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支給型奨学金がいよいよ始動!<その2>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年10月25日 12:57 PM
  • 未分類

私がお伝えしたかったことは、親が安易に「大学は奨学金を借りて行ってね」と言うべきではないということです。少なくとも、大学を卒業する時点で、子どもが数百万円の借金を背負って社会に出て行くのだという事実をきちんと認識し、子どもにもそのことをしっかり説明・納得させた上で借りるという決断をするべきです。
少なくとも20代のうちは、(奨学金返済のために)何かを我慢しないといけないケースも多くなるでしょうし、住宅や車等のローンも組みにくくなるはずです。(金融機関の審査にも影響があります) 住宅や車などのローンの場合は、手元に現物が現在進行形であるので、最悪それを売ってしまえばある程度の元手は残りますが、奨学金の場合はそれができません。過去の消費に対して、(一般的には15年以上)黙々と返済をし続けなくてはならないのです。

ちょっと話が逸れました。ここからが本題です。
政府(自民党)が、給付型(返済不要)の奨学金を本格的に導入することを決定しました。いつからスタートかがまだはっきりしませんし、財源を確保するために、他の税金の無駄使いを圧縮するところがまだうまく進んでいないという話が伝わって来ますが、とにかく本気で給付型の奨学金を制度化するということは決めたようです。
この話だけ聞くと、「やっと国も重い腰を上げたか… これで我が子が大学生になった時は、返さなくてもいい奨学金がもらえるかも?」などと考えてしまった方もていると思います。しかし、ちょっと待ってください。事はそんなに甘くないのです。おそらく、このブログを定期的に読んでいただいている方には、まったく無縁の話である可能性の方が高いのです。

今の段階で判明している(確定だと言われている)情報を整理しておきます。

〇2018年度からのスタートを検討しているが、自民党は(解散総選挙も睨んで?)2017年度から導入したい意向である。
〇生徒1人に一律月3万円を支給する。(返済不要)
〇成績要件は、高校の評定平均4.0以上。
〇それ以外に、特殊な事情がある生徒の推薦枠も設ける。
〇収入要件は、生活保護該当家庭、住民税非課税家庭を軸に検討する。

いかがでしょうか? 突っ込みどころが満載な感じです。
(次回に続く…)

コメント:1

Cap 2016年10月26日

先生はじめまして。
今年妹の息子が高校入試を控えているものです。
愚息も再来年に大学入試を控えております。

給付型奨学金の件。多忙ゆえに情報の追跡が留守になっておりましたところ、
貴ブログの配信に大変助けられているところでございます。
誠にありがとうございます。

要件を拝見する限り、これは奨学金というよりは生活扶助。
支給するのは余りにも当たり前ではないでしょうか。
「勉学」を「奨励」する「資金」という奨学金本来の主旨を満たしうる水準に到底達していないと感じます。

先日、国立大学の現在の学費を知りまして、
余りにも私がかつて学んだ時分に比べて高額であることに愕然としました。
賛否両論はありましょうが、あわゆる公立高校無償化政策も廃止されました。
一方で東京はまだ余程ましに感じますが、
地方ではいまだに公立学校でも部活での体罰など横行し、
生徒の進路に介入しておきながら進学先の高校・学部学科などが不適合でもあっけらかん、
といったこともあると聞きます。

数年前まで職場で対仏業務を担当しておりました。
フランスではリセ・ルイ・ル・グランなどの公立進学校がハイレベルな教育を廉価で提供し、
グランゼコールの学生は国家公務員待遇で給与さえ支給されております。
そこまでせよとは言いませんが、
良い加減に「口は出せども金は出さない」体質を改めねば日本の未来はないと考えます。
いつまでも「最近の若者論」を言っている場合ではないと思います。

ご多忙の極みとは存じますが、今後とも情報発信を頂ければ幸いです。
先生と教え子の皆様の御健勝をお祈り申し上げます。

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