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一問の重み・一点の重み<その4>

  • 投稿者: admin
  • 2017年8月22日 10:44 AM
  • 未分類

あれから35年くらいが経ちますが、あの場面は今でも鮮明に覚えています。結論を先に書くと、私は春高に出場することができていません。その試合(準決勝)で負けたということです。しかも、14対14に至るシチュエーションが非常に特殊でした。我がチームが14対8でリードしていたところから、追いつかれての14対14だったのです。「あと1点取れば全国大会」という場面は何度もあったのですが、その1点が遠かった… 正に「1点の重み」を痛感しました。その状況で追いつかれた時点で、精神的にはかなり追い込まれていたと思います。

練習ではそういう追い込まれた場面を想定して練習をして来ましたが、やはり本大会の雰囲気はまったく違いました。相手の気迫、会場の雰囲気、テレビカメラも含めたマスコミの動き等、あれで平常心ではいられる高校生はなかなかいないはずです。先にマッチポイント(14点)を取ってからチームが急に固くなり、段々追いつかれて来た時の作戦タイムの場面を思い出すと、まだ自分たちが勝っているにも関わらず、みんな顔面蒼白だったような記憶があります。ひと言で言うと、雰囲気にのまれたということになるのでしょうが、その前提として、試合中にもう勝ったと思ってしまったことや、全国大会に出た後のこと(テレビや雑誌に出られるとか…)を想像してしまったような油断があったと思います。勝負は下駄を履くまで分からないということを痛感しました。
ああいう場面になると、頼れるものは、今まで自分が培って来た努力と、それから来る自信しかないということがよく分かりました。ただし、「自分ほど頑張って来た人はいない!」と言えるような、本当の意味での自信を持てるところまで努力をしないと手に入れることはできません。

これは受験勉強でも同じことが言えると思います。生徒たちにも、このことは折りに触れて伝えて来ています。
夏の終盤に入ったこのタイミングで、少しこのことが分かりかけて来た生徒が多いようです。

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