ホーム > 未分類 > 支給型奨学金がいよいよ始動!<その1>

支給型奨学金がいよいよ始動!<その1>

  • 投稿者: gs_staff
  • 2016年10月24日 3:07 PM
  • 未分類

意外と知られていないことなのですが、現在、国やそれに準ずる制度としては、支給型の奨学金は存在していません。すべて貸与型なのです。しかも、無利子の第一種は、成績要件等がかなり厳しく、ほんの一握りの学生しか該当していません。地域ごと、大学ごとに支給型の奨学金も存在しますが、これもかなりの高倍率でなかなか難しいケースが多いようです。ということは、今奨学金をもらって大学に通っている学生のほとんどは、有利子(年利2~3%が多い)の第二種奨学金を「借りている」ことになります。
大学の4年間で数百万円の借金をしているのと同じことなのです。その自覚がないままに借りている学生(保護者)も多く、就職ができなかったり、若いうちは収入が少ない場合が多いため、返済を滞らせてしまったり、返済に追われて生活が苦しくなってしまっている、いわゆる「奨学金難民」も多数存在します。私の教え子の中にも、就職した後、30歳過ぎまで月3万円程度の返済が続いている者が結構います。これは、なかなかしんどい話なのではないでしょうか?

私は、基本的に「奨学金は借りるな!」という考え方です。一生のうちで、住宅ローンに次いで大きな借金にあたるわけですが(普通は車のローンよりは返済額が大きくなります)、将来のリスクがあまりにも大きすぎるからです。実際、奨学金の返済によって身を崩してしまった教え子も知っています。「そんなに多額の借金をしてまでも、その大学に通う価値があるのだろうか?」ということも含めて、再度検討する必要があるのではないかとすら考えています。

「じゃあ、お金がないのにどうしても大学に通いたい学生はどうすればいいのか?」という話ですが、私が大学生の時の話を書きます。
今だから言える話ですが、我が家は決して裕福な家庭ではありませんでした。私が就職した後も、しばらくは都営住宅の6畳と4畳半2部屋に、家族4人で暮らしていましたので、だいたい状況をご理解いただけると思います。当然、貯蓄もほとんどありません。しかし私は、私立の高校・大学に通わせてもらいました。親との約束で、私立に行くなら、高校までは学費を出せるけど、大学の分は無理だと言われていました。そのことはよく理解していたので、私は様々考えて、自分でアルバイトをして学費を稼ぐ計画を立てました。(奨学金の選択肢は考えもしませんでした) 高校の卒業式終了と同時にアルバイトを始め、大学入学後も含めて、だいたい平均して月7~8万円は収入があったと思います。今とは物価も違い、大学の授業料は初年度70万円、2年目以降40万円くらいだった記憶があるので、学費を余裕で払った上で、バレーの遠征・合宿の費用や、自分のおこづかいも賄えていました。
大学の授業はほとんど出席を取らず、試験やレポートだけきっちりこなせば単位を取れたこと、ゼミや卒論が必修ではなかったこと等好条件はありましたが、教職課程も取っていましたし(これはほとんど出席確認がありました)、週に3日はバレーボールの練習があったので、大学の4年間はなかなかハードでした。コンビニとガードマンの夜勤(夜から朝まで)が中心でしたが、夕方~夜は、塾の講師と家庭教師という時給が高い仕事が多かったことも助かりました。単発日雇いの肉体労働もたくさんやりました。(引っ越し補助や什器運搬等) 大学の夏休みが書き入れ時で、一気に稼ぎにかかったのですが、2年生の夏は無理して働き過ぎて(1日3つの仕事をかけ持ちしたりとか)倒れてしまい、稼いだ分が入院代でほとんど出て行ってしまったというオチもありました…

有利子の奨学金を借りるくらいなら、在学中にちょっと無理してアルバイトをしてでも、その場で学費の支払いを完済してしまうのがいいと考えているということです。それでも奨学金を数百万円規模で借りると言うのであれば、将来万一子どもが返済できなくなった場合は、親が代わりに払う覚悟を決めた上で借りるべきだと思います。(親が連帯保証人となる場合はもちろんですが、制度保証をつける場合も含めてということです)
(次回に続く…)

コメント:0

コメントフォーム
入力した情報を記憶する

トラックバック:0

この記事のトラックバック URL
http://www.gssk-h.com/blog/wp-trackback.php?p=8028
トラックバックの送信元リスト
支給型奨学金がいよいよ始動!<その1> - GS進学教室 より

ホーム > 未分類 > 支給型奨学金がいよいよ始動!<その1>

検索
フィード
メタ情報

ページの上部に戻る