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キッズウィーク導入正式決定<その3>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年9月19日 12:46 PM
  • 未分類

<問題点その2>
私がさらに問題が大きいと考えているのは、この夏休み短縮の話が、子どもたちや家族団らんのことを考えて出て来た話ではないということです。もともとは、学校の教員の働き方改革の話の流れから出て来たものなのです。夏休みを減らして授業日数を確保することによって、普段の1日の授業の時間数を減らして、教員が夕方早く帰れるようにするという趣旨です。
確かに、今学校の先生方は、明らかに過重労働の状態にあると思います。ある調査によると、教員の半分以上が「過労死危険ライン」を超えて残業をしているということです。私の知り合いの教師たちに話を聞いていていても、朝7時台に出勤して、帰れるのは夜7時~8時というのが日常的な状態になっている方も多いです。まともに休憩が取れなかったり、持ち帰りの仕事が多かったり、土日は学校行事や部活の指導でつぶれてしまうというのもよく聞く話です。世間一般の方は「誤解」をしていることが多いと思うのですが、先生方は夏休みも通常通り出勤している日が多いのです。授業がないので有給を取りやすいということはありますが、まとめて休めるのは世間の皆さんと同じお盆前後の期間だけというケースがほとんどです。プールや部活の指導、研修会への参加等のスケジュールがビッシリ詰まっていて、普通の時より忙しいと言っていた方もいます。そんな状況で、「先生たちはいいよね。夏休みがたくさんあって」と言われるのはとても辛いそうです。

ちょっと話がそれました…
先生方の働き方改革を進めるのは絶対に必要だと思います。それならそれで、そのことを徹底して行けばいいわけです。話を伺うかぎり、日常の勤務についても改善できることはたくさんあります。私が具体的に感じていることは、「(必要のない)部活指導」「(無駄な)職員会議」「(無駄な)報告書作成等の事務仕事」の時間の削減です。外部の指導員や事務職員も含めて、職員の数を増やすことが必要かもしれません。民間企業と同じように、夜5時なり6時なりに強制的に終業する仕組み作りも検討すべきでしょう。
そういう本質に踏み込まないで、子どもたちの夏休みを減らすことによって普段の過重勤務を解消につなげようと安易に考え、それをあたかも子もたちや家庭のためであるというような論調で推し進めようとしていることが大問題だと思うのです。プレミアムフライデーの件もそうですが、アリバイ作りのための施策だと言われても仕方ないでしょう。
と書いていて、もしかして「有識者会議」のお偉いさんや大臣・官僚は、そんなアリバイ作りの感覚すらないのかもしれないと感じてしまいました。本当に直接的な効果が大きいと考えて提案しているのではないかと… そうだとすると、今後もこういう意味のない改革がどんどん現場に降りて来て、子どもたちはもちろん、保護者や先生方も含めて、かえって負担が大きくなってしまうようなことが多くなってしまうのではないかと懸念します。

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