すでに多くのライバルたちに抜かれていて愕然としてしまう。圧倒的に男子生徒に多い。

受験生の成績はなぜこの時期に大きく変動するのか?<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月18日 11:13 AM
  • 未分類

小6・中3の受験生は、入試まで残すところあと3ヵ月となりました。中学入試も高校入試も、ほとんどの生徒が1月中旬から受験に行くからです。(都立中1本の生徒を除く)
毎年感じるのですが、この10月~11月の時期は、テストの成績や過去問の点数が大きく変動します。分かりやすい指標で言うと、クラスの中での位置づけ(順位)です。夏の終わり頃クラスでトップレベルの成績を取っていた生徒が急に調子を崩してクラスの平均も取れなくなったり、逆に今までクラスで一番下の方の成績で苦しんでいた生徒が急上昇してきたりします。

今年の小6・中3のクラスを見渡しても、やはりそのような状況が表出してきています。
中3難関クラスでは、今月の模試の成績で、1学期の時点でクラスで一番下の方の成績だった生徒が、一番上の方の成績だった生徒に勝ってしまうという事態が起こりました。今プロ野球のCSで話題になっている、「下剋上」というやつですね。
小6都立中クラスでは、過去問バトルで、大貧民(トランブです!)の「革命」のようなことも起こりました。夏の終わりと較べると、それこそクラス内の順位がほぼ逆順位になったのです。都立中の適性検査の問題は、私立中入試や高校入試の問題に較べると、こういうことが起こりやすいとは言えますが、ここまで極端なケースは私も今まで目にしたことがありません。

なぜこの時期に大きく成績が変動するのか、そしてこれからの時期「勝ち組」に入るにはどうしたらいいのかをまとめてみたいと思います。
(次回に続く…)

緊急時の対応で分かること<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2014年10月16日 12:08 PM
  • 未分類

2週続けて来た台風への対応について、学校だけでなく企業や役所等でもその対応は様々でした。

私の友人たち(会社ではそれなりの立場にいる者が多い)に話を聞くと、客や取引先とアポが入っているのに、平気で「電車が止まったから遅れます」と言うような若い職員が増えていて困っているという声が多いです。確かに、そういう意味では、昔に較べると無責任な者(若いかどうかにかかわらず)が増えているということは事実なのかもしれません。しかし、この部分については、上司の事前の段取りに問題があると思います。台風は地震と違って、事前に来ることが分かっているのです。しかも、最近はインターネットの発達によって、どこにいても台風情報がリアルタイムで手に入ります。今回の2つの台風で言えば、首都圏は休み明けの朝一が危ないということは、2~3日前には分かっていたことです。事前にアポの日程を変更しておくか、当日早い時間に(担当者同士で)連絡を取り合ってから動くかを決めておけばいいだけのことです。部下が自分でその判断ができないのであれば、上司が事前にひと言確認して、具体的な指示を出せば済みます。こういう事前の根回しをしないで、「当日仕事に穴が開いて困っている」と言っている管理職がとても多いように感じます。
ちなみにGSは、職員たちが面談予定の入っているご家庭の電話番号(携帯も)を持ち帰っていて、当日の朝に連絡を取り合うことにしていました。電車がほとんど止まってしまったら、私(徒歩8分)以外の職員は、校舎に時間通り来ることが難しくなってしまうからです。(そんな状況であれば、生徒や保護者の方に校舎にお越しいただくことも難しいでしょう) 大袈裟な話ではなく、この程度のことです。

個人的なアポが入っている場合でなくても、(職員が来られなくても)極力仕事に影響が出ないような準備をしておくべきでしょう。確かに、病院のスタッフや、工場のライン、サービス業等の店舗スタッフで、人が足りないとどうにもならないケースも多いと思います。それでも、電車が止まっても出勤可能な代替要因を確保しておくとか、事前に打てる手はあると思います。私は、そんな時(台風が直撃している)に絶対に通常通り営業しなくてはならないという「思い込み」に囚われすぎていることが、混乱を引き起こしている要因の1つだと感じています。臨時休業にするなり、午後開店にするなり、臨機応変の対応がなぜできないのでしょうか? チェーン店でも地域によって状況が異なるため、現場の判断で進められないことが問題だと思うのですが、その場合はトップなり本部が早めに判断すればいいことです。
八王子駅周辺の様子だけ見ていても、あの雨・風の中、定時にお店を開けている(開けようとしている)ところがとても多かったようです。当然、そんな中では客足はほとんどないわけで、その必要があるのかどうかとても疑問に感じました。

さらに問題だと感じたのは、企業において、「どんな状況になっても定時に出社すべき」、「電車が止まっても他の手段(例えばタクシーとか)で来い」というような風潮が依然として強いということです。例え数時間職員たちの出社が数時間遅れたとしても、仕事に大きな影響が出ないというような場合でも、「時間通りに出社している職員は偉く、遅れた社員はどうしょうもない」というような雰囲気がある会社も多いようです。友人の会社では、台風が直撃している(電車も止まっている)朝一の会議に人が揃わなくて上司が激怒したという話を聞きました。これは、明らかに上司が悪いのです。
確かにどんな組織でも、どうしても誰かが出社しないと大変なことになるような状況の中で、すぐに人任せになってしまう職員と、どんな手を使ってでも責任を果たそうとする職員とに2分されるのは動かし難い事実です。(私は東日本大震災の際に、そのことを強く感じました) しかし、そんな状況下で、会社に来ることが目的化していることに大いに疑問を感じるわけです。
もしどうしても(台風直撃でも)はずせない仕事が朝一で入っている場合は、前日にホテルを取るなり、会社に近い同僚の家に泊めてもらうなり、会社に泊まるなり(苦笑)するべきでしょう。実際私も、ワンマン講演会の当日大雪の予報が出ていた時に、会場至近のビジネスホテルに前乗りしたようなこともあります。(結局、雪はそれほどでもなく肩透かしでしたが…)

仕事とはそういうものだと思います。逆に言えば、そんな準備が必要ないレベルの仕事であれば、何も命がけで出社することはないでしょう。ただし、何度も言いますが、この部分の判断は部下にはできません。今回も、上司たちは自主休業だっのに、部下たちは連絡をもらえないので、仕方なくタクシー(自腹!)で定時に出社したというような話も聞きました。上司の想像力と、部下の状況に対する配慮の問題です。こういう緊急時の対応で、本当に組織のトップの器量が問われるように感じています。
最近は、ラインの浸透率がとても高いので助かっています。GSの職員も、約1名の「おじさん」を除いて全員ラインで繋がっているため、緊急時の指示・連絡等がとてもスムーズに運びます。

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