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私立高校も無償化決定!?<その4>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2017年1月30日 12:17 AM
  • 未分類

私立高校の無償化については、2月の都議会で正式に承認され、4月から導入の運びとなることはまず間違いないようです。
その後何人かの高校の先生方と話をしましたが、今回の件はやはりかなり影響があると感じている方が多いです。まとめて言うと、私立の先生方は「とてもありがたい」「一世一代の大チャンス!」と捉えている方が多く、都立の先生方は「まいったな…」「何か考えないと私立に生徒を奪われてしまう」という危機感を感じている方が多いです。

実際にどんな影響が出るのかを考える時に、大阪府の事例が参考になります。大阪では、東京より一足早く私立高校無償化が進んでいます。年収制限額や支給額がもう少し低かったり、地域的に東京以上に公立志向が強かったりと、違う部分もあるのですが、結論をまとめると、一気に生徒が私学へ向かう波を止められませんでした。私立高校の無償化がスタートした年から、府立の地域上位校ですら定員割れとなったり、中堅以下の高校は存続することができず、高校の統廃合か一気に進みました。かなり大きな影響があったということです。
東京でも、このような状況に向かうであろうことは容易に想像つきます。ただし私は、進学指導重点校等一部の高校は、一定のステイタスが出来上がっているため、あまり影響を受けないと考えています。日比谷・西・国立のレベルは特にそう思います。立川・八王子東、そして国分寺のレベルは今後の取り組み次第でしょう。学校によって大きく差がつくことも考えられます。
私が一番影響を受けると思うのは、学区の2~3番手校です。八王子地域で言うと、町田・日野台のレベルです。今まで通りの状況に身を任せていると、あっという間に大変なことになってしまうと思います。具体的に言うと、そのレベルの高校とMARCHの付属高校とを比較して、前者を選ぶ生徒がほとんどいなくなると想像するからです。今は、「授業料が無料だから…」という消極的な理由で前者を選ぶ生徒(保護者)がとても多いのです。(私立の方は多少足が出てしまうにしても)両方無料になってしまえば、そこの価値基準がまったく変わってしまうことになります。
もちろん、学区の真ん中よりレベルが下の高校は、生き残りがなかなか大変な状況になって行きます。統廃合も一気に進むはずです。もしかしたら、小池都知事はそこまで想定しての決断をしているかもしれません。少子化が一気に進んで行く状況に合わせて、都立高校の数も一気に減らしたいと考えている節があります。
(次回に続く…)

コメント:1

町田市小学生の父 2017年1月31日

いつも有益な記事をありがとうございます。通学圏内でないのが残念です。
さて、(経済的な理由から)都立の縛りがなくなると、学力がありながら、安全策を取って一段階下の都立に通っていた層が、上のランクに挑戦するということですね。となると、八王子東では、学校内の上位層の一部がトップ校や私学に流れ、下位層は底上げされますね。問題は、ご指摘の通り、我が地元の町田高校です。進学指導特別推進校らしからぬ不振の進学実績を、何とかカバーしていた層が、八王子東にチャレンジしたり私学に抜けると、無事ではすみません。今でも、ずるずると入学難易度が下がっている状況ですが、地元の市議や都議の動きが鈍い(無い?)です。ダメもとで、予算や権限を学校に与えないと、どうにもならないと思うのですが。昼間は学力上位層が町田市内にいない。という状況はいかがなものかと思います。町田市は、地理的に他地区の都立高校に通いにくいので、油断しているとしか思えません。雑文、失礼しました。

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